憧れのまほうつかい の商品レビュー
30分かからずに読める。 作者の日記のような本。 結局は、絵本の事というより それに乗じてイギリスも旅行したよの話になっている。 さくらももこの絵のヒントが、絵本の作者であることは よく伝わってきた。
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エロール・ル・カインというイギリス人画家を巡る話。 ・・・なんだけど、一番印象的だったのは漫画家になるためにたくさんの原稿を描き、あちこちに投稿したという彼女のデビューまでの話だった。やっぱりじっと待ってるだけじゃダメなのね。(2007.12.2)
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(内容) 小さい頃から絵ばかり描いていた少女は、17歳の冬、一冊の絵本にひと目で恋をしてしまった。 作者の名はエロール・ル・カイン。その少女はさくらももこ。 彼に弟子入りしたいとまで思いつめた少女ももこ。 そしてついに、憧れの人の地を訪ねることに! だけど、チャララ〜ン、やっぱり...
(内容) 小さい頃から絵ばかり描いていた少女は、17歳の冬、一冊の絵本にひと目で恋をしてしまった。 作者の名はエロール・ル・カイン。その少女はさくらももこ。 彼に弟子入りしたいとまで思いつめた少女ももこ。 そしてついに、憧れの人の地を訪ねることに! だけど、チャララ〜ン、やっぱり思いもよらぬ爆笑珍道中。 イラスト満載、涙と笑いの桃印エッセイ。 巻末インタビューにもエピソードがいっぱい! 平成13年7月発行。 (感想) さくらももこさんの旅エッセイ。 ただ、"ぶらり旅"というわけではなく、自分のルーツである画家の足跡を辿る・・というテーマがあります。 ただ、私は、本作で旅について書いた部分よりも、ル・カインとの出会いについて書いた部分が好きです。 誰でもそうだと思うんだけど、自分が影響を受けた人とかモノについて語る時って熱が入るじゃないですか。 この本でも、高校2年でル・カインを知った時から、のめり込む過程、彼が死んだことを本屋で知って部屋で泣いた・・って話までさくらさんが情熱的に語っています。 そして、そんなさくらさん以上に情熱を燃やしているのが、作中で登場する渋谷さんなる人物。 どんな道にもマニア、熱狂的なファンというのはいますが、まさにこの人はル・カイン・マニア。 ル・カインの奥さんに生活費をあげたり、ル・カインの墓や美術館を作ろうとしたり・・・と、人生まるごとル・カインなわけです。 また、実際に彼の作品の写真が載ってて、それが確かに良い。 「あぁ、マニアが出来るのも納得出来るよな」と思わせるに足るものなのです。 カラフルなんだけど落ち着いているというか、絶妙なハーモニーを醸し出しているというか。よく分からないけど、観てて物語の世界に入れるというか。 で、当のル・カインの顔はバディ・ホリーに似てます。 巻末のインタビューでは、「絵」に焦点を当てて、さくらさんが子供の頃からデビューする頃までに好きになった画家の変遷が綴られています。 というわけで、絵が好きな方には結構オススメな作品。
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さくらももこの文章はやっぱり面白いです。 発行された当時読んで、内容を忘れかけてたのでもう一度読んでみました。 劇的な起承転結があるわけでもないのに、楽しめる文章が書けるというのはすごいなぁ…… そしてエロール・ル・カインについてもっと知りたくなりました。
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2007.8/16 エロール・ル・カインについて。初めて知ったがすてきな絵だ。さくらももこの、ル・カインに影響された(と思われる)絵を子どものころ見て、好きだと思ったのを思い出す。
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ル・カイン氏の作品を愛するさくらさんが、氏の作品を少しでも世に広めようと出したエッセイ本。これが出版された当時、私の中でさくらさんのエッセイブームが巻き起こっていたりしていたのだが、この本のまさにル・カイン氏の絵が少し怖くて、読まずにずっと放置していたのを、この間偶然図書館でみか...
ル・カイン氏の作品を愛するさくらさんが、氏の作品を少しでも世に広めようと出したエッセイ本。これが出版された当時、私の中でさくらさんのエッセイブームが巻き起こっていたりしていたのだが、この本のまさにル・カイン氏の絵が少し怖くて、読まずにずっと放置していたのを、この間偶然図書館でみかけなんとなく手にとって見た。あれから何年も経っているので、さすがにカイン氏の絵を怖いとは思わなくなった。寧ろ精緻で綺麗な絵だと思う。けれど、やはり、独特の暗さみたいなものが私には感じられて、あまり好きはなれない。 エッセイそのものは面白くて、さくらさんがどれだけ彼の作品が好きかはわかったが、残念ながら私には通じなかったようだ。 そもそも、私には絵の良し悪しなんてわからない。あるのは好き嫌いのみだ。絵のみに関わらず、私はほとんどの事柄について素人であるのだから、ほとんどのことについて良し悪しなどわかるはずがないのだ。だから、私にできるのはこの短い人生の仲で培ってきた、私なりの趣味感、スタイルを元に、好き勝手に好きだ嫌いだいうことしかできない。どんなにいい絵でも好きになれなかったら手元に起きたいとは思わないし、それでいいと思っている。世間的に価値があるけれどもあんまり好きになれない絵画を飾るよりは、他人から見たら趣味が悪いものでも、自分の感性で好きだと思うものを愛でつつ趣味の悪い生活をおくる方が性にあっているのだ。
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さくらももこがエロール・ル・カインの 絵に惚れ込んで描いたエッセイ。 挿絵を見て「さくらももここんな絵描くんだ!すげえ!」 と思って借りたらエロールのだった。 絵の素晴らしさは実際見るのが一番として 文章で一番心に残ったものと言えば さくらももこがエロールの名を聞いた最初の印象...
さくらももこがエロール・ル・カインの 絵に惚れ込んで描いたエッセイ。 挿絵を見て「さくらももここんな絵描くんだ!すげえ!」 と思って借りたらエロールのだった。 絵の素晴らしさは実際見るのが一番として 文章で一番心に残ったものと言えば さくらももこがエロールの名を聞いた最初の印象 「?エロール?なんて、なんかエロの巻き物みたいではないか」 とかそういう…くだらないの…好きなんだ…(伏目)。 いいなあエロールもう少し見たいなあ。
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さくらももこが、影響されたという憧れの画家”エロール・ル・カイン”について語ったイギリス紀行エッセイ。偶然、この本を読む前にカイン氏の絵本を見ていたので驚きました(とても綺麗な絵です)。ももこ調の爆笑語り口は相変わらず楽しいです。
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魔法使いが好きなので借りたけど、違った。画家の「エロール・ル・カイン」て人の紹介やって、すごい緻密な感じの絵で好きになりそうや〜絵本、探してみます。
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さくらさん憧れのルカインさん(なくなってます)と言うイギリスの絵本作家をたずねるたびの本。というか、イギリスでのたびがつらつらとかかれていました。さくらさんのエッセイは読みやすくて大好き。
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