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マッド・サイエンティスト の商品レビュー

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2015/10/13

東京創元社の2015年復刊フェアで購入。『マッドサイエンティスト』をテーマにしたアンソロジー。但し、原書では収録されているものの、創元の他の文庫で刊行されている2編は本書から割愛されている。 ホラー小説では定番のテーマだが、作風のバリエーションは典型的な『マッドサイエンティスト』...

東京創元社の2015年復刊フェアで購入。『マッドサイエンティスト』をテーマにしたアンソロジー。但し、原書では収録されているものの、創元の他の文庫で刊行されている2編は本書から割愛されている。 ホラー小説では定番のテーマだが、作風のバリエーションは典型的な『マッドサイエンティスト』から『優秀な科学者』まで幅広く、読んでいるのが楽しかった。 収録作の中では『サルドニクス』『エリート』『アーニス博士の手記』が好み。また、各著者の経歴は巻末の『作者紹介』に詳しい。

Posted byブクログ

2011/03/18

タイトル通り「イカれた科学者」テーマのアンソロジー。とは言っても、編者は怪奇恐怖小説専門の研究者なので、全般的にはSFよりはホラーのテイストが濃いものが多い。 編者による序文でも言及されているように、マッド・サイエンティストと言えばまず上がるのが彼のフランケンシュタイン博士だろう...

タイトル通り「イカれた科学者」テーマのアンソロジー。とは言っても、編者は怪奇恐怖小説専門の研究者なので、全般的にはSFよりはホラーのテイストが濃いものが多い。 編者による序文でも言及されているように、マッド・サイエンティストと言えばまず上がるのが彼のフランケンシュタイン博士だろう。そしてここに収録された物語に登場する科学者の多くも彼と同様、自ら求め触れた「禁じられた知識」によって我が身を滅ぼすことになる……。 医学テーマの作品も数編あるが、中でも「エリート」(K・E・ワグナー)は、半ば特権階級化した医学会を強烈に皮肉っていると同時に、「さもありなん」的な展開が却って不気味に思える。 他、ラヴクラフトの非クトゥルー作品「冷気」や、逆にラヴクラフト以外の作家によって初めて書かれたクトゥルー神話作品であるF・B・ロング「ティンダロスの猟犬」などが収録されるなど、なかなか愉しめる1冊。

Posted byブクログ