QED 鬼の城伝説 の商品レビュー
これまでの史観を踏まえて、大きな問題に切り込んでいく。 「鬼」の持つ複雑な意味合いを、現代の事件もうまく結びつけて説明してある。
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QEDシリーズ9作目。今回のテーマは桃太郎伝説。 竹取物語と同様、子供の頃から聞いていた昔話の裏話(こっちが本当の姿?)で興味深い。9作目までくると、読む前から桃太郎と鬼の関係の構図が何となく見えてくるようになったのはこちらの進歩か。今回は祟の登場が遅め。その代わりに沙織やガイ...
QEDシリーズ9作目。今回のテーマは桃太郎伝説。 竹取物語と同様、子供の頃から聞いていた昔話の裏話(こっちが本当の姿?)で興味深い。9作目までくると、読む前から桃太郎と鬼の関係の構図が何となく見えてくるようになったのはこちらの進歩か。今回は祟の登場が遅め。その代わりに沙織やガイド役の女の子の解説が入るけれども、やっぱり祟の解説が聞きたかったかな。何かもう、祟の薀蓄解説の中毒になっていそう。
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鬼の解説はもうおなじみのパターン。 だんだん名前がでてくるだけでピンとくるようになってきましたw それよりタタルさんと奈々ちゃんニヤニヤしてしまう!
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今度は桃太郎伝説。 しょっぱなにDNAに記憶が含まれるか?ってところから始まり、 岡山の薀蓄から、日本神話、温羅伝説、仏教の唯識、DNAと 頭がフル回転!! もう面白すぎ。 知的好奇心をここまで満足させてくれるミステリは 他にないのではなかろうか。
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タタルさんの登場が後半からだったせいか、いつもの蘊蓄話がはしょり気味。 このシリーズを読む度に、蘊蓄をしっかり読むことにかなり疲れる気がするのですが、それがはしょられるとなると、今度は若干の物足りなさを感じるとは、あの蘊蓄話の中毒になってしまったのだろうか……。
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シリーズを重ねるごとに旅情ミステリーっぽい要素も増えてきた感じがする。(まぁそれでも神社仏閣巡りが中心ですが)鳴神神事とか行ってみたくなります。
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シリーズ第9弾。岡山県の吉備津神社や桃太郎の鬼退治について面白い薀蓄が満載だった。事件のほうもシリーズのなかではなかなか面白かったと思う。
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QEDシリーズ第九弾。 扱うは桃太郎伝説で有名な岡山、桃太郎……ではなく、敵役の鬼の方。 相変わらず、文献・諸説を駆使する裏歴史談義は素晴しい出来。 なんですが、トリックについては……いまひとつ納得が。 最後のオチに使われる心理トリックの使い方は素敵なんですが、ちょっ...
QEDシリーズ第九弾。 扱うは桃太郎伝説で有名な岡山、桃太郎……ではなく、敵役の鬼の方。 相変わらず、文献・諸説を駆使する裏歴史談義は素晴しい出来。 なんですが、トリックについては……いまひとつ納得が。 最後のオチに使われる心理トリックの使い方は素敵なんですが、ちょっと消化不良かも?
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このシリーズ文庫も9册目!!今回も歴史うんちくがたぁ~~っぷりで、大変楽しめて、目から鱗でした。 ただ、今回はタタルさんが後半からの登場だったのが、物足りないっていえば、物足りなかったなぁ~~。事件解決もタタルさんが解明するって部分では薄かったし。 それにもっとタタルと奈々の絡み...
このシリーズ文庫も9册目!!今回も歴史うんちくがたぁ~~っぷりで、大変楽しめて、目から鱗でした。 ただ、今回はタタルさんが後半からの登場だったのが、物足りないっていえば、物足りなかったなぁ~~。事件解決もタタルさんが解明するって部分では薄かったし。 それにもっとタタルと奈々の絡みを読みたかった(笑) でも、桃太郎伝説についての謎という部分ではとっても食い付いてしまった(笑) 桃太郎とは、猿、雉、犬とは・・・そして鬼とは・・・ この本を持って岡山歴史巡りしたい位(笑)それ位の蘊蓄たっぷり、歴史資料としても楽しめる!
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桃太郎や鬼の騙り。 日本人にとっておそらく一番ポピュラーな昔話だからか、似た題材の竹取伝説より面白かった。 「DNAに記憶は残るのか?」 このテーマも興味深い。 そして動機のトンデモさも相変わらずで何より。
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