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大学生になるきみへ の商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2022/09/07

20年前の出版のためデータの古さは否めませんが、非常に硬質な内容に刺激を受けました。何度も読み直したくなる一冊です。 ただ書名が「大学生になるきみへ」とあるため、受験生あるいは高校生を対象にしているかのように思われますが、これを高校生に読ませるのは無理でしょう。私は大学で教える立...

20年前の出版のためデータの古さは否めませんが、非常に硬質な内容に刺激を受けました。何度も読み直したくなる一冊です。 ただ書名が「大学生になるきみへ」とあるため、受験生あるいは高校生を対象にしているかのように思われますが、これを高校生に読ませるのは無理でしょう。私は大学で教える立場なので頷きながら読みましたが、大学教育あるいはシステムを理解していない高校生には程度が高すぎると言うより、実感がないと読めないでしょう。用語も高校生には難しく、例えば「竹林の七賢人」なんてさらっと書いてあってもわかるんでしょうか?そう言う表現が随所にあり、「大学生になるきみへ」ではなく「大学生になったきみへ」とかの方が内容的には相応しい気がしました。

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2013/04/29

学ぶことの意味について書かれた、正統派(?)の本。 自分を磨くことに正対して考えたい人にはぴったり。

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2013/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人生は実験である。 仕事が遊びであり、遊びが人生である理想郷。 【メモ】 虚学と実学 表意文字と表音文字 西と東 将来の予測は人類の大事業 人間とは変異にたいする関心が強い。 現象の背後には必ず法則があるとの仮定している。

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2012/11/03

 ジュニア新書のわりには難しいと思っていたが作者の中山茂氏がトーマス クーンの翻訳で知られる科学史家だと聞いて納得した。ジュニア新書も侮れない。  大学で学ぶ教養とはなにかについて論じている。受験では学ばない学問入門として占星術、和算のコーナーが刺激的だった。天文学よりも愛好者が...

 ジュニア新書のわりには難しいと思っていたが作者の中山茂氏がトーマス クーンの翻訳で知られる科学史家だと聞いて納得した。ジュニア新書も侮れない。  大学で学ぶ教養とはなにかについて論じている。受験では学ばない学問入門として占星術、和算のコーナーが刺激的だった。天文学よりも愛好者が多い占星術の方が多数決の考えからすると正しいのではないか、和算は好事家が自分で楽しんでいるだけだから学問とはいえないのではないかという指摘が興味深い。

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2012/10/24

くわしくはこちらhttp://blog.livedoor.jp/gull_antibiotic/archives/5009848.html

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2011/03/23

[ 内容 ] 学ぶことの意味と、自分を磨く学び方について、根底から考えさせてくれる本。 大学は、自ら問いを発し、調べ、考え、追究する場である。 そこで自発性・内発性を育てることが、自分の生きる道を見出し、人生にチャレンジしていくための大きな力になる。 随所におかれた問いかけは刺激...

[ 内容 ] 学ぶことの意味と、自分を磨く学び方について、根底から考えさせてくれる本。 大学は、自ら問いを発し、調べ、考え、追究する場である。 そこで自発性・内発性を育てることが、自分の生きる道を見出し、人生にチャレンジしていくための大きな力になる。 随所におかれた問いかけは刺激的で、考えさせられる。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/04/28

深い。哲学的。 ビジネス書のような本かと思えば、 科学史から見た学びについて丁寧に考察している本。 大学とは一応「学問をするところ」なわけだけれど、 「学問をする」とはどういうことか? そもそも「学問」とは何か? 大学生にはそういうことを考えて欲しいという意思表示がなされている...

深い。哲学的。 ビジネス書のような本かと思えば、 科学史から見た学びについて丁寧に考察している本。 大学とは一応「学問をするところ」なわけだけれど、 「学問をする」とはどういうことか? そもそも「学問」とは何か? 大学生にはそういうことを考えて欲しいという意思表示がなされている。 まあ、大多数の日本の大学生にはあまり関係のない話かもしれない。

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2009/10/07

大学の変遷、各国比較などから大学という空間は何なのかを筆者の意見とともに検証。 科学史家が書いている点で非常に新鮮だった。 クーンのパラダイム論は社会科学概論のオリエンテーシションの内容と少し重なっていた。 東西学問比較もなるほどと思わされた。

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2009/10/04

 大学でやる学問というやつは、勉強と違って自発的・内発的にやるものらしい。ホントにそんな感じなら受験勉強する甲斐があるってものだけど、ね。

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