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イギリスの階級社会 の商品レビュー

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2025/10/10

本書の大きな主張は、著者の貴族史家としてのヒエラルキーの発見、正しくは再発見、である。ヒエラルキーとは、本書で二度引用されているシェイクスピアのいう「すべては序列によらざればあるべき位置を保てません。序列を排してその弦の調子を狂わせれば、耳ざわりな不協和音を生じます」との「序列」...

本書の大きな主張は、著者の貴族史家としてのヒエラルキーの発見、正しくは再発見、である。ヒエラルキーとは、本書で二度引用されているシェイクスピアのいう「すべては序列によらざればあるべき位置を保てません。序列を排してその弦の調子を狂わせれば、耳ざわりな不協和音を生じます」との「序列」のことである。本書は、中世からある古いヒエラルキーが、一八、一九世紀に壊されて、階級がそれに代わったという通常の物語ではなく、階級という言葉で語られるヒエラルキーはそのまま残ったという新しい物語である。(訳者あとがき より)

Posted byブクログ