パンツの面目ふんどしの沽券 の商品レビュー
大笑いした。なぜ、(昔の欧米人の?)白いシャツの前が黄色いのか、みたいなことについて、自分の仮説を、数々の証言を重ねながら検証していくという本。米原万理さんが亡くなったのが悲しいなーと思ってこれは保管していましたが、もう楽しんだので捨てることにする。
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パンツやふんどしなどの下着に関するエッセイです。共産圏ではぬい物の授業で最初にパンツのぬい方を習うのには驚きましたが、いかに人間にとって下着が重要であるかを表していると思います。 九州大学 ニックネーム:山本五朗
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ロシア語通訳者の米原さんが、あまり語られないテーマを真剣かつユーモラスに追求した本書。いろいろ詰め込みたかったのは分かるが、ちょっと話を広げすぎかも。パンツvs褌の話がいつのまにかズボンvsスカートに変わっていた。モンゴル人クラスメートの話、幼稚園の話など所々の挿話はさすがのおもしろさ。
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読みながら、学生時代に「縫い目が肌にあたるのがイヤだから」と、ぱんつを裏返してはいてる同級生がいたのを思い出しました。 今頃きっと結婚して子どももいるだろうけど、こどもにも裏返しでぱんつをはかせたかどうか、とても気になってきました。 そこまで親しくしてなかったので、聞けないのが残...
読みながら、学生時代に「縫い目が肌にあたるのがイヤだから」と、ぱんつを裏返してはいてる同級生がいたのを思い出しました。 今頃きっと結婚して子どももいるだろうけど、こどもにも裏返しでぱんつをはかせたかどうか、とても気になってきました。 そこまで親しくしてなかったので、聞けないのが残念(笑) 亡くなった祖母は元気な頃、下着は腰巻でした。 もっぱら畑仕事してたので普段はモンペでしたが、旅行のときは洋服(ワンピース)でしたが、足元は足袋に草履、下着はやっぱり腰巻でした。 今だったら絶対に止めてるのに、なぜあの頃誰も何も言わなかったんだろう? それにしても、ソ連の家庭科の教科書に、パンツの作り方があるだけでなく、実際に縫っちゃう生徒がいたというのに驚きました。 ロシアになってからは、どうなんでしょうね?
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2:フォロワさんの読了報告を目にして、面白そうだったので。軽そうなタイトルを見事に裏切る、大量の参考文献や経験談を交えた、真面目な下着考察本でした。下着の形にも諸々理由があるんだとか、ノーぱんつは決して珍しくないとか、目からウロコ……!
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タイトルが目に留まってネタのつもりで衝動買いしたが、なんの、大真面目に面白かった。下着にまつわる各国の文化、変遷の歴史、人々の意識……。さまざまな人々の体験談を述べ、あるいは文献をひも解いて、幅広い切り口から論じた珠玉のエッセイ。オススメ。
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どんな物事でも、一度興味を持ったらとことんまで追求せずにはいられない、そんな著者の性格が才能に結びついたのだろう。
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ここまでパンツ、ふんどし・・・について書けるってすごいなぁ。イエスの下着の話、アダムとイブのいちじくの葉の話、かなり興味深かった!あと、王子様の白タイツの話は笑いました!
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パンツを洗う(替える)か、おしりを洗うか。どちらが、清潔?お国柄から少女達の清潔の考え方に「あっ」とした。
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