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風の帰る場所 の商品レビュー

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30件のお客様レビュー

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2013/11/24

うぅぅん、これは辛かった! 言っていることが抽象的か哲学的で理解するのに難しいうえ、宮崎作品をそれほど熱心に観ていなかったので、興味が持てませんでした! ディズニー作品が好きではないこと、宮沢賢治、チャップリンが好きなことは良くわかりました。

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2013/10/30

最近アニメ監督を引退された宮崎駿監督のインタビュー集です。アニメからは見えてこない監督自身の内側のドロドロが見えてくるようで少し恐かったです。 九州大学 ニックネーム:上野泰三

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2013/09/07

引退会見をうけて再読。 千と千尋までの舞台裏が少しわかります。 インタビュー形式なので読みやすい。 ジブリ映画を純粋に楽しみたいなら読まなくてもいいかも(笑)

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2013/08/02

宮崎駿×ロッキングオン渋谷陽一のインタビュー。 作品の宣伝や紹介のためではなく 宮崎駿が自分の考えている事をここまで語っているものを まとめてあるのは珍しいと思う。 そして、それを引き出す渋谷さんのインタビューがすごい。 本人を言っている通り、初めは渋谷さんがやや喧嘩腰のため ...

宮崎駿×ロッキングオン渋谷陽一のインタビュー。 作品の宣伝や紹介のためではなく 宮崎駿が自分の考えている事をここまで語っているものを まとめてあるのは珍しいと思う。 そして、それを引き出す渋谷さんのインタビューがすごい。 本人を言っている通り、初めは渋谷さんがやや喧嘩腰のため スリリングなインタビューになっている。 お二人とも頭が良く、知識も多いので難しく感じる部分もあった...。 ヒューマニズムとエコロジーだけで宮崎駿を語ってはいけない。

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2012/10/12

ジブリの宮崎さんのロングインタビュー。インタビュアーはROCK IN JAPANの渋谷さん。そんな僕にとっての夢の組み合わせでナウシカ、紅の豚、トトロ、もののけ姫、千と千尋を語り尽くした一冊。数ページで収まる雑誌のインタビューなんかと違って、深くて濃い~ところまでいってます。そし...

ジブリの宮崎さんのロングインタビュー。インタビュアーはROCK IN JAPANの渋谷さん。そんな僕にとっての夢の組み合わせでナウシカ、紅の豚、トトロ、もののけ姫、千と千尋を語り尽くした一冊。数ページで収まる雑誌のインタビューなんかと違って、深くて濃い~ところまでいってます。そして渋谷さんらしくわかりにくい例えとか強引な話の持っていき方をひょうひょうとかわす宮崎さん、字面だけを追えばかみ合ってないなと思うところもあったけど、2人は楽しんでたろうなと思えたインタビューを読ませてもらいました。自分だけで語ってたら表現しきれないことをインタビュー形式であれば表現できる、そういうことってあるなぁっていう点でも参考になった一冊でした。ジブリ作品をもっかい見返したくなりました。

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2012/08/29

雑誌紙面にて12年もの年月をかけて行われたインタビューの再録集。インタビューワーはCUT、ロッキンオン創刊者の渋谷陽一氏。さすが作品や宮崎氏自身についてかなりつっこんだ質問をされています。感覚的な問いが多く、それに対して宮崎氏も感覚的に答えるので飲み込むのに時間がかかることもしば...

雑誌紙面にて12年もの年月をかけて行われたインタビューの再録集。インタビューワーはCUT、ロッキンオン創刊者の渋谷陽一氏。さすが作品や宮崎氏自身についてかなりつっこんだ質問をされています。感覚的な問いが多く、それに対して宮崎氏も感覚的に答えるので飲み込むのに時間がかかることもしばしば。初期の頃の若干喧嘩腰の質問がおもしろい。「作品内のターニングポイントでたびたび風が吹くのは意図したものか?」という質問からこのタイトルがきたんでしょうか。 宮崎駿氏はどこか現実に対してニヒリストな印象があったのですが、インタビューを読んで感じたのは全く逆で「理想がものすごく高い人」でした。アニメ制作の劣悪な環境を作り出したと手塚治虫氏を批判したエピソードは有名ですが、この本では更にアニメ化したことで手塚氏が商業的ヒューマニズムに走ったと批判しています。他にもディズニーや、エヴァンゲリオンの庵野監督、攻殻機動隊の押井守監督らの作品に対しても言及。 全体的に、作品自体についての裏話などよりかは、その時々のジブリの状況、宮崎駿氏が何を考えているかに焦点が当てられています。もののけ姫以降年齢を理由に「俺は引退する」と何度も口にしているのが気になりました。やめられないんだなあ…。

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2011/12/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

インタビュアーは渋谷陽一。 ・魔女の宅急便は赤字解消のためにヤマト運輸へ持ち込んだ企画だった。 ・同様に紅の豚は日本航空に持ち込んだ企画だった。 ・千と千尋にも元ネタ「霧の向こうの不思議な町」があった(これは書いてないけど) ・ポニョにも元ネタがあった(金魚姫) だけど著作権の扱いはあやしい。現実歪曲空間が発動されている? ・無意識に書いたスケッチが、のちのちのストーリーに反映されることもある ・手塚治虫や黒沢明からぬけだしたい、という呪縛があるようだった。 ・”歯止めをなくす瞬間は一種の快感があるんだけど、形を壊した瞬間にね、次の形を作る能力を持たないことが発覚しますから。 だから際限なくくだらなくなってくっていうか”

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2011/10/23

宮崎駿に対して渋谷陽一が12年に渡ってインタビューした記録。 ものを作り上げる中での苦労や葛藤が赤裸々に語られていますが、それでも作ることに向き合い続ける宮崎駿の姿勢やその泥臭さは、僕らに強烈なメッセージを残していると思います。 紅の豚が一人で赤い飛行艇に乗り続ける意味や、千尋が...

宮崎駿に対して渋谷陽一が12年に渡ってインタビューした記録。 ものを作り上げる中での苦労や葛藤が赤裸々に語られていますが、それでも作ることに向き合い続ける宮崎駿の姿勢やその泥臭さは、僕らに強烈なメッセージを残していると思います。 紅の豚が一人で赤い飛行艇に乗り続ける意味や、千尋がラストで電車に乗ることになった経緯など。作品とは作者の思想と腕によって作り出されていることを思い知らされます。ただの「裏話」ではなく、時代を切り抜く視点を得られるインタビュー集だと思います。

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2011/07/22

インタビュアーの渋谷氏が宮崎駿監督から過去の作品について、聞き出します。渋谷氏のインタビューを楽しみにしている宮崎監督は、テンションが高く、活字から和やかな雰囲気が伝わってきます。作品が完成した当時とは違った見解を引き出すことに成功している価値のあるインタビュー本だと思います。

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2011/06/21

学校の図書館で結構ぼろぼろになってて、みんなに読まれてるから面白いのかな!?と思って借りた本。 宮崎さんとのいくつかのインタビュー。 インタビュアーの方とのレベル高めな会話についていくのがちょっと大変だったけど何となく宮崎さんが考えてることとか、製作背景とか知ることが出来たかと。

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