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生きながら火に焼かれて の商品レビュー

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24件のお客様レビュー

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2011/05/03

負の連鎖、、、。 読んでて感じたのは、この一言。 誰が悪いって決められへん昔からの慣習。 それが普通で当たり前の文化。 他の社会を女性に見せへん文化。 普通に感じてる事が普通じゃないって知らせるのも大事やけど、その前にアタシ達が知るって事も大事。

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2013/07/19

ヨルダン川西岸の村では、女の子は生まれてくること自体が不幸の発端だった。 多くは生まれてすぐに母親自らの手で殺される。殺されずに生き延びても、父親や兄弟たちにひたすら服従し、家畜以下の扱いを受け、教育を受ける権利もなく、毎日過酷な労働を強いられ、些細な理由で殴られ、蹴られ、そして...

ヨルダン川西岸の村では、女の子は生まれてくること自体が不幸の発端だった。 多くは生まれてすぐに母親自らの手で殺される。殺されずに生き延びても、父親や兄弟たちにひたすら服従し、家畜以下の扱いを受け、教育を受ける権利もなく、毎日過酷な労働を強いられ、些細な理由で殴られ、蹴られ、そして殺される。女を殺した男達は英雄視され、警察も国家も介入はできない。 その因習は、『名誉の殺人』とよばれている。 そんな村で生まれ育った少女スアドは17歳になった頃、近所の青年に恋をし、やがて結婚をしないまま妊娠した。そのために、彼女は“死刑執行人”となった義理の兄によって体に火をつけられる。 スアドにはわかっていた。愛していた青年に裏切られたこと。妊娠したことが、家族の名誉を汚したこと。彼女を処刑することだけが、家族が汚名をすすぐ唯一の手段であること。誰からも、救いの手はさしのべられないこと。 死ぬことで、“いつか男達に殺される”と怯える日々からようやく開放されること――。 恋をした。それだけの理由で、家族によって生きたまま火あぶりにされ、奇跡的に生き延びた過去を持つ女性が、同じ状況に置かれた多くの女性達に代わって記す告発の書。

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2010/05/30

男尊女卑。程度の差こそあれ、どこにも存在するのだろうが女に生まれたことで一切の人間性を奪われ命さえ男の手に握られる不条理な場所がある。

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2010/04/22

内容は 所謂、中東で多く起きている『名誉の殺人』からの生還者が 危険を承知で、とある人権団体の力を借りて書き上げた本。 男尊女卑の最たるもの……×にわかには信じがたい内容だけれど 皆が知って、なくさねばならない因習。

Posted byブクログ

2009/12/29

lo que importa en esete libro es que la gente puede saber lo que esta ocuriendo ahora mismo bajo de region islam, y en ese sentimiento vale ...

lo que importa en esete libro es que la gente puede saber lo que esta ocuriendo ahora mismo bajo de region islam, y en ese sentimiento vale la pena leerlo. Pero, personalmente, no podia sentir nada a elle, a autora, por que ella me parecis que hubiese una mujer muy negativa... aunque entiendo que sea natural que se canvie a muy negativa despues de lo que paso a ella, pero todavia no puedo sentirme bien con su ser negativa.

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2009/11/29

200227 ショッキングな題名と表紙のため手にとりました。内容も衝撃的で、宗教によって生活がずいぶん違うことを教えられた。また、日本って平和だなと再度感じた。

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2009/10/28

実話。1970年代後半、中東シスヨルダンで、ただ恋をしただけの少女が家族の手で火あぶりにされた。名前を隠し、顔を隠し、隠された村の掟を証言した一冊。 割礼、風習、民族…そういった現実を証言した本なので、面白いとかいう話ではない。 ただ、他の割礼や儀式物の証言本とは違い、運良く...

実話。1970年代後半、中東シスヨルダンで、ただ恋をしただけの少女が家族の手で火あぶりにされた。名前を隠し、顔を隠し、隠された村の掟を証言した一冊。 割礼、風習、民族…そういった現実を証言した本なので、面白いとかいう話ではない。 ただ、他の割礼や儀式物の証言本とは違い、運良く助かった後の心のあり方を描いているところに「希望」があり、本当の幸せとは、を力強く描いた本。 後書きで自分の命を狙った母を恨んだ事もあったが、母もまたあの社会風習の犠牲者で、恨んだ事を申し訳ないと思っている、と書いておられたところが、苦悩の先に辿り着いたこの方の持つ愛情の深さを物語っています。

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2009/10/25

衝撃的すぎる。 親が子どもを殺す世界とは この世で一番残酷ではないのか。 女子として日本に生まれた私は どれだけ恵まれてるのか思い知りました。

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2009/10/07

新書版の頃から気になっていた本が、文庫として出たので思わず購入。 自分がこうやって「普通」の生活を送れていることが、本当に幸せなんだなぁと感じさせられる一冊でした。 すべての女性に。お勧めです

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2009/10/07

村ぐるみの極端な男尊女卑思想のもとでは 尊属殺人も名誉の殺人に。 人は此処まで残酷になれるのかと恐ろしく。 表紙が怖いので伏せておく本。

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