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アダム・スミス の商品レビュー

4.3

84件のお客様レビュー

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2026/04/14

お恥ずかしいが、経済学部出身でありながら、アダム・スミスを読んだことがない。流石に『国富論』という本があらることぐらいは知っている。このままでは一生読まないことになるとなぜか危機感を覚えていたところ、本書に遭遇。 読む。 非常に分かり易い。 もっと早く本書にであっていればよかった...

お恥ずかしいが、経済学部出身でありながら、アダム・スミスを読んだことがない。流石に『国富論』という本があらることぐらいは知っている。このままでは一生読まないことになるとなぜか危機感を覚えていたところ、本書に遭遇。 読む。 非常に分かり易い。 もっと早く本書にであっていればよかった。 アダム・スミスが生きた18世紀という時代。経済が発展する一方で格差や貧困に喘ぐ。 ここから、『道徳感情論』『国富論』が生まれる。 筆者が「はじめに」で、 「本書を読み終えた読者が、スミスの思想や人間性に関心をもち、『道徳感情論』や『国富論』を独力で読んでみようと思っていただければ幸いである」と記している。 この文章を書いている1名がそれに該当する。

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2026/03/26

経済学者は人の心がないなーっと思っていたが、道徳論と一緒に読むことで、昭和初期の助け合い経済のような雰囲気を感じた。

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2025/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『国富論』と言われると経済書で人間性が入り込む余地があるように思わなかったけど『道徳感情論』から説明されていくと、人間性の重要さが分かるな~。読んでいて色々学んだ感じがする。説明が論理的で良い。アメリカ独立戦争に関するアダム・スミスの考えとか意外な感じだった。理解できるかどうかは別にして『国富論』『道徳感情論』はちゃんと読んでおくべきかな~。良い本だった(笑)

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2025/08/14

道徳感覚学派の重要書である『道徳感情論』と、経済学の始祖とされる『国富論』の二作を取り上げ、アダム・スミスの思想の全体像を明らかにする。

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2025/07/27

経済学や社会学を学ぶ中で、いろんな概念が出てきて「こんなに概念定義してもな〜」となんとなく考えていました。 今一度考えてみると、私たちに間違いなくあるのは「感情」だよな、と思いあたり、そういえばアダムスミスのもうひとつの著作が「道徳感情論」だったことを思い出してこの本を読みまし...

経済学や社会学を学ぶ中で、いろんな概念が出てきて「こんなに概念定義してもな〜」となんとなく考えていました。 今一度考えてみると、私たちに間違いなくあるのは「感情」だよな、と思いあたり、そういえばアダムスミスのもうひとつの著作が「道徳感情論」だったことを思い出してこの本を読みました。 結論から言って、非常に納得のいく分析がされていました。特に納得したのは、一般に人は、慈恵を進んで行い、正義の執行からは目を背ける、という部分です。 他にも、地位や称賛を過大評価してしまうこと、それらを目指す財産の道では過程において不幸になること、一定の財産がないと賢い人でも平静ではいれらないことなど、経済の本質を見た気がします。 さすがアダムスミス、と思ってしまいました。 経済では、資本投下の順序がとても重要に感じました。

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2025/05/25

アダム・スミスの生涯と彼が生まれたスコットランドの背景にまず触れる。その後、彼が遺した著作『道徳感情論』と『国富論』の要点を、著者が解説する。アダム・スミスは著作『国富論』から経済学の祖と言われて、見えざる手すなわち競争を煽り、個々人の利益を追求する社会を肯定した者と思われがちで...

アダム・スミスの生涯と彼が生まれたスコットランドの背景にまず触れる。その後、彼が遺した著作『道徳感情論』と『国富論』の要点を、著者が解説する。アダム・スミスは著作『国富論』から経済学の祖と言われて、見えざる手すなわち競争を煽り、個々人の利益を追求する社会を肯定した者と思われがちである。しかし本書を読むと、その見方が誤りだとわかる。彼が『道徳感情論』で主張したことを紐解けば、個々人の良心やフェアプレイのルールの競争を前提した経済成長を追求したこと、また最低水準の富が得られない社会を否定するなど、他人を蹴落とすような行為を是としない。このように、アダム・スミスは新自由主義の思想とは相容れない。

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2025/04/27

「「見えざる手」は誰の手か」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51294633.html

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2025/01/27

18世紀の『経済学の祖』アダム・スミスの二つの著書、「道徳感情論」と「国富論」の世界の入り口を分かり易く覗くことが出来る一冊です。道徳感情論に於ける「公平な観察者」と言う自分の心の中にいる観察者の存在は、誰もが首肯するところで、自分の行動規範の元となる存在であることを本書は分かり...

18世紀の『経済学の祖』アダム・スミスの二つの著書、「道徳感情論」と「国富論」の世界の入り口を分かり易く覗くことが出来る一冊です。道徳感情論に於ける「公平な観察者」と言う自分の心の中にいる観察者の存在は、誰もが首肯するところで、自分の行動規範の元となる存在であることを本書は分かり易く教示してくれます。国富論では、スミスの暮らしていた当時のイギリスでは、本来、国内の農業、製造業、輸出業の順に成長していかなければいけない経済が輸出業、製造業、農業の順になってしまい、輸出業に注目が行くあまり、他国がライバルとなり不必要な輸出規制が増えて行ってしまったことを前提に、規制の撤廃をスミスは提示しています。本書は、アダム・スミスの世界のゲートウェイとしては良書だと感じました。

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2024/08/19

この作品はスコットランドの経済学者アダム・スミスの『道徳感情論』と『国富論』についての参考書です。 アダム・スミスといえば「神の見えざる手」で有名です。 しかしこの「見えざる手」が通俗的な理解では誤解されているというのがこの本で学ぶことができる最大のメリットです。 アダム・...

この作品はスコットランドの経済学者アダム・スミスの『道徳感情論』と『国富論』についての参考書です。 アダム・スミスといえば「神の見えざる手」で有名です。 しかしこの「見えざる手」が通俗的な理解では誤解されているというのがこの本で学ぶことができる最大のメリットです。 アダム・スミスが『国富論』で本当に言いたかったのは何だったのか。それをこの本でじっくりと見ていくことになります。

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2024/07/17

齋藤孝さんのなぜ本をふんではいけないのかの中で 道徳感情論に触れられており 見えざる手の理解が自身も正しくできていなかったことに気付き この本を読んだ この本は表題通り 道徳感情論と 国富論をそれぞれの繋がりを言及の上でアダム・スミスの考え方かま説明されており非常にためになった...

齋藤孝さんのなぜ本をふんではいけないのかの中で 道徳感情論に触れられており 見えざる手の理解が自身も正しくできていなかったことに気付き この本を読んだ この本は表題通り 道徳感情論と 国富論をそれぞれの繋がりを言及の上でアダム・スミスの考え方かま説明されており非常にためになった アダム・スミスの国富論の 見えざる手 は有名で 利己心に基づいた個人の利益追求行動が社会全体の無条件に経済利益をもたらす そのためも急進的な規制緩和が必要と考えていたと思われがちだが その前提として道徳感情論がある その中で 個々での個人は 社会から孤立した存在でなく 他人に同感し 他人から同感されることを求める社会的存在であるとされていふ なので何でもありの利己心の追求が社会全体の利益の最大化にはならないので考え方の一部が広まって十分理解されていない 以下も今まで知っていたこととも関連付けられて大きな気付きになった 他者の存在が自身の行動・感情の判断基準になること 富が必要最低水準を超えると 以降は幸福は増えない 賢人は(人の中の賢さ)それを理解し 「弱さ」(人の中の弱さ)は富の増加と幸福はずっと比例する幻想を追う(ただしこれが経済成長のエンジンにもなる) 貨幣は交換の手段にすぎない 富は見知らぬ人と人を繫ぐものである また国富論の 国は Nationsであり 一国の富ではなく万国の富である 世の中は変わって来ているが現在まで繋がる普遍性のある考え方だと感じた

Posted byブクログ