淋しい狩人 の商品レビュー
東京下町にある、小さな「田辺書店」。店主のイワさんと孫の稔二人で切り盛りする平凡な古本屋に、大小様々な事件が持ち込まれる。本好き必読!本を題材にした、連作ミステリ。
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古書店が舞台の短編連作集。古書店の雇われ店長イワさんと孫の稔の本に纏わるあれこれ。 「六月は名ばかりの月」姉を殺された妹は。「黙って逝った」旗振りおじさんが出した本。「詫びない年月」ご隠居さんが見る幽霊。「うそつき喇叭」万引きをした小学生を虐待していたのは。「歪んだ鏡」電車で拾っ...
古書店が舞台の短編連作集。古書店の雇われ店長イワさんと孫の稔の本に纏わるあれこれ。 「六月は名ばかりの月」姉を殺された妹は。「黙って逝った」旗振りおじさんが出した本。「詫びない年月」ご隠居さんが見る幽霊。「うそつき喇叭」万引きをした小学生を虐待していたのは。「歪んだ鏡」電車で拾った本。「淋しい狩人」未完で終わった筈の本の続きは。 本屋や古本屋が舞台の小説は多いが、こちらは程よい長さで読みやすいです。
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本から始まる謎がある―。亡父の本棚から出てきた数百冊の本。それだけなら、単なる蔵書家の遺品で済むのだが、すべてが同じ本だったとしたら...。東京下町にある、小さな「田辺書店」。店主のイワさんと孫の稔二人で切り盛りする平凡な古本屋に、大小様々な事件が持ち込まれる。本好き必読!本を題...
本から始まる謎がある―。亡父の本棚から出てきた数百冊の本。それだけなら、単なる蔵書家の遺品で済むのだが、すべてが同じ本だったとしたら...。東京下町にある、小さな「田辺書店」。店主のイワさんと孫の稔二人で切り盛りする平凡な古本屋に、大小様々な事件が持ち込まれる。本好き必読!本を題材にした、連作ミステリ。
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古書店っていう舞台が好き。 探偵役がそこの店主のおじいちゃんっていうのも。 でも宮部みゆきはやっぱりがっつり長編でよみたいなぁ、 とも思うもどかしさ。 最初の2編が面白くて、 後半がイマイチーと思うのがちょっと残念。 ・六月は名ばかりの月―新婚夫婦と消えた姉 ・黙って逝った―父...
古書店っていう舞台が好き。 探偵役がそこの店主のおじいちゃんっていうのも。 でも宮部みゆきはやっぱりがっつり長編でよみたいなぁ、 とも思うもどかしさ。 最初の2編が面白くて、 後半がイマイチーと思うのがちょっと残念。 ・六月は名ばかりの月―新婚夫婦と消えた姉 ・黙って逝った―父の残した数百冊の「とある本」 ・詫びない年月―防空壕と木乃伊 ・うそつき喇叭―童話と子供とDV ・歪んだ鏡―網棚の文庫本と名刺 ・寂しい狩人―絶筆されたミステリー
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宮部さんの作品の主人公は個性があって面白いです。この話の主人公は、古書店の店長をやっているおじいちゃん。いえいえ、おじいちゃんなんて言ったら怒られちゃいそう。6つの短編すべてが面白かったです。
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新装版で再読、なつかしく読んだ。祖父が預かっている古本屋を舞台にして起こる謎解き。 週末には手伝う高校生の稔やその母の姿も時々見えていい味を出している。彼女の書くものに登場する若者はとてもさわやかだ。 Miyuki Miyabe Early Collectionとして逐次...
新装版で再読、なつかしく読んだ。祖父が預かっている古本屋を舞台にして起こる謎解き。 週末には手伝う高校生の稔やその母の姿も時々見えていい味を出している。彼女の書くものに登場する若者はとてもさわやかだ。 Miyuki Miyabe Early Collectionとして逐次刊行されていくようだ。
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