1,800円以上の注文で送料無料

まっ白な嘘 の商品レビュー

3.8

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2026/02/21

短編集。 笑う肉屋と後ろで声がおもしろかった。 どちらの話も登場人物の特徴や状況がうまくオチに繋がってると思えた。 初版は1962年ということでかなり古く、 文章の読みにくさは感じるが、気にせずストーリーの流れを抑えていけば楽しめる。 どのストーリーもパターンが異なっており...

短編集。 笑う肉屋と後ろで声がおもしろかった。 どちらの話も登場人物の特徴や状況がうまくオチに繋がってると思えた。 初版は1962年ということでかなり古く、 文章の読みにくさは感じるが、気にせずストーリーの流れを抑えていけば楽しめる。 どのストーリーもパターンが異なっており、毎度毎度新鮮な読み応えだった。

Posted byブクログ

2020/02/15

短編集。気に入った3作品の感想。 どれも最後に逆転があるけれど、そこに至るまでの主人公の苦悩の方に焦点がある。 他の短編もなかなか面白い。 《世界がおしまいになった日》 飲んだくれを驚かそうと新聞編集者が「世界が今日終わる」と加工した新聞を渡す。飲んだくれははずみで人を二人殺す...

短編集。気に入った3作品の感想。 どれも最後に逆転があるけれど、そこに至るまでの主人公の苦悩の方に焦点がある。 他の短編もなかなか面白い。 《世界がおしまいになった日》 飲んだくれを驚かそうと新聞編集者が「世界が今日終わる」と加工した新聞を渡す。飲んだくれははずみで人を二人殺す。追ってから逃れて川に飛び込んで、冷たい水にさらされて酔いが一気に醒めた。 編集者の元へ向かってそいつを殺した。編集者には本当に「世界の終わり」だった。 作中で犯人である飲んだくれは編集者のパワハラを受けて退社した人物であると暗示してある。 《メリー・ゴー・ラウンド》 主人公の中年(37歳)のメリーゴーランド管理人は、意中の女の子が好きだが年の差から告白できず、お似合いだと思っている支配人の息子と付き合ってほしいとまで考える日々。そんな中移動式遊園地で殺人事件発生し容疑者として支配人の息子が捉えられてしまう。彼のベッドに盗んだ銀貨があった。 移動前日の最終日、ここで真犯人が見つからなければ彼が有罪になってしまうと考えた主人公はありったけの貯金を引きおろして「真犯人は被害者自身。自作自演で金を奪われた芝居を企んだところ常から悪い心臓がたたって発作で死んでしまった。ここに隠した金がある」と警察に述べてメリーゴーランドの馬をハンマーで叩き割ると、なんと本当に盗まれた金があった。あんぐりと口を開ける主人公。予め用意してあった貯金と、被害者が盗んだ金の両方を見て、主人公の真意を悟った女の子は、主人公に素敵ねあなたに気があるの、と告白してハッピーエンド。 《キャサリン、お前の咽喉をもう一度》 成功した楽団のサックス奏者の手首を切ったのは自分ではなく妻。大逆転のオチ。 入院中の主人公の描写がいい。

Posted byブクログ

2018/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イヤ短編の名手フレドリック・ブラウンのくせにまさかの感涙作『メリー・ゴー・ラウンド』!ニックさん良かった…。

Posted byブクログ

2017/11/24

初版は1962年で、今回読んだのは1991年40刷ですが、翻訳が古いまんま。ハネムーンが「蜜月」、そんな古臭い言い回しがあちらこちらに。 肝心の内容ですが、私にはイマイチでした。

Posted byブクログ

2017/10/24

40年代ハリウッドのサスペンス映画を彷彿とさせる短編だった。 特にヒッチコックのレベッカ、ジョージキューカーのガス燈が浮かんだ

Posted byブクログ

2017/05/11

恥ずかしながら初めてのフレドリック・ブラウンなのです。あれ? SFの人じゃなかったっけ? くらいの認識しかありませんでした。猛省しております。なぜ今まで読んでいなかったのだと後悔しました。それくらいにとてつもなく面白かったのです! 様々なタイプのミステリが詰まった短編集です。オー...

恥ずかしながら初めてのフレドリック・ブラウンなのです。あれ? SFの人じゃなかったっけ? くらいの認識しかありませんでした。猛省しております。なぜ今まで読んでいなかったのだと後悔しました。それくらいにとてつもなく面白かったのです! 様々なタイプのミステリが詰まった短編集です。オーソドックスな犯人当てもあれば、どのようにして?に主眼を置いたハウダニットもあれば、微妙なズレがもたらす奇妙な味もあり、最後の一行に驚愕するものもあります。そしてそのどれもが、「なぜ?」が「なるほど!」に変わる快感を味わえます。 殺人現場に残された足跡の謎。自殺するはずのない人物が自殺する原因。下宿の部屋に明かりをつけずにいる理由。記憶を失った男の顛末。憎き悪漢の最期。そして最後に読者に仕掛けられる罠。どれもユーモアとサスペンスが融合された極上の一品です。 こうなると、他のミステリ作品はもちろん、SF作品も読みたくなりますね。またまた楽しみが増えたというものです。

Posted byブクログ

2015/03/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「笑う肉屋」 このトリックというか設定、パタリロで見た記憶が。違ったかなあ・・・「雪がやんだら」って話だったはず・・・ と突然思い出して、自分でびっくりしているところです。

Posted byブクログ

2014/05/07

ショートショートの名手らしく、「叫べ、沈黙よ」や、「史上で最も偉大な詩」などタイトルも興味をそそられる。 読者に語りかけるようなお話があったり、作者の遊び心がうかがえる。 最後の「うしろを見るな」は鳥肌もの。

Posted byブクログ

2013/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何故、この世には「短編」が存在するのか。その答えがここにある。 ――道尾秀介推薦 道尾さん推薦で読了。 印象に残ったのは次の4編。 「叫べ、沈黙よ」「むきにくい林檎」「まっ白な噓」「うしろを見るな」 これらは古臭くもなく、違和感なく読めた。 他の作品はちょっと状況がわからないのもあった。 現代っぽく改訳してほしいところだ。 ミステリ :☆☆☆☆ ストーリー :☆☆☆☆ 人物 :☆☆☆ 読みやすさ:☆☆☆

Posted byブクログ

2012/06/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

萩尾望都さんの本棚にあった一冊。やはり漫画家に必要な雰囲気のコンパクトでいい感じの短編集だった。好きなのは「メリー・ゴー・ラウンド」。びっくりさせるのが好きな作者で、びっくりな内容が思いがけない恋の成就だったから、それが好き。タイトルを見ると内容を思い出せるから、それだけ物語の筋がはっきりしているんだろうなと思う。

Posted byブクログ