刺繍 イラン女性が語る恋愛と結婚 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
イランの恋愛・結婚観が赤裸々に書かれている。 なかなかインパクトのあるエピソードばかりで こんな書いていいの?って思うところもあるけど、 クスッと笑ってしまう面白さがある本でした。 本を読むのが苦手な人もわかりやすい絵とセリフ調の文字で読みやすい本だと思います。 刺繍ってそういう意味だったのか…
Posted by
『ペルセポリス』のマルジャン・サトラピ作。イランの裕福な階級の女性達が、食事の後にお茶を飲みながら恋愛や結婚について語るお話。 「陰口をたたく、それは心の喚起よ…』との言葉もあり、まあ下世話な噂話や猥談に花を咲かせる女性達。30代~60代くらいまでの9人。 イランの古くて封建...
『ペルセポリス』のマルジャン・サトラピ作。イランの裕福な階級の女性達が、食事の後にお茶を飲みながら恋愛や結婚について語るお話。 「陰口をたたく、それは心の喚起よ…』との言葉もあり、まあ下世話な噂話や猥談に花を咲かせる女性達。30代~60代くらいまでの9人。 イランの古くて封建的な一面が観れたり、人間どの国でも考えてる事はあんまり変わらないんだとわかったりと、なかなか興味深いです。 個人的に悪態付いたり文句言ったりするのは好きじゃないし、そうゆう人とは極力付き合わないようにしているが、まあそれが心の喚起になる人達も多くいるんだろう。生き方は人それぞれです。 ダメな恋愛エピソードが満載の、愚かで美しい人間の営みが描かれた作品でした。
Posted by
面白かったです。 イラン人女性のイメージが覆されました。 刺繍の本を探していてたまたま発見しましたが、刺繍の意味合いが違いますので要注意!
Posted by
Twitterで知り読んでみた。マンガ風で読みやすい。イラン女性の恋愛と結婚観。明け透けしていて、少しびっくりするが、非常に勉強になった。 「将来、夫を選ぶときには十分気を付けなきゃだめよ。ハートではなく、頭の中身を見て決めなさい。」 「彼女の言うことを聞いちゃだめ!愛する人...
Twitterで知り読んでみた。マンガ風で読みやすい。イラン女性の恋愛と結婚観。明け透けしていて、少しびっくりするが、非常に勉強になった。 「将来、夫を選ぶときには十分気を付けなきゃだめよ。ハートではなく、頭の中身を見て決めなさい。」 「彼女の言うことを聞いちゃだめ!愛する人と結婚するべきよ。私は良識に従って結婚したの。その結果どうなったと思う?愛とはどんなものか、ずっと知らないままだったわ。だって、愛は良識のたいきょくにあるものなんだからね。」 「結婚なんて、ルーレットと同じよ。時々勝つけど、たいていは負けるわ。深く愛し合っていても、いつだって関係がおかしくなる可能性はあるのよ。」 「そう、でも少なくとも関係が悪くなるまで、幸福を味わう時間はあるわ。」
Posted by
面白い!イランの女性の集いw話がかなりグロイところもありますが、女性にとってはかなり面白い話です。ここにもイランの国のあり方もあって。考えさせられるところもある。何故刺繍という題名なのかもわかります!
Posted by
ベールに硬く閉ざされた…ってイメージのイラン女性たちの意外すぎる日常が超面白い。しかしこの人は本当に絵が上手いなあ。
Posted by
イラン女性について調べたくて 題名で選んだら内容でびっくり 同じ女性として結構衝撃 でも彼女の祖母世代ってパフレヴィーの親米時代を経験してからのイラン革命だろうから そうすると息苦しいものがあるのかな
Posted by
表面的には憐れんだり常識的な事言ったりしながらも結局知り合いの女性の失敗談などをべらべら喋ってその場の人たちと嘲笑するあたりは万国共通なのかなと思った。 一見下手なイラストかとおもいきや意外に上手いと感じる箇所もあり、所謂『ヘタウマ』ってやつなのかもしれない。 専門用語はよくわか...
表面的には憐れんだり常識的な事言ったりしながらも結局知り合いの女性の失敗談などをべらべら喋ってその場の人たちと嘲笑するあたりは万国共通なのかなと思った。 一見下手なイラストかとおもいきや意外に上手いと感じる箇所もあり、所謂『ヘタウマ』ってやつなのかもしれない。 専門用語はよくわからないけどコマ割り?が独特。
Posted by
「陰口は、心の換気よ!」 ごもっとも! 刺繍しなくてはいけないような、そういうルールがある社会に生きる女性は大変だ。たいてい、女性の方に、男性よりも厳しい規制がかかる。
Posted by
ページ数の割に値段も高いし、ペルセポの後で読むにはどうなのって思ってたんだけど、とても面白かった。図書館で借りたんだけどね。 パーティーの後の老若女女、オンナたちの語らいは『オールアバウトマイマザー』みたいな雰囲気で、イカしたババァがぶっ放すリベルタン発言に作者の深い愛着と敬意を...
ページ数の割に値段も高いし、ペルセポの後で読むにはどうなのって思ってたんだけど、とても面白かった。図書館で借りたんだけどね。 パーティーの後の老若女女、オンナたちの語らいは『オールアバウトマイマザー』みたいな雰囲気で、イカしたババァがぶっ放すリベルタン発言に作者の深い愛着と敬意を感じる。
Posted by
- 1
- 2