「若者論」を疑え! の商品レビュー
カテゴリ:図書館企画展示 2015年度第1回図書館企画展示 「大学生に読んでほしい本」 第1弾! 本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。 木下ひさし教授(教育学科)からのおすすめ図書を展示しました。 開催期間:...
カテゴリ:図書館企画展示 2015年度第1回図書館企画展示 「大学生に読んでほしい本」 第1弾! 本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。 木下ひさし教授(教育学科)からのおすすめ図書を展示しました。 開催期間:2015年4月8日(水) ~ 2015年6月13日(土) 開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース ◎手軽に新書を読んでみよう 1938年に岩波新書が創刊されたのが新書の始まりです。 値段も分量も手ごろな新書は「軽く」見られがちなところもありますが、内容的に読み応えのあるものも多くあります。気に入った著者やテーマで探してみるとけっこう面白い本が見つかるものです。広い視野を持つために、興味や関心を広げるために新書の棚を眺めてみましょう。刊行中の新書を多様な角度から検索できるサイトもあります。(「新書マップ」) ◇新書で社会を読んでみる 本に書かれていること(情報)すべてを鵜呑みにすることはできません。しかし、情報を判断するための情報もまた必要です。多様なニュースソースから情報を得て、物の見方や考え方を養いマスコミに騙されないような自分をつくりたいものです。
Posted by
すごく、本当にすごく毒がある。 これで毒抜き後だっていうんだからすごい。 今までの自分のこと省みて、 もう根拠なしで主観的なところとかを グサグサ刺されてるような気が…。 反省。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ニートが増えた原因は定義が変わり、家事手伝いを含むようにしただとか、書いてあって唖然。 ゲーム脳の流言もそうだし、世の中こんな程度だったんか?と思いました。 若者論における通説 言説は、基本的な資料や統計を参照していない場合があまりにも多い。法務省から出ている犯罪白書を読めば少年犯罪はむしろ減少している。ニートが増えたのも家事 手伝いをニートに組み込んだから。これが若者論の現状。
Posted by
(「BOOK」データベースより) まったく、最近の若い奴は…とお嘆きの貴方へ、「若者がダメになった」は大ウソです。『「ニート」って言うな!』の著者が徹底論破。リアルな実像に迫る若者への取材ドキュメントも収録。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「今の若者は情けない」という結論ありきで若者をバッシングする「俗流若者論」の虚妄について、データなどエヴィデンスに基づいて反論した本。 フリーター、ニート問題、少年犯罪、ゲーム脳、ゆとり教育などを思いつきやデタラメで語り、時には国政にまで反映させるような知識人を俎上に載せて論駁する過程に胸が透く思く。ただ、既知の情報も多いので評価はこんなものか。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
巷で唱えられる若者論の間違いに言及した一冊。 氏曰く少年犯罪の急増、凶悪化、低年齢化と単純に結論づけることは間違っている。基本的なデータを参照にしていないか統計の基本的な知識を持っていない者が多いからだ。 若者の貧困が気になる。
Posted by
[ 内容 ] まったく、最近の若い奴は…とお嘆きの貴方へ、「若者がダメになった」は大ウソです。『「ニート」って言うな!』の著者が徹底論破。 リアルな実像に迫る若者への取材ドキュメントも収録。 [ 目次 ] 巻頭対談「若者はなぜ誤解されるのか?」(なぜ若者はバッシングが起こるのか...
[ 内容 ] まったく、最近の若い奴は…とお嘆きの貴方へ、「若者がダメになった」は大ウソです。『「ニート」って言うな!』の著者が徹底論破。 リアルな実像に迫る若者への取材ドキュメントも収録。 [ 目次 ] 巻頭対談「若者はなぜ誤解されるのか?」(なぜ若者はバッシングが起こるのか? 「酒鬼薔薇聖斗事件」と若者論の変化 ほか) 第1章 「少年犯罪急増」のウソを見破る(「鬼子」にされる若者たち なぜ若者論を問題にするのか? ほか) 第2章 ケータイ・ゲーム「有害論」に物申す!(インターネットが若者をダメにした? 「ケータイを持ったサル」-「小学生の悪口」レヴェルの言説 ほか) 第3章 格差、ニートは自己責任か?(恣意的に解釈される統計 働く意欲のない「ニート」は急増しているのか ほか) 第4章 「前提」を疑うことから始める(犯罪と格差を生んだ「新しい日本人」 傲慢な「心の専門家」たち ほか) ブックガイド(基礎資料 総論 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
Posted by
マスコミで論じられる若者論のデータの裏付けがない点をベースに追及。だからどうしたというか、解決策がないのが読後感で物足りない。
Posted by
惜しいの一言。統計をきちんと精査して、情緒的な「若者論」を論破する姿勢は素晴らしいが、論駁することに執着しすぎて若者がやってることがすべてOKみたいな姿勢に見えてしまうのは突っ込みどころ。後、さまざまな問題に対してツッコミだけでその先を示せてないところはやや消化不良さが残る。「若...
惜しいの一言。統計をきちんと精査して、情緒的な「若者論」を論破する姿勢は素晴らしいが、論駁することに執着しすぎて若者がやってることがすべてOKみたいな姿勢に見えてしまうのは突っ込みどころ。後、さまざまな問題に対してツッコミだけでその先を示せてないところはやや消化不良さが残る。「若者論」を博物学的に並べるのであれば、それでいいかもしれないが、批判を行うのであればある程度の方向性だけでも示すべきだろう。最初の姿勢が素晴らしいだけにホント勿体無い。 後、巻末の「ブックガイド」だけで言いたいことのほとんどが網羅されてるのは秘密だ。
Posted by
読んでられんわ。 情報が豊富で、著者の努力を感じられる。 主張が一辺倒で、飽きてくる。 説得力が浅い。
Posted by
- 1
- 2