ネコを撮る の商品レビュー
タイトルどおり、ネコを撮る本。写真も少し出ているけれど、写真集ではありません。ネコを撮るための時間帯、ロケハンなどの技術や心構え。そして、「ネコが動いちゃったから撮れなかったんだ」ではなくて「自分の動きがこうだったからネコに嫌われたんだ」という判断のほうが、得るものが多い、という...
タイトルどおり、ネコを撮る本。写真も少し出ているけれど、写真集ではありません。ネコを撮るための時間帯、ロケハンなどの技術や心構え。そして、「ネコが動いちゃったから撮れなかったんだ」ではなくて「自分の動きがこうだったからネコに嫌われたんだ」という判断のほうが、得るものが多い、という話。岩合さんの異常なまでのネコへの接近方法の秘密。ネコはただいるだけで美しいので、それに頼ってしまうけれど、コンポジションづくりが抜け落ちてないか、って。いやあ~、なんだかネコとお近づきになれる気がしますよ!
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ネコという視点で旅をしてみたく。 ボクは特に、動物が好きというわけではない。 さらに言うと、最近、タイでイヌに追いかけられ、どちらかというとイヌは苦手だ。 だからといって、よくイヌと比較されるネコが好きなわけではない。 そんなボクだが、旅先では動物が気になる。 普段見えない...
ネコという視点で旅をしてみたく。 ボクは特に、動物が好きというわけではない。 さらに言うと、最近、タイでイヌに追いかけられ、どちらかというとイヌは苦手だ。 だからといって、よくイヌと比較されるネコが好きなわけではない。 そんなボクだが、旅先では動物が気になる。 普段見えないものが、旅先では見えるからかもしれない。 特に、よく旅をする台湾でもネコを見かける。 台湾のネコは、どこかのんびりしている。 日本のネコよりも、暖かい感じがする。 それは、南国の特性か、お国柄がでているとか。 本書は、動物フォトグラファーの書いた新書。 ネコを撮るというタイトルだが、ネコ撮影法のノウハウというよりも、ネコとのコミュニケーション方法やネコに関するエッセイのような感じがする。 写真も豊富で、読んでいるだけで、ほのぼのした気分になる。 ボクは、本書でネコを好きになってしまいそうだ。 また、世界のネコということで、ギリシャ、イタリア、スペイン、エジプト、中国などのネコが紹介されている。 面白いことに、各国のネコからお国柄を感じる。 ネコはヒトから影響をうけているかのようだ。 また、日本のネコは夜型化しているという記述もあった。 やはり、ネコはヒトと共存しているのかもしれない。 本書は、ネコという視点で、世界のお国柄からネコ撮影方法、そして癒しを得ることができる。
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写真を通して見つめるネコの魅力がたくさん書かれていて、ネコ好きにはたまらない一冊だと思います。ネコは一見寝てばかりいるようで、実はとっても感情豊かな動物。話しかけるとまるで言葉がわかっているかのように応えてくれることがあるから驚きです。岩合さんはこの心の対話を通したネコ付き合いを...
写真を通して見つめるネコの魅力がたくさん書かれていて、ネコ好きにはたまらない一冊だと思います。ネコは一見寝てばかりいるようで、実はとっても感情豊かな動物。話しかけるとまるで言葉がわかっているかのように応えてくれることがあるから驚きです。岩合さんはこの心の対話を通したネコ付き合いをとても大切にされているのですね。私もネコの写真を撮らせてほしくなりました。
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購入書店:紀伊國屋書店BookWeb; 読書環境:Kinoppy Android; コンテンツ形式:XMDF
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写真家岩合光昭による猫写真の撮り方の本なのだが、写真技術書と云うよりも写真付きの猫エッセイになっている。掲載写真の撮影データなどもう少し詳しい方が良い。猫との付き合い方のヒント満載。
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ネコの写真の撮り方の本、かと思ったが、ある意味でそうで、ある意味で違った。写真の撮り方、というより、この著者がいかにネコが好きか、の方が伝わってきた。ネコに写真を撮らせてもらってる、という感じがひしひしと伝わってきた。また、ネコへの近づき方なども、著者の長い経験の中から編み出しており、とても参考(?)になった。 なぜなら僕も、ネコが好きだからだ。
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猫は、本当に鼠を取るために飼われているのだろうか。 あるときは、食い物はないかと催促をする。 あるときは、人間のことなどそ知らぬ振りをする。 あるときは、動くものを追いかける。 猫の視線に、生き物としての姿勢を見ることができるかもしれない。 日本猫のように、飼い猫、野良猫を問わず、まったりとした、ゆったりとした雰囲気をかもしだしているかもしれない。 それぞれの空間と視線を切り出す写真。 猫の写真といえば、この人。 情報満載の本なので、一枚でも猫写真を持っている人なら読んでみると飽きない。 「早起きは三文の徳」とのこと。てっきり「得」だと思っていた自分が恥ずかしい。 徳1 カメラマンの基本。光を見方につける 徳2 朝、ネコは朝日を浴びに出てくる 徳3 健康の第一歩、歩く、歩く、歩く アサヒカメラ2001年1月号に面白い特集があるとのこと。 ネコの撮影方法と、海外でのネコの撮影の記録。 猫科の他の動物の話題も最後にある。 似た行動をとるらしい。 ps. 撮影場所と撮影日の情報があるとうれしい。 同じ場所で、同じ猫が撮れたら最高。
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私でも名前を知ってるくらい、「動物写真といえばこの方!」な写真家岩合氏の撮影指南書(?) といっても技術的なはうつー本ではなく、ネコ、ひいては自然や街並みを「撮らせていただく」心構えを語られてます。 でもネコ写真。 たまらんネコ写真。にゃー。
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ネコの写真と言えば、岩合さん。 カメラ雑誌アサヒカメラのカレンダーでもお馴染み。 いい表情してるんですもの。 ・・・ネコが! 読後当時(20070607)にブログに掲載したコメントです。
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[ 内容 ] 写真はネコに始まり、ネコに終わる。 すばらしい「ネコ写真」は、すべての写真にも通じます。 モデルネコの探し方、機嫌のとり方、シャッターチャンス、「ネコフォト」のヒント満載。 [ 目次 ] 第1章 ネコにアプローチ(早起きは三文の徳 ネコを撮るなら朝のはずだが ほか...
[ 内容 ] 写真はネコに始まり、ネコに終わる。 すばらしい「ネコ写真」は、すべての写真にも通じます。 モデルネコの探し方、機嫌のとり方、シャッターチャンス、「ネコフォト」のヒント満載。 [ 目次 ] 第1章 ネコにアプローチ(早起きは三文の徳 ネコを撮るなら朝のはずだが ほか) 第2章 撮影編(いきなりはダメ 準備体操―ネコを安心させる ほか) 第3章 世界のネコ(ヒトの道はネコの道 こんなところにもネコ ほか) 第4章 野生のネコ(ライオン百獣の王説に限らず、ライオンへの誤解?は多い ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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