「俯瞰」でわかる決算書 の商品レビュー
2度目の読了。 ■PL 売上総利益:付加価値(競争力) 販管費:人件費・オフィス代・広告宣伝費等 営業利益:本業の収益 営業外損益:有価証券の売却・評価・配当金・利息等 経常利益:本業の収益+財務の損益 特別損益:貸し倒れ、設備・土地の売却等 純利益:投資家から見た企業の...
2度目の読了。 ■PL 売上総利益:付加価値(競争力) 販管費:人件費・オフィス代・広告宣伝費等 営業利益:本業の収益 営業外損益:有価証券の売却・評価・配当金・利息等 経常利益:本業の収益+財務の損益 特別損益:貸し倒れ、設備・土地の売却等 純利益:投資家から見た企業の実力 ※中小企業・成長企業には、利益よりも売上が必要。 (コスト削減には限界があるから) ■BS 自己資本比率から見る(25%未満は厳しい。40以上だと良い) ・流動資産。現金化しやすいもの。 ・固定資産が多いのは製造業が多い。有価証券や株式も固定資産。 ・固定資産の割合で、固定資産を効率的に活用しているか比較できる。キャノンVSソニー ・利益剰余金と資本金 ・PLに多額の営業外収益が発生している場合は、それを生み出している固定資産が計上されている可能性が高い。 ・資産の急増は、M&Aの可能性あり。ソフトバンク。 自己資本比率の低下は、責めている経営しているため。(有利子負債の増加。長期借り入れ、社債) ■CF PLの補助的役割(売上と入金のずれ、固定資産の購入と減価償却の費用のずれ) ・営業活動 基本+ ・投資 −は設備投資、有価証券の運用結果 ・財務 +は調達、−は返却 ※自己資本比率が低くて、財務が−は要注意 ※財務が+は、何に使っているかが重要 ※時系列で比較して、その傾向がわかる。 営業で稼いだ利益で、投資をまかなっているか。財務までまかなっているか。もしくは利益じゃ足りないから財務で調達しているのか。 ※CFの営業活動の利益とPLの利益は異なる。減価償却等。 PLの利益+減価償却=キャッシュの増加 固定資産の多い会社は、利益−でもCFでは+になることもある。 ※収益と費用(いつ発生したか)、収入と支出(お金の動き) ※在庫の問題。利益が本当に設けとは言えない. ※利益は意見。キャッシュは事実。(減価償却等経常基準変えられる。) ※JAL 利益剰余金が−で、CFの財務が−な場合、銀行が追加融資をしなかった場合がある。自社で増資を行い、自己資本比率を高めて、金融機関の信頼を取り戻す。 ※CFで−が続く場合、自己資本比率は低下し、資金ショートの恐れが出てくる。 ※キャッシュリッチ企業(任天堂・武田薬品) 販管費の3-4倍。十分投資しているのか?株主に汗顔しているのか?株主への配当金は、財務−にする。任天堂や武田薬品の財務−の理由は配当。 成長企業 営業- 投資- 財務+ 安定企業 営業+ 投資- 財務- 衰退企業 営業- 投資+ 財務- ※CFの分析 日産のリバイバルプラン。投資抑制による影響、NOVA 急激なキャッシュ減、ソフトバンクの責める姿勢
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実例中心のため、非常にわかりやすいし読んでいて興味深い。 何をどうとらえるか?ポイントを教えてくれるので、すぐに実践できそうな気がするのは、気のせいだろう… そんなに簡単な筈はないのだから…
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決算書に関する書籍として、とても分かり易い一冊。 一見複雑に見える決算書について、最初に全体像を丁寧に解説し、細部を追加補足するスタイルがとても分かり易い。 最初に読む一冊として、オススメです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
公認会計士、且つ、コンサル会社代表である筆者が、決算書をざくっと読むコツを教えてくれる本。かなり初心者向け。ポイントは下記の通り。 ①売上が大事?利益が大事? →大企業では利益、中小・ベンチャーではまず売上。なぜなら、後者は、コスト削減をして利益を出す・・・という前に、そもそも売上を立てないと話にならない段階だから。 ②B/Sを3分類して考える。 →「安泰型」 固定資産<純資産 「安定型」 固定資産<純資産+固定負債 「不安型」 固定資産>純資産+固定負債 ③利益は意見、キャッシュは事実。 →利益は減価償却の仕方などにより操作が可能。それに対し、キャッシュの出入りは事実を記すことしかできない。 ④CF計算書も3分類して考える。 →「成長企業」 営業CF△、投資CF+、財務CF+ 「安定企業」 営業CF+、投資CF△、財務CF△ 「衰退企業」 営業CF△、投資CF+、財務CF△
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書評はありません。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自己資本比率=25%以下低い、40%以上高い BSの左=会社の財産=お金をどう使ったか BSの右=会社の元手=お金をどうやって集めたか 固定資産には工場、設備以外に、投資有価...
書評はありません。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自己資本比率=25%以下低い、40%以上高い BSの左=会社の財産=お金をどう使ったか BSの右=会社の元手=お金をどうやって集めたか 固定資産には工場、設備以外に、投資有価証券、関係会社の株式も含まれる ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ プロローグ できる人は、決算書を俯瞰して読んでいる 決算書が使えるようになるには? 俯瞰して数値を読み取るために ほか 1 PLを多読して、儲けの感覚を身につけよう これだけは知っておこう(PLの最低限の知識) 本業の収益力をもっとも如実に表す利益=営業利益 ほか 2 BSを多読して、資産と負債のバランス感覚を身につけよう これだけは知っておこう(BSの最低限の基礎知識) 純資産は多いほうがいい ほか 3 キャッシュフロー計算書を多読して、お金の流れの感覚を身につけよう これだけは知っておこう(最低限の知識からはじめる最低限のキャッシュフロー計算書) キャッシュフローの合計はプラスでないと会社は続かない ほか ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆マインドマップ◆ http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/34e3d5ca72c1f4b2.png
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財務諸表の見方の基本解説書。簿記は財務諸表を作る人のための学問で、読むためには簿記の勉強よりも数をこなす方が大事、というのは同感。しかし、あまりに内容が、、、30分ぐらいで読める。
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読書期間:2008.08.31-2008.09.03 「決算書をつくる人」ではなく、 「決算書をつかう人」の視点から説明されている。 PL・BS・CFに関して、 具体例が多く、平易に述べられていて読みやすい。 有価証券報告書などの決算書を見ながら もう一度読み返してみたくな...
読書期間:2008.08.31-2008.09.03 「決算書をつくる人」ではなく、 「決算書をつかう人」の視点から説明されている。 PL・BS・CFに関して、 具体例が多く、平易に述べられていて読みやすい。 有価証券報告書などの決算書を見ながら もう一度読み返してみたくなるような内容である。
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