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くまとやまねこ の商品レビュー

4.5

186件のお客様レビュー

  1. 5つ

    106

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2021/06/05

大人向けの絵本です。 本そのものがものすごくかわいい(という表現は適切ではないかもしれませんが)。 酒井駒子さんの画が持つチカラ、 湯本香樹実さんが書く、穏やかであたたかな喪失感からの立ち直り方に、こころの深くが動かされました。 大切なひとを失ってしまったことを 受け入れて、...

大人向けの絵本です。 本そのものがものすごくかわいい(という表現は適切ではないかもしれませんが)。 酒井駒子さんの画が持つチカラ、 湯本香樹実さんが書く、穏やかであたたかな喪失感からの立ち直り方に、こころの深くが動かされました。 大切なひとを失ってしまったことを 受け入れて、また生きていく旅路のおはなしです。 ※2014年の読後感です。 ちいさなえほんや「ひだまり」さんセレクト、 ”10才までに読みたいこころが豊かになる100冊”より。/AMI

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2021/03/13
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すごく切なくて、優しい絵本だった。 亡くなったことりをきれいな箱に入れてあげた様子で、飼い犬を見送ったときを思い出して泣きそうになった。 森のみんなもくまくんのことを思っての言葉だったろうけど、やまねこが一番必要な言葉を掛けてくれた。きっとくまくんが想像するように、やまねこにも似たような経験があったんだろう。それを思ってまた泣きそうになった。

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2021/02/12

ある日突然訪れた親愛なる友のことりの死を徐々に受け入れながら前を向き、友の分まで懸命に生きようとするくま。くまのことりに対する寂しさと寂しさの裏にあるたくさんの愛情に心を打たれた。またイラストやページの色合いも物語と非常に調和されていて、切なくて温かい。いい絵本に出会えた。

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2020/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

くまくんが親友のことりの死を受け入れていく、再生と、新たな出会いの物語。 やまねこのタンバリン。 「ぼく、れんしゅうするよ。おどりながらタンバリンをたたけるようになりたいな」

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2020/09/23

死んでしまった人との別れが辛い、こういう経験を子どもに伝えるのに良い絵本。もちろん、大人にも。 白黒の絵が死を経験している辛い心とマッチしていて深く心をえぐってくると同時に、やまねこの音楽が色付きで見えてくるような感覚を感じた気がする。 国語の教科書にあったスーザン・バーレイの『...

死んでしまった人との別れが辛い、こういう経験を子どもに伝えるのに良い絵本。もちろん、大人にも。 白黒の絵が死を経験している辛い心とマッチしていて深く心をえぐってくると同時に、やまねこの音楽が色付きで見えてくるような感覚を感じた気がする。 国語の教科書にあったスーザン・バーレイの『わすれられないおくりもの』とともに死について考える本として合わせて読むのも良いと思う。

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2020/09/06

だいすきなともだち"ことり"をなくしたくま。 みんなの励ましは、余計にかなしみと孤独を深くする。 それでも季節が移り変わり、あたらしい出会いの中で、くまのかなしみは少しずつカタチを変えていく。 愛するものを喪ったかなしみに終わりはない気がするけれ...

だいすきなともだち"ことり"をなくしたくま。 みんなの励ましは、余計にかなしみと孤独を深くする。 それでも季節が移り変わり、あたらしい出会いの中で、くまのかなしみは少しずつカタチを変えていく。 愛するものを喪ったかなしみに終わりはない気がするけれど、どこまでも抱き続けることで愛しさが大きくなっていくのかもしれない。 酒井駒子さんの世界観はものがたりに深みを与え、そこに流れる空気を伝えてくれる。 ellie

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2020/05/18

昨日の朝もきょうの朝で、明日の朝もきょうの朝で、明後日の朝もその次の日の朝も生きてる限りその日の朝はいつの日もきょうの朝。 初めて読んだ子供の頃にはわからなかったけど今ならわかります。 小鳥は、「今」の大切さを教えてくれてるんだろうなって。

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2020/01/14

大学でくまの絵ばかり描くわたしに後輩の女の子が貸してくれた一冊。【お気に入りの絵本】というものが自分にはないのだが、読んだ後これはずっと昔からお気に入りの本だった、、、という気持ちが溢れた。抱きしめて眠りたい一冊。文章も絵も、とてもやさしい。

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2020/04/29

生きていると、どうしても避けられない悲しみがある。 圧倒的なその気持ちに押し潰されずに、再び歩き出すために何が必要かを、丁寧に丁寧に描いている絵本。 くまがことりとの思い出を回想する場面一つ一つに、大切な存在だという気持ちがあふれていて、胸が苦しくなる。 やまねこの過去も知りたい...

生きていると、どうしても避けられない悲しみがある。 圧倒的なその気持ちに押し潰されずに、再び歩き出すために何が必要かを、丁寧に丁寧に描いている絵本。 くまがことりとの思い出を回想する場面一つ一つに、大切な存在だという気持ちがあふれていて、胸が苦しくなる。 やまねこの過去も知りたいと思うが、そこは読者の想像に委ねられているところも秀逸だと感じた。

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2019/02/26

13分。判型が小さく絵がモノクロなので、遠目はきかない。大切な小鳥を失い、山猫と出会う。喪失と再生。また歩き出すくまの話。生と死。

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