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「騙されない!」ための経済学 の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2009/10/04

● 権力の側にいる者が、その他の無知な大衆から収奪する、これが資本主義の本質です。 ● 金融の世界では、資産10億以下の人は所詮「ゴミ」 ● 要するに発券銀行というのは、お金という商品を生産するメーカーですから、メーカーが自社製品の価格が高ければ嬉しいのと同じように、自社製品...

● 権力の側にいる者が、その他の無知な大衆から収奪する、これが資本主義の本質です。 ● 金融の世界では、資産10億以下の人は所詮「ゴミ」 ● 要するに発券銀行というのは、お金という商品を生産するメーカーですから、メーカーが自社製品の価格が高ければ嬉しいのと同じように、自社製品が値上がりするデフレは生理的に嬉しいのです。 ● 水商売国家を選択したアメリカは、製造業が成り立たなくなりました。額に汗して働く人の価値が貶められてしまったのですから、当然の成り行きだと言えます。 ● 経団連というのは要するに、勝ち組企業が有利になるよう政策に働きかける機関だと思っていれば間違いありません。 ● だから、いちばん合理的なのは、政府が「公的年金は破たんしました」と頭を下げて、少子高齢化社会にあった年金制度を一からつくり直す。それこそが本当の構造改革のはずです。 ● 円安とは、日本が発展途上国扱いされているということ ● なんでもギリシャでは週48時間を超えて働くと、超えた分には特別の税金がかかるのだそうで、その税率がなんと100%。つまり、残業手当は全部税金で取られて手元には1ユーロも残らないのです。これでは誰も残業しようとは思いません。

Posted byブクログ

2009/10/04

新聞やテレビニュースが、真実をそのまま伝えていると思ったら大間違いであることがわかる本。経済の知識がないまま報道を鵜呑みにして、そのニュースの本当の意味やそれが自分にどう関わってくるのかは決して見えてこない。いつのまにか政府やお金持ちの都合のいいように操られ、気が付いたら格差社会...

新聞やテレビニュースが、真実をそのまま伝えていると思ったら大間違いであることがわかる本。経済の知識がないまま報道を鵜呑みにして、そのニュースの本当の意味やそれが自分にどう関わってくるのかは決して見えてこない。いつのまにか政府やお金持ちの都合のいいように操られ、気が付いたら格差社会の最底辺に…などということも起こってしまう。 そのようなことが起こらないようにこの本は、そういった「バイアスのかかった情報」に騙されないための視点と、必要最低限の経済知識をやさしく教える一冊。 難しい経済用語も簡単な例をあげたり、わかりやすく解説しているので読みやすい。

Posted byブクログ

2009/10/04

メディアのコメンテーターで見かける著者が、テレビでは言えない裏話を公開。批判中心。 経済の知識が無い人に、常識として持つべき「感覚」を伝えている。 ただし、これだけでは経済の勉強にはならない。

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2009/10/04

ニュースの本当の意味を考える。誰がどんな手口で騙そうとしているのか常に考えなければならない。 2008  11/4

Posted byブクログ

2009/10/04

ウラ読み術は自分なりの視点があるからこそできるもの。モリタクの視点(庶民感覚)から見た経済ニュースは興味深いですね。図書館予約数は25(08/07/26現在)です。

Posted byブクログ