クビキリサイクル の商品レビュー
最後まで答えがわからなかったし、 最後まで主人公である”僕”の名前は”いーちゃん”としかわからないまま。 凡人なので、天才の考えることが理解できないんです(^_^;)
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言わずと知れた西尾維新の代表シリーズ【戯言シリーズ】の1作目。メフィスト賞も受賞した本作はシリーズ1作目ということもあり、文体が多少堅い。しかしこのころから西尾節は健在で何度もその言葉に感銘を受けた。読み終わった後にタイトルを見ると「ああ、なるほど」と思ったのは今でも覚えてますね...
言わずと知れた西尾維新の代表シリーズ【戯言シリーズ】の1作目。メフィスト賞も受賞した本作はシリーズ1作目ということもあり、文体が多少堅い。しかしこのころから西尾節は健在で何度もその言葉に感銘を受けた。読み終わった後にタイトルを見ると「ああ、なるほど」と思ったのは今でも覚えてますね。まあ言いたいことはただ一つ、友ちゃん可愛い。
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一言で表現するなら「凄い」作品です 綺麗に練り上げられた文章が独特の世界を作り出しており、 その奇妙な空間は読み手を強く惹き付ける魅力があります 天才を集めた孤島で殺人事件が起こるという設定も 非常に珍しく面白いのですが、 この作品の最大の魅力は読者をも手玉に取るギミックにあります 実はこの物語、読み終えても犯人が特定されません (物語の決着を見せる為の擬似的な犯人は特定されますが) その根拠として、納得できる証拠は提示されないのです そして他の登場人物達にも、犯人としての可能性が多分に残ります つまり、読み手がそれぞれ犯人を自由に特定でき、 その理由を考えられると言う珍しい構成になっているのです 読み終えた後、友人・知人と集まり、真の犯人について 意見を交換できる ミステリィ好きには溜まらない! 誰もが探偵気分を味わえる素晴らしい作品なのです! 新感覚ミステリィとして、一読の価値は十二分にある作品です
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最近また大量に借りたため、5冊くらい連続で読むことになりました、ラノベですが、いや~、このお手軽さ、中毒性ありますね。 Thanksgivingからクリスマスにかけてのエアヘッドっぷりと重なり、脳がヘビーなものを受け付けておりませんので、どうしてもラノベ読書率が上がります。 た...
最近また大量に借りたため、5冊くらい連続で読むことになりました、ラノベですが、いや~、このお手軽さ、中毒性ありますね。 Thanksgivingからクリスマスにかけてのエアヘッドっぷりと重なり、脳がヘビーなものを受け付けておりませんので、どうしてもラノベ読書率が上がります。 ただこれは・・・これはひどかった。 まぁ「クビキリ/サイクル」を「クビキ/リサイクル」と読み間違え、しかも最初の天才エンジニア云々の件を読んで、「ああ、電気工学、リサイクル関連のお話ね☆」なんてぶっ飛んだ妄想を展開した自分も悪いですが・・・ どうもすべてのジャンルに足を突っ込んだ為、中途半端さが抜け切らない作品になってる気がします。 以下ジャンル: 1)ラノベ:いわゆるラノベジャンル。登場人物そのものに味を持たせ、ストーリーラインそのものよりも、彼らの言動をメインに話を組み立てていくもの。 2)ミステリー:云わずと知れた王道ジャンル。人が死に、何かひとつでも不可解な事項があった時点で成立。 3)探偵:ミステリーの謎を解き明かそうとする人がいた時点で成立。 4)ユーモア:ストーリのメインキャラ以外が他キャラもしくはストーリーそのものに客観的かつ否定的な突込みを入れることで話に幅を持たせる。一つでは成立しにくいジャンル(荻原浩以外)。 5)天才:天才が瞬く間に事件を解決し、その上で敢て真相を語らず、近くの凡人にヒントのみを与え、彼らのドタバタ振りを笑うことで自らの天才性を際立たせるというもの。 って感じで、どれもどこつかず。 ラノベにしてはいまいちキャラが立たない(事実最後の最後まで、島にいる全員の名前が一致せず)。ミステリーにしては叙述・トリック・動機が曖昧すぎ、探偵にしては探偵役の捜査が中途半端。 スパイス要素であるユーモアも、サブタイにあるような「戯言使い」のわりに戯言が的を得ていなく、天才も「凡才」の象徴である「僕」が実はそこそこ頭のいいという設定の時点で比較対照でなくなって、結局基準ゼロ。 最後に超天才探偵役が出てきて、一度は解かれたと思われた事件の謎をすべて解いて、真実を逆転させますが、(いわゆる逆転裁判スタイルですね)、その頃には「もういいよ、早く終わってよ」っと、完全に愛想がついていました。 ミステリーならちゃんとミステリーを、それ以外ならそれ以外と、きちんと分けてほしいです。 ミステリーを汚すなと、似非ミステリーファンがのたまっております。
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≪内容≫ 財閥令嬢が隠れ住む孤島に集められた5人の天才たち。そこで起こる首切り殺人事件。第23回メフィスト賞受賞作品。 ≪感想≫ 自分がこういうキャラクター小説と呼ばれる作品に慣れていないだけなのですが、キャラクター設定だったり殺人事件のトリックだったり、なんかもう色々と力技で押し通され、本文でいうところの「ご都合主義」を感じてしまいました。もちろんそれがダメだというわけではなく、SFやアニメなどの虚構の世界に対して「こんなことありえるわけないだろう」と怒る人がたまにいるように、ちゃんとこの話がフィクションで、エンターテイメントだということを肝に銘じておかないと「いやいや、僕様ちゃんってなんだよ・・・」ってことになるのかなと感じました。 強引といいながらもどの設定もちゃんと綿密に考えられているのが分かり、全体を通して丁寧な語り口で、色んな理論や引用が散りばめられていて、好奇心を擽られる読者も多いのではないでしょうか。そういうところも西尾維新という作家が支持されている理由なのかなと思いました。 内容も勿論ですが、ラノベと一般文芸の違いとは、みたいな背景も含めて考えることができて面白かったです。シリーズモノということで、続きも含めてもう少し読み込んでみたいと思います。
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戯言最初の一巻 ここからすべてが始まった。 言葉遊びのセンスはすごい。 まだ、戯言シリーズがちゃんとミステリーしてた頃←
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西尾維新とはなんぞや と思って読んでみた。 うーん、きらいじゃないが何度も何度も取り出して読むのと違う。なー、難しい。女の子たちはかわいかったよ。あと主人公もきらいじゃなかった。小説だとおもわなければ好きかもしれない。
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西尾維新、戯言シリーズ。楽しかった。話の内容は戯言ばっかりだったが、キャストが魅力的なのでテンポよく読めた。哀川潤は最強。
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西尾維新さん初読み。 メフィスト賞受賞作。20歳でこれ書いたそうです。 500ページ超もの大長編です。長かったー。 タイトル「クビキ・リサイクル」かと思ってたけど、 「クビキリ・サイクル」なんですね。 でもちゃんと「リサイクル」も意識したストーリーになってました。 好奇心をくすぐる知的なキーワードが散りばめられた文体と ラノベ風のネーミングセンスがいい感じにはまります。 興味をそそるキャラがたくさんでてきて 導入部分で勝手に盛り上がってしまった。 でも、舞台が孤島で、クビキリ死体が発見されて、密室で、 という典型的な推理モノのストーリー展開は 個人的に好きではないんですね。 細かい伏線もきちんと回収されてて作りは緻密なんですが、 なんか深みが物足りない気がしてちょっと残念。 シリーズ化されてるので続編も機会があれば読みたい。
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トリックは分かんなかったし、ゾッとした。 ただ、全体的にそこまでおもしろくもなかったかな。 一応、初めて買ったラノベ。 ↓が一番のヒット 煙草が健康に悪いのではない。 健康が煙草に悪いのだよ。
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