ゆめつげ の商品レビュー
賛否両論分かれる話かもしれないけれど、個人的に大好き。 弟が兄を起こす時の容赦の無さが良い。この兄弟、本当に好きだ…!本編以前の話でよいので、続編熱烈希望。
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「夢に入る」って設定は面白いけど、細かい決まり事がないからイライラする。 主人公の弓月でさえ「こんなことは初めて」とか言っちゃってるし、推理しながら読みたい派のわたしは不満。 どんな解釈もできそうな中途半端な(今の世の占いもそうだけど)「夢告」をネタに書くのって、すごく難しいこと...
「夢に入る」って設定は面白いけど、細かい決まり事がないからイライラする。 主人公の弓月でさえ「こんなことは初めて」とか言っちゃってるし、推理しながら読みたい派のわたしは不満。 どんな解釈もできそうな中途半端な(今の世の占いもそうだけど)「夢告」をネタに書くのって、すごく難しいことなのでは。 しかも出てくる人の個性がないというか印象が薄くって、えーっとこの人は誰だっけ?って読み返すことが度々。 最近いろいろな登場人物や設定のお話を書いている畠中さんだけど、どれもイマイチでぱっとしないと思っちゃうのは、わたしだけなのか。
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幕末を舞台とした、ちょっとSF(超能力もの)っぽい作品。 いつもの畠中作品と違って、付喪神はは登場しない。 ストーリー展開はありきたりと言えばそれまでだが、最後まで飽きることはなく、読み終えることができた。
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しゃばけとはまた違った不思議さがあります。 疾走感と不思議さと時代物が好きなら読んどいて損はないと思うのです
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読みやすい。これは小説の一番大事な要素であろう。畠中作品は一貫して読みやすい。頼りなげな愛すべき人物が主人公なのが良いのだろう 彰彦が弓月を伴って京へ行かなんだは残念だがこれは別の作家の領分かも知れないと一人納得
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この本で この方の作品は 2冊目ですが、キャラに個性がないので どちらの話しも同じ主人公に感じる。話の中のキャラも似たり寄ったりで 個性が欲しい。お話も良くある 生き別れの子供探しで長編かぁって 感じです
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神官の兄弟、夢告、神社。展開がなかなか早いので、読み進めるのに時間はかからない。ただ、記憶には残りにくいかも。
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幕末から明治の改変で大変なのは武士だけじゃないのね。 深刻かつ陰惨な話になりそうなのを主人公ののんびりさ加減が絶妙でつい引き込まれて一気に読んでしまったが、また読み返したいほどではないかな。 しゃばけシリーズでのんびりしたいです。
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舞台は江戸末期ですかね。小さな神社で神官を務める兄弟の話。兄には頼りなくはあるが、占いの才があり、事件に巻き込まれる…と言った感じでしょうか。 今回も全体的にちょっと暗め・重めなんですが、主人公ののんびりした性格がそれを多少緩和しているかも。 江戸は火事が多いと言いますが、最...
舞台は江戸末期ですかね。小さな神社で神官を務める兄弟の話。兄には頼りなくはあるが、占いの才があり、事件に巻き込まれる…と言った感じでしょうか。 今回も全体的にちょっと暗め・重めなんですが、主人公ののんびりした性格がそれを多少緩和しているかも。 江戸は火事が多いと言いますが、最近読んだ畠中さんの作品は三作続けて火ネタが来ましたね。時代ものには大きな史実を軸にしたものが殆どですから、災害もその一つなんでしょう。十年前の大政の震災での出来事が本編に繋がっています。 そしてこれまた畠中さんの作品で続けて取り上げられている、不妊、それと誰の子であるかと言う問題。 時代ものですからね、まあ時代が時代だから、と納得させようとはしていますが、妻の不義に腹を立てる夫こそ余所に妾を沢山こさえてる、と言う。 畠中さんて男性目線で書くのが巧いなあと言う印象があるのですが、それって結局女性だからわかる部分やも知れませんね。 男性を正当化しているのでは無く、それによって暗に責めている気がする(笑) その方が読み手としては釈然としないものがしこりのように胸に残って、考えさせられたりします。 さて… 次はもうちょっと微笑ましい作品がいいな(^^;)
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ゆめつげ先の事や知りたい事が簡単に占えたら手っ取り早いんだろうけど、本質に近付きながらはっきりしないところが興味を惹いて面白かったです。
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