海神の晩餐 の商品レビュー
ジャック・フットレル…
ジャック・フットレルの未発表原稿をめぐる、マニアックな海洋ミステリーです。
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氷川丸の船上で起こる…
氷川丸の船上で起こるクローズドサークルもののミステリ。 部屋から消えたミステリの原稿、乱数表、金髪美女の幽霊、金髪美女の死体消失、殺人未遂事件など次々に起こる事件が複雑に絡みあうことで、謎がより深まってます。ただ、謎解きそのものよりも「友情と国のどちらをとるか?」やエピローグの印...
氷川丸の船上で起こるクローズドサークルもののミステリ。 部屋から消えたミステリの原稿、乱数表、金髪美女の幽霊、金髪美女の死体消失、殺人未遂事件など次々に起こる事件が複雑に絡みあうことで、謎がより深まってます。ただ、謎解きそのものよりも「友情と国のどちらをとるか?」やエピローグの印象がより強く残った作品でした。
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昭和初期の客船氷川丸…
昭和初期の客船氷川丸を舞台に、タイタニック号に乗っていた作家の幻の原稿の謎を追う。ラストのまとめ方で中途半端な作品になってしまった。
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タイタニック号沈没の際持ち出された謎の原稿が氷川丸一等船室から盗まれた。原稿を友人から買い取った高一郎の周囲で金髪美人の幽霊出現、死体消失、殺人未遂など、次々と起こる怪事件。 なかなか事件は起きないけど、ジャック・フィットレルの『思考機械』の未発表原稿の話は魅力的。ハワイの有名な警部とか色々面白い事もあって楽しめた。
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好きな著者だったので。 太平洋戦争の直前、 ドラ息子ではないにしろ、 酒を飲むたびに記憶を失う「高等遊民」の主人公が、 氷川丸の一等船室でアメリカへ向かうお話。 乗り込む直前に旧友から買わされた推理小説の原稿は本物なのか。 偶然乗り合わせたシアトルに住む幼なじみ、 子爵、日系カナダ人の家族、アメリカ人夫婦、 一等船室の客たちと楽しく旅路は進むが、 ある夜とうとう死体が発見される。 時代の雰囲気たっぷりで良かった。 アガサ・クリスティが描いた上流階級のミステリーのような、 と言えばよいのだろうか。 ロックフェラーをうならせた美味しい食事の氷川丸に乗ってみたかった。 もちろん、一等船室で。 ミステリーの鍵となる、 推理作家ジャック・フットレルは 本当にタイタニック号で遭難していた。 作品を読んでみなければ。
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ミステリ自体はあっさりと書かれていることもあってなんだそりゃ、という感じ。それぞれの乗客の背景も深くは書かれておらず、あっさりしている。 ただ、客船の中の人種に関係のない和やかな時間と、戦争に向かう外の情勢のギャップがじんわりときた。
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大戦前、日本からアメリカに向かう氷川丸を舞台にタイタニックから発見されたと言われる幻の原稿をめぐって起こる数々の事件、 主軸の事件も中々なのですが、間間にに入る日記や増えていく虎屋の羊羹などカーの盲目の理髪師を思い出した。 また最後のエーピーログの部分に繋がるように随所に出てくる...
大戦前、日本からアメリカに向かう氷川丸を舞台にタイタニックから発見されたと言われる幻の原稿をめぐって起こる数々の事件、 主軸の事件も中々なのですが、間間にに入る日記や増えていく虎屋の羊羹などカーの盲目の理髪師を思い出した。 また最後のエーピーログの部分に繋がるように随所に出てくる当時の日本の中国への進出や他国での外国人の扱いの違いなど時代の流れを感じました。
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さる豪華客船の船上というクローズドサークルがなかなかに面白い。実際には謎というものそれほど大したものでもなかったり、謎の探偵小説にしても冒頭の中国人の話にしても後から思い返してみたらそれほどの内容でもなかったような気がしますが、読んでる最中は結構楽しめたような気がします。内容は置...
さる豪華客船の船上というクローズドサークルがなかなかに面白い。実際には謎というものそれほど大したものでもなかったり、謎の探偵小説にしても冒頭の中国人の話にしても後から思い返してみたらそれほどの内容でもなかったような気がしますが、読んでる最中は結構楽しめたような気がします。内容は置いといて、その魅せ方みたいなものが巧みですね、この作家さんは。 ただ最後の史実にそったエピローグはなんとなく蛇足なような・・・物悲しい雰囲気をだしたかったのかもしれませんが・・・
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謎の乱数表だのミステリ読書会だの金髪美人の幽霊だの、なんだか豪華。それほど派手じゃないけどやっぱり豪華。品がいい、とでもいうか。 ただし、ラストはちょっと暗くなりました。このへんの時代背景って、悲しいよね。
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1912年のタイタニック號の悲劇がプロローグ。 その20年後の1932年、横濱を出航し、晩香波に向ふ氷川丸が物語の舞臺である。 タイタニック號沈沒の際に難を逃れた原稿の存在と、そこに記された暗號のやうなもの。 その原稿が盜み出される事件をきつかけとして、次々に怪しげな事件が發生...
1912年のタイタニック號の悲劇がプロローグ。 その20年後の1932年、横濱を出航し、晩香波に向ふ氷川丸が物語の舞臺である。 タイタニック號沈沒の際に難を逃れた原稿の存在と、そこに記された暗號のやうなもの。 その原稿が盜み出される事件をきつかけとして、次々に怪しげな事件が發生する。 滿洲建國の年、すなわち大日本帝國が中國との戰爭状態に入りつつある時の10日間の船旅。 エピローグは1941年11月3日。 眞珠灣攻撃から日米開戰に到る、そのわづか一月前のことである。 此の時代背景がこの作品のポイントとなつてゐる。 2004年9月16日讀了
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