太郎物語 の商品レビュー
母からこの小説を貰っ…
母からこの小説を貰って読んだのだが、特に時代的錯誤も無く、その面白さは普遍的要素を含む。太郎の、物事に執着しない、ある意味きっぱりとした態度には見習わなければならないと思うところがある。この物語の主人公は著者の息子をモデルにしていると言われているが、どこが真実で、どこがフィクショ...
母からこの小説を貰って読んだのだが、特に時代的錯誤も無く、その面白さは普遍的要素を含む。太郎の、物事に執着しない、ある意味きっぱりとした態度には見習わなければならないと思うところがある。この物語の主人公は著者の息子をモデルにしていると言われているが、どこが真実で、どこがフィクションなのかは定かではない。しかしそのようなことはどうでもよいのだ。またこの小説は‘高校編‘があるので、そちらから読むほうが妥当だろう。
文庫OFF
今から25年ほど前の…
今から25年ほど前の太郎の青春物語。大学生の太郎は独り暮らしを始める。さわやかでユーモアーのある話。高校篇もオススメです
文庫OFF
1976年にTV放映された、NHK銀河テレビ小説「太郎の卒業」の原作本。 (前年に同じくNHK銀河テレビ小説」「太郎の青春」の続編として放映された。) 当時、購入して読んだこの文庫本を書棚から見つけて、再読。 この原作本では、名古屋で大学生活を始めた主人公・太郎の大学1年生が終わ...
1976年にTV放映された、NHK銀河テレビ小説「太郎の卒業」の原作本。 (前年に同じくNHK銀河テレビ小説」「太郎の青春」の続編として放映された。) 当時、購入して読んだこの文庫本を書棚から見つけて、再読。 この原作本では、名古屋で大学生活を始めた主人公・太郎の大学1年生が終わり、2年生の春、新入生を迎える前が描かれている。下宿屋・賃貸アパートではなく、マンションの一室を両親から買い与えられるという、今の時代から考えても異質な大学生活のスタート。それゆえか、マンション購入に至る色んな理由・理屈、周囲の反対の声なども書かれてあり、そのためか紙面の多くの部分を、この話題が占める。大学の授業やサークルのことはあまり触れられておらず、アルバイトもしていない様子。 自分自身、当時、このTVドラマを楽しみに観ていた記憶はあるが、何が描かれていたのかはほぼ覚えていない・・・。キラキラと楽しそうな大学生活に憧れていたのか??
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親元を離れて大学生活を始める高揚感は面白かったが、何事にもいちいち理屈を並べる太郎の言動は高校編よりもさらに鼻についた。最後のシーンもよくわからないまま唐突に始まり締められた。これぞというテーマもない。これを読まなくても人生に全く損はないと思った。
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大学受験の年にテレビ番組で話題になり、自分がやりたい分野があった太郎さんのいる大学の同じ学科に入学して後輩に。
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人類学の本を読み、食事を作り、女の子のレポートを引き受け……親許を離れた太郎の多忙な大学生活一年目。ひたむきな青春を描く。
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太郎はこの後どうなったのだろう?山中良子は?藤原は? 大学の時から何度か読んでいる本。またいつか読むだろう。
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35年前。 この本を読み、そして、NHKのドラマを見て、僕は猛烈に大学へ行きたくなった。 初心に戻るために再読。#nhk #曽野綾子
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大学に入り、新たな経験をスポンジが水を吸収するように成長していく太郎。親の子を見守る目も確かだ。学生の時に読んでいたら、目標を持って、もう少し勉強する気になったかと思う。13.7.20
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太郎の親の接し方は、一つのコーチングのあり方なんだと思う。 いろんなことを感じながら育つのが子どもなんだろうから、楽しい、リーズナブルな感受性を持った子どもに導きたい。 親の背中が重要なんだと思う。
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