ユービック の商品レビュー
初めてディックを読む…
初めてディックを読む人は本書から読むと良いでしょう。ストーリーはちゃんとしていますし、ひねりも効いています。問題は最終章で、これを納得できるかどうかでディックの評価がきまるのではないでしょうか。私は納得いきませんでした。
文庫OFF
SF物語を久しぶりに読みました。 半生命や時代退行などの世界は面白いと感じました。 だけれど、私の読解力が不足しており、物語の半分くらいまで、生きている世界なのか、半生命(死者)の世界なのかは分からなかった。 体温の低下などで、ようやくどちらの世界かわかったのです。 SFの世界...
SF物語を久しぶりに読みました。 半生命や時代退行などの世界は面白いと感じました。 だけれど、私の読解力が不足しており、物語の半分くらいまで、生きている世界なのか、半生命(死者)の世界なのかは分からなかった。 体温の低下などで、ようやくどちらの世界かわかったのです。 SFの世界で設定がぶっ飛んでいたり、ありそうでない世界観を味わうことも良いかなと感じました。
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生と死の中間である半生命という概念や、超能力集団とそれを無効化できる集団との戦いで、序盤から展開に期待するのも束の間、登場人物たちに何が起こっているのかを考えさせる展開は少し退屈感が。
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読みやすく、エンタメ性が高く、面白かった。 謎が謎を呼ぶミステリーチックな構成と、SF的な設定の半生者やテレパス、時間遡行、ユービックの要素が根底にあり、死ぬことについてのディックの思想が感じられた。 最後までハラハラさせられて良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
時間の巻き戻りなどの描画が主人公目線で描かれており、ドラえもんのような分かりやすい時間移動でもなかったので、現状を理解しつつ読み進めるので手一杯だった。ギリギリあらすじを理解できたが、読んでいて理解が追いつかなかった箇所がいくつかあるので、考えつつ再読しようと思う。個人的には面白かったが、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」を読んでいなければ、本から離脱していたかもなとも思った。
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現実か幻想か?生きてるのか死んでるのか??どっちでもなくて、どっちでもある状態を行ったり来たりする感覚がめちゃくちゃ面白かった! 結局、ユービックってなんやねん!とか色々と余韻が残る作品。
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久しぶりのSFでした。難解な長編で、3分の2くらいまでは、さっぱり分からない展開でした。ジョーチップが、爆発で半生者になり、UBIKというなんというか退行現象を止めるもの(スプレー)をなんとか手にいれる。敵と味方とに分かれて戦うが、チップにも判断できず、最後の方でようやく分かるの...
久しぶりのSFでした。難解な長編で、3分の2くらいまでは、さっぱり分からない展開でした。ジョーチップが、爆発で半生者になり、UBIKというなんというか退行現象を止めるもの(スプレー)をなんとか手にいれる。敵と味方とに分かれて戦うが、チップにも判断できず、最後の方でようやく分かるのです。理解するのに精一杯でした。今でもよくわからないとこ多いです。 また、超能力の描き方は、漫画のJOJOにも似ている部分もあるのではとおもいましたが、どうでしょう。場面の移り変わりは映画マトリックスにも似ているかもと思いました。 読み直したいが、再度読んで理解できるのかななんて思った次第です。
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ディック作品を読破したいので読了。 『ザップ・ガン』と違って「ユービック」がちゃんと物語のキーアイテムとなっていて、ユービックとはなんなのかというものを探りながら作品を読むことが出来るのでタイトルが作中に生きていて面白かった。自分が生きている世界に何が起こっているのか、何が現実で...
ディック作品を読破したいので読了。 『ザップ・ガン』と違って「ユービック」がちゃんと物語のキーアイテムとなっていて、ユービックとはなんなのかというものを探りながら作品を読むことが出来るのでタイトルが作中に生きていて面白かった。自分が生きている世界に何が起こっているのか、何が現実で何が幻かを探ることを主人公とともに出来るのはディック作品の魅力の一つでありそれがこの作品では存分に味わうことが出来た。 ただ、終わらせ方はディック作品の悪い癖が出ていたように感じる。(ほん怖のようなゾッとさせるそうなオチをしたかったのだろうが結果的に煮え切らない終わり方になっていると個人的には思う) 他の人の感想を読んで「結局『ユービック』とはなんだったのか?」という意見が多くあったことが少し気になった。確かに作中で何が起源で誰が発明し作中のようなキーアイテムになったのかといった細かい解説はされておらず、クラムボンのような不思議さを持っているアイテムではある。しかし、作中の演出や進行において特別邪魔になったり違和感がでるほど情報開示がされていないわけではなく「ほどよく考察の余地が残されている」ものであるためそこにばかり固執する必要はなくあくまでエンドコンテンツくらいに捉えるのが良いのかなと個人的には思う。
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割とマニアックでよくよく読んでも構造が今一つ理解できない、ホンマ物のSF。 同じ作者の「アンドロイドは電気羊の夢をみるか(ブレードランナーの原作)」のほうが有名なのはよくわかる。「アンドロイド」のほうが人間がよく書けているし、構成が理解しやすい。
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文庫本の奥付は1992年の11刷だから、ディックを読み漁っていたのはもう30年以上前。そして、この作品が書かれたのは55年前。見えている世界が、現実なのか虚構なのか、自分は何かに操られてるだけなんじゃないか、なんて見方は、現実の世間では役には立たないけど、確実に自分の人生に影響を...
文庫本の奥付は1992年の11刷だから、ディックを読み漁っていたのはもう30年以上前。そして、この作品が書かれたのは55年前。見えている世界が、現実なのか虚構なのか、自分は何かに操られてるだけなんじゃないか、なんて見方は、現実の世間では役には立たないけど、確実に自分の人生に影響を及ぼしているなあと思う。 そういえば、飲み会なんかで、同じ趣味や映画や音楽は話題になるけど、「いやあ、あなたもディック好きなんですか!」とか「バラード、いいですよね」なんて会話にはまずならない。SFってマイナーなんかな…
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