知覚の現象学(1) の商品レビュー
西洋哲学の大きな二つの伝統である経験論と主知主義を、同時に、かつ執拗に批判しつつ、「身体」に特別な意味を見いだす。デカルト、ベルクソンの論を参照項としながら、心理学を主な素材としている。 身体の肯定とは、なんと生の肯定であることだろう。 生の急所を捉えた言明箇所に、数多くの「...
西洋哲学の大きな二つの伝統である経験論と主知主義を、同時に、かつ執拗に批判しつつ、「身体」に特別な意味を見いだす。デカルト、ベルクソンの論を参照項としながら、心理学を主な素材としている。 身体の肯定とは、なんと生の肯定であることだろう。 生の急所を捉えた言明箇所に、数多くの「付箋」を付けた。
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今の私がいるのは、この本の影響によるところ大です。フッサールの『現象学』も凄かったのですが、この哲学書のお陰で、世界がまったく変わって見えるようになりました。
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