ゆめくい小人 の商品レビュー
当時小学1~2年生だった娘が、朝目を覚まし 「怖い夢を見た」と言うのです。 「まじょが・・・まじょが・・・わーん」 夢の中で、魔女が追いかけてきたとか とにかく魔女に怖いことをされたと言うのです! それから2~3日、娘は眠りにつくのを嫌がりました。 「だって、まじょがーーー...
当時小学1~2年生だった娘が、朝目を覚まし 「怖い夢を見た」と言うのです。 「まじょが・・・まじょが・・・わーん」 夢の中で、魔女が追いかけてきたとか とにかく魔女に怖いことをされたと言うのです! それから2~3日、娘は眠りにつくのを嫌がりました。 「だって、まじょがーーー」 私もどうしたらいいか分からず 娘と一緒にストーンショップへ行き ストーンブレスを作ってもらい お守り代わりに身に着けて寝かせました。 で、その後・・・ ちょこっと前にこの本を古本屋で見つけたんです!! まどろみ国の「すやすやひめ」は眠りにつくのを恐れていました。 それは時々怖い夢を見るからでした。 お姫さまはとうとう体調を崩し・・・ そんなおひめさまを救ったのは「ゆめくい小人」でした。 ゆめくい小人は 子どもをおどかす怖い夢を食べ、 きれいでやさしい夢は食べません。 呪文を唱えればゆめくい小人がやってきて お姫さまが怖い夢を見ることは、もうありませんでした・・・ あー、あの時、この本に出会っていればよかったのにー! と心から思います。
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眠る事が一番大切な国の姫、すやすや姫は、怖い夢ばかり見るようになり、眠るのを嫌がります。優しくてみんなの幸せを願う王様は姫の悪夢を取り除くため、長い旅に出かけ、夢くい小人に出会います。姫を一早く悪夢から救い出すため、王様と小人は試行錯誤しながら、城にたどり着きます。そしてその日から姫の悪夢はなくなり、一番よく眠る姫となりました。 一見、気味の悪い小人ですが、悪夢を食べ、国の子ども達をよく眠らせてくれます。腹をすかせていた小人も、悪夢をたくさん食べられて、幸せになったと思います。王様と小人のかけあいはとてもおもしろく、二人は姫を救うことに成功します。
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まどろみ国 すやすや姫 旅する王様 だれか、おいらをまねいてくれないかなぁ・・ 翼のある魚 エンデの物語
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エンデらしい、愛の物語。 シンプルながら、やっぱり今の社会を風刺しつつ、 大切なことを描いています。 ゆめくい小人と王様の約束。 そして、すやすや姫のためにした王様の行動と、 そこから国のためにしたこと。
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悪夢を見て眠れないお姫様のために 解決策を探す旅に出る王様のお話し。 小人がね・・・ あんまりかわイくないけど いぃ味出しとる!! 妖精ってきっと こんな感じ。
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子どもの頃にみる怖い夢って、ほんとうに怖いですよね。 寝るのが怖かったり、泣きながら目覚めたり。 そんな時、怖い夢ほど喜んで食べてくれる夢食い小人がいてくれたら、 ほんとうに心強い。きれいでやさしい夢は食べずに残してくれるというから安心ですし。 王さまのかわいい「すやすやひめ」が怖い夢のせいで眠れなくなってしまいました。王さまは怖い夢を消す薬をさがしに自ら旅に出て、「ゆめくい小人」に会います。この小人は、見かけはちょっぴりかわいくてグロテスクだけど、少し生意気でやんちゃな感じがいいですね。おいらっていうのがピッタリきます。 王さまも全然いばってなくて庶民的。 それもそのはず、この「まどろみ国」では一番よく眠る人が王さまになるのですから。 王さまは小人から呪文を授かり、小人の肩にのって、ふっしゅっ!びっしゅっ!ぶっしゅっ!と北極、アメリカ、アフリカを飛び越えて、どすん!とおひめさまの部屋に戻ってきます。 ひめの部屋にはもう小人の姿はありません。ひめは小人からもらった呪文のおかげで、もう怖い夢をみることはありませんでした。 ゆめくい小人が言うには、誰かがよんでくれなくてはだめ。ひとさまがくださるものをいただくだけなんだって。 そして夢をいただく前には、安心しておやすみ、よんでくれてありがとよ、と言う小人って、好きだなぁ。 お話も楽しく、絵もすごくいかしています。 小人のポケットに注目。
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存在も知らなかったミヒャエルエンデの絵本 こわい夢を見るお姫様のために パパ王様が旅に出て 悪夢を食べる小人に出会う話
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図書館で借りました。 絵本。ファンタジー。 まどろみの国の「すやすや姫」は悪夢のせいで眠れない。父親の王様は娘のために悪夢を払える方法を求めて旅に出る。 そしてたどり着いた不気味な荒れ野で、悪夢が好物の夢食い小人を見つける。 小人を呼ぶ魔法を教わって、お姫様は悪い夢を見...
図書館で借りました。 絵本。ファンタジー。 まどろみの国の「すやすや姫」は悪夢のせいで眠れない。父親の王様は娘のために悪夢を払える方法を求めて旅に出る。 そしてたどり着いた不気味な荒れ野で、悪夢が好物の夢食い小人を見つける。 小人を呼ぶ魔法を教わって、お姫様は悪い夢を見なくなる。 めでたしめでたし。 小人は裸のように見えるのに腰の両脇にポケットがあって、ナイフとフォークが入っている。 なかなか可愛い。 絵は秀逸。姫のそばにいる悪夢とかもカラフルで綺麗。
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ミヒャエル・エンデ:作 フックスフーバー:絵 佐藤真理子:訳 <あらすじ> まどろみの国のおひめさまは、こわい夢をみるためぐっすり眠ることができず、とうとう具合が悪くなってしまいます。 それを心配した王様はよい方法はないだろうかと旅をします。 <ひとこと> 絵がとても魅力的。...
ミヒャエル・エンデ:作 フックスフーバー:絵 佐藤真理子:訳 <あらすじ> まどろみの国のおひめさまは、こわい夢をみるためぐっすり眠ることができず、とうとう具合が悪くなってしまいます。 それを心配した王様はよい方法はないだろうかと旅をします。 <ひとこと> 絵がとても魅力的。 ミヒャエル・エンデのファンタジーをさらに盛り上げてくれます。こわい夢をみるのがいやで寝ることができなかったこと、だれでもあるのでは。 そんなとき、このゆめくい小人に出会っていたら、きっと ぐっすり眠れたでしょう。 ゆめくい小人がそばにいれば、こわい夢をみてもだいじょうぶ!!
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ミヒャエル・エンデ特有の怪しい世界観が詰まった魅惑的な絵本。どちらかといえば気持ち悪い、東欧風の絵のストーリーとのマッチングが素敵。悪い夢を食べてくれる小人は、気持ち悪いのに愛おしい不思議なキャラクターです。
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