密室に向かって撃て! の商品レビュー
架空の地方都市、烏賊川市(いかがわし)を舞台とした、シリーズの二作目です。 前作よりもやや地味な印象かもしれませんが、その分本格的な謎解きが堪能出来ます。 作品としてのまとまりも、こちらの方が良いのではないでしょうか。 また、それぞれのキャラクターの個性も確立され、コミカルな...
架空の地方都市、烏賊川市(いかがわし)を舞台とした、シリーズの二作目です。 前作よりもやや地味な印象かもしれませんが、その分本格的な謎解きが堪能出来ます。 作品としてのまとまりも、こちらの方が良いのではないでしょうか。 また、それぞれのキャラクターの個性も確立され、コミカルなやりとりの楽しさも、パワーアップされているように感じました。 謎解きとユーモアのバランスも良く、シリーズ三作目も読むのが楽しみですし、他の作品も読んでみたくなります。
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レギュラーキャラクターが厚みを増す第3作。 章題「銃声のカウントダウン」の辺りまで「装弾数8発の拳銃が9発分の働きをする」トリックが解けず、本を措いて考える。……なるほど、判った。 早々と謎が解けたのは綾辻行人の「殺人鬼」。それから後のページは「見え透いたウソをつく子どもを...
レギュラーキャラクターが厚みを増す第3作。 章題「銃声のカウントダウン」の辺りまで「装弾数8発の拳銃が9発分の働きをする」トリックが解けず、本を措いて考える。……なるほど、判った。 早々と謎が解けたのは綾辻行人の「殺人鬼」。それから後のページは「見え透いたウソをつく子どもを温かい目で見守る親」のような気持ちで読んだものだ。
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久々の再読。 東川さんは、この頃の方が好きだなー。登場人物だけでなく地の文でもふざけてるのに、事件の謎はきっちり本格ってのがいい。 銃弾のことも、動機もあらゆることがしっかり伏線回収されているし。 さくらお嬢様のキャラもぶっとんでて好き。
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図書館にて借りる 登場人物たちもハチャメチャな人ばっかりで展開もハチャメチャでこれで収集つくのかなぁ?って読んでて心配になったけど何とかなるもんだねぇ。
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烏賊川市シリーズ二作目。 作品全体を流れるゆるゆるな感じがツボw コミカルな雰囲気が何故か懐かしい。
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いつもながら舐めきった登場人物だらけの鵜飼探偵シリーズ。本作は結構しっかりしたトリックでしたね。このシリーズもテレビドラマ化されたりして。
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東川さんの本を集中して読んでいます。 勤務校では『謎解きはディナーのあとで』『放課後はミステリーとともに』の2冊を所蔵しているのですが、次々とリクエストが入るので、公共図書館から昔の作品を取り寄せ、取り寄せついでに自分も読んでいます。 う~ん。でもこの人の長編は長く感じるんですよ...
東川さんの本を集中して読んでいます。 勤務校では『謎解きはディナーのあとで』『放課後はミステリーとともに』の2冊を所蔵しているのですが、次々とリクエストが入るので、公共図書館から昔の作品を取り寄せ、取り寄せついでに自分も読んでいます。 う~ん。でもこの人の長編は長く感じるんですよね~。 短編のほうが楽しい。
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+++ 烏賊川市の外れ、鳥ノ岬にある十条寺食品社長宅に銃声が轟いた。撃たれたのは、偶然居合わせた「名探偵」鵜飼杜夫。失われた銃声の謎と「衆人環視の密室」に、鵜飼とその弟子が挑む。書下ろし長編推理小説。 +++ 烏賊川市シリーズ第二弾である。砂川警部と志木刑事、そして探偵・鵜飼...
+++ 烏賊川市の外れ、鳥ノ岬にある十条寺食品社長宅に銃声が轟いた。撃たれたのは、偶然居合わせた「名探偵」鵜飼杜夫。失われた銃声の謎と「衆人環視の密室」に、鵜飼とその弟子が挑む。書下ろし長編推理小説。 +++ 烏賊川市シリーズ第二弾である。砂川警部と志木刑事、そして探偵・鵜飼杜夫と弟子になってしまった戸川流平が、烏賊川市の名士・十条寺家で起こった殺人事件に挑む。コミカルな筆致ながら、伏線は冒頭からすべて綿密に張り巡らされており、頼りないことこの上ないイメージの鵜飼探偵の推理力も意外や意外なかなかのものなので、はっとさせられること度々である。キャラクターのコミカルさとミステリの内容の充実度とのギャップがいい感じの一冊である。
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シリーズ第2作。前回の登場人物がもれなく登場、的な感じで楽しめた。軽いノリでありながら、トリックのほうはちゃんとしてます。
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烏賊川市で密造拳銃紛失事件が発生。 烏賊川市の外れ、鳥ノ岬近くでそれを使用したと思われるホームレスの死体が見つかる。 その後、鳥ノ岬にある十条寺宅にたまたま居合わせた探偵・鵜飼も撃たれ、かすり傷でうめいている間に殺人がおきてしまう。 殺人の現場は「衆人環視の密室」。 密造拳銃には...
烏賊川市で密造拳銃紛失事件が発生。 烏賊川市の外れ、鳥ノ岬近くでそれを使用したと思われるホームレスの死体が見つかる。 その後、鳥ノ岬にある十条寺宅にたまたま居合わせた探偵・鵜飼も撃たれ、かすり傷でうめいている間に殺人がおきてしまう。 殺人の現場は「衆人環視の密室」。 密造拳銃にはいっていた弾丸の数と銃声の数についてのカウントダウンが始まる中、不可能殺人の謎ときが始まります。 やっと手元にまわってきました!今回も笑いました~。 またまた犯人はいかにもでわかったのですが、動機とトリック。あ~、なるほどと納得。 鵜飼、この度は名探偵っぽかったですね。 今作も伏線の嵐でしたし。細かいなぁ。 しかし前作より突き抜けてますね。どこまで行くんでしょう。 でも最初の殺人はかなり後味悪いです。 まあ、<とある警察官>が犯人に謝っているのでまだよしかな。 今回一番笑ったのは、市役所にいる60過ぎの妖精でした。
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