太郎物語 の商品レビュー
料理のレシピが素晴らしい 食は生きる基本だなあ 太郎の優等生っぽさが鼻につくが許す 五月素子の場面と母親からの手紙で もの悲しさが漂い始めたが 最後はからっと幕を閉じる
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教育はむしろ、 どんなに勉強し難い状態でも勉強できるような人間を作ることにある。 この意味がよく分かる作品。 (2011.09.20)
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高校生の頃に読みました。大学生の生活を少しだけ垣間見られて面白かったです。文化人類学を専攻する学生が読む本もちょこちょこ載っていて、レヴィ・ストロースなんかも出てくるのですが、実際大学へ行ってから参考になりました。主人公太郎君の料理好きな部分も非常に興味をそそられて読みました。
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高校編も面白かったけど、本当に魅力的な主人公と両親。 学校に行ってるエピソードがあまりないけど、 食べること、人との付き合い方など人生に必要な知恵やヒントが描かれ、 生きてゆく元気が湧いてくる本
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高校編でも書いたけど昔の記憶って段々薄れて行くもんだね。自分は、こんなだったかなと考えるとね、思い出せない事の方が多くて、困る事が或る。こうして昔読んだ本を読み返して、記憶を辿るしかない。
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独り暮らしを始めた太郎が、ますます生きていくことに貪欲に、果敢に、成長していく。生命力強いなあ。どこでもどうやっても生きていく、そういう人間ってやっぱり強いや、と思う。 太郎物語の中に、「作品が正しく評価したいなら、著者の名前を隠せば良い」という言葉があり、それはどちらかとい...
独り暮らしを始めた太郎が、ますます生きていくことに貪欲に、果敢に、成長していく。生命力強いなあ。どこでもどうやっても生きていく、そういう人間ってやっぱり強いや、と思う。 太郎物語の中に、「作品が正しく評価したいなら、著者の名前を隠せば良い」という言葉があり、それはどちらかというと「名声や権威に引きずられないように」という意味で使われていると感じたのですが、今、別の意味で、この作者のこの作品がそういう状態にあります。 作者が何を言ってるかを考えたらとても読みたくない。太郎物語の自由な自律心が、あんな自己責任論みたいなものに変貌していくなんて思いたくない。
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太郎母「一つのことやり始めたら、やり遂げるのがいいっていうのも、程度問題だからね」←名言。最後までやり通すことにプレッシャーを感じる必要はないと思う。
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この「太郎」さんに恋しました。なんていうか、回りにはいなかったタイプ。配偶者と似てる。(っていうか、似てたから配偶者になったのか?)
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親の書棚にあったので大学編の方を先に読みました。高校生、大学生の時は、ちょっと自分と時代は違うものの、強く自分の考えを持ち、しなやかに知らない都市で生きていく主人公の姿に共感を覚え、高校生のときはまだ知らぬ大学生活に、大学生のときは、一昔前の大学生の生態観察として、大変面白く読み...
親の書棚にあったので大学編の方を先に読みました。高校生、大学生の時は、ちょっと自分と時代は違うものの、強く自分の考えを持ち、しなやかに知らない都市で生きていく主人公の姿に共感を覚え、高校生のときはまだ知らぬ大学生活に、大学生のときは、一昔前の大学生の生態観察として、大変面白く読みました。でも大人になってからは、作者の意図が見え透いて、余り好きではなくなりました。別に見たくなかったけど、大して隠されていもいないあけすけな意図が見えてしまい、幻滅。というかありがち。著者の実の息子の名前も太郎で、北山大学ならぬ南山大学で人類学をやっていると聞けば、誰だって思うんじゃないですか?元文化庁長官で作家の父親と有名女流作家が、自分の息子が都落ちして東京では余り知られていない大学に入った言い訳。というのは意地の悪い見方でしょうか。ウチの子は自ら非有名大学に入って、儲かりもしない文化人類学をやっているんですって、別に自分の文才を利用して、わざわざ宣伝しなくてもいいと思いますがねえ。。。
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