“It"と呼ばれた子 完結編 さよなら“It" の商品レビュー
「Tiと呼ばれた子」シリーズです。 外国で実際にあった話で、母親から虐待を受けていた少年の話の完結編です。 ずっと自分に虐待していた母親を許せてしまう主人公はすごいと思いました。 このシリーズの本を読んでいると、本当に考えさせられることが多くて、虐待の怖さが改めてよく分かりました...
「Tiと呼ばれた子」シリーズです。 外国で実際にあった話で、母親から虐待を受けていた少年の話の完結編です。 ずっと自分に虐待していた母親を許せてしまう主人公はすごいと思いました。 このシリーズの本を読んでいると、本当に考えさせられることが多くて、虐待の怖さが改めてよく分かりました。
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母親からの虐待を受けていた少年は、虐待から逃れるために里親のところで育つ。その後空軍に入り、過去の虐待のトラウマなどを乗り越えた少年は、自分を虐待していた母親に会いに行くことを決心する。母親が自分を虐待していた理由や、心境、いろいろ複雑だったと思いますが、何よりもこの話が実話とい...
母親からの虐待を受けていた少年は、虐待から逃れるために里親のところで育つ。その後空軍に入り、過去の虐待のトラウマなどを乗り越えた少年は、自分を虐待していた母親に会いに行くことを決心する。母親が自分を虐待していた理由や、心境、いろいろ複雑だったと思いますが、何よりもこの話が実話ということに驚きます。こんな親がいることは怖いことだと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
〈夫となり、父となって〉からの引用あり 三部作の完結篇ということで、過去のふたつとはどうやら雰囲気が違うようだ。私個人は数年前に『少年期 ロストボーイ』を何度か読んでいる。その巻だけが家にあったので、多分はじめて読んだ時にはただ〈かわいそう〉なんていう、無防備ながらも残酷な言葉で片付けたのだろう。けれどもその時分から、描かれた虐待の悲惨さというだけでなく――正体のわからない恐怖のようなものがあった。 過去の清算。人を愛せない著者。私は本を読んでどんなに感動しても泣いたことがない。ただ泣きそうになったことは幾度もある。完結篇はどうしようもなく熱く、まっすぐに私に語りかけてきた。でもデイヴ・ペルザーという人は、「人を感動させたい」だなんて微塵も思っていないのかもしれない。彼の気持ちがわからないからどうしようもないけれど、少なくとも大人になる前の、この尊敬すべき人はそんなことを思ってはいなかっただろう。 ただ「精いっぱい生き、学び、そして愛されてきた」だけ。そして著者は言うのだ。「今日までの日々でさえ、私は人生のどの瞬間をも変えたくはありません」と。私はこの本を大いに愛する。この本はどんな作り話よりもきびしい。現実に起こったことなのだからリアルなのは当たり前だが、それでも本当に現実だなんて信じたくないようなことがたくさん書いてある。でもだからこそ、人を感動させるのだと思う。
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18歳で空軍に入隊した主人公は、その後、結婚し、息子が生まれる。そのこともあり、虐待していた張本人の母親に会うことを決意した。「何で虐待していたのか?」…ずっと虐待を受けていた人がそんな言葉を口にすることは本当に辛いことだと思います。しかもそれが母親なんだからなおさら…。最終章も...
18歳で空軍に入隊した主人公は、その後、結婚し、息子が生まれる。そのこともあり、虐待していた張本人の母親に会うことを決意した。「何で虐待していたのか?」…ずっと虐待を受けていた人がそんな言葉を口にすることは本当に辛いことだと思います。しかもそれが母親なんだからなおさら…。最終章も感動できる作品でした。
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母親からの虐待から逃れ、里親のもとで成長して18歳になった主人公は空軍に入隊する。父親が亡くなるところで泣きそうになってしまった。壮絶な虐待を体験し、トラウマを乗り越え、人間としての成長がたくましく感じます。
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最後に「完結編 さよならIT」を読みました。 里親のもとで幸せに暮らせるのかとおもいきや、偏見などで彼は 生活になかなかなじめなかった。 虐待はないが精神的にもまだ可哀想だとおもった。 でも信じれる人ができ結婚もでき、よかったんじゃないかなと思いました。
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3部作の完結作品。少年が職を手にして、家庭をもって、一人前の大人に成長します。オリンピックの聖火ランナーもつとめたとか。
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完結編。 この後にも続編が出てるみたいだけど、 私の中でも完結してしまったので 続編を読むことはないかな。
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