高杉晋作 の商品レビュー
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1965年刊。著者は立命館大学教授。 小説・映画で語り尽くされてきた高杉の古典的評伝。 本書で、高杉が魅力的と感じる人がいるのかなと思うほど、実に毀誉褒貶が激しく、行動の主体性を感じない人物である。 すなわち、尊皇派、攘夷派、開国派、交易派、富国強兵派、その何れでもなく、またその何れともいえそうな存在感である(ただし、佐幕、公武合体派ではなさげ)。 その理由が、藩内上層の出自、松下村塾門下生、父祖の意見を尊重する忠孝の心性を持つ人物ということに加え、意外なほど他藩や幕府の人間との邂逅が多くなく、つまり、酒色と女色には溺れたようだが、社交的ではなかったという社会性。そして、上海遊学経験等といった高杉自身の持つ多面性にあると、解読が出来よう。 もっとも、功罪・善悪・毀誉褒貶がないまぜとなった高杉の実相が、リアルに示されているといえるかもしれない。 なお、第一次長州征伐における西郷吉之助の目的が、武力によらない長州の潰滅にあった点、第一次長州征伐後、幕府恭順に傾く俗論派を藩主流から叩き出し得たのは、高杉ら奇兵隊による戦勝にあった点は個人的には注意すべき事項か。
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彼の命はわずか28年だったのですね。 その中で数多くのことを成し遂げ 明らかに不利であろう交渉を 賠償金が絡まぬように交渉したり… 確かに酒色はえらいことになっていますが その分、物事を成し遂げるエネルギーは すごいものがあるのですよね。 たとえ、投獄されても、書を読むそのエネルギー。 腐らないんですよね。 ただ、彼はやはり 急ぎすぎてしまったのでしょうね。 あまり慣れない内容でしたが 面白い本でした。
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奈良本辰也『高杉晋作』(中公新書 60) 高杉晋作についての本は以前一坂さんの本を読みましたが、それよりも個人的には好きかもしれないです。 奈良本さんも一坂さんも高杉への思い入れは強い感じが読んでいてしたのですが、こちらの方が突き放した感じがして好感が持てました。 親と...
奈良本辰也『高杉晋作』(中公新書 60) 高杉晋作についての本は以前一坂さんの本を読みましたが、それよりも個人的には好きかもしれないです。 奈良本さんも一坂さんも高杉への思い入れは強い感じが読んでいてしたのですが、こちらの方が突き放した感じがして好感が持てました。 親との関係と悩んで、悩んだ結果酒色に溺れるというのが高杉が人間らしいなあと思う一面でしたね。 しかし、酒も女も知っている方が男としてかっこいい的な事が書いてあって、それはなんとなく納得しました。 その方が両性から好かれそうですよね、頼りがいがありそうで。 とはいえこれは著者の個人的感覚でしょうが^^; 高杉についての本はけっこう出ていますが、入門書としては凄くオススメしたいと思う本です。 個人的に、最後の方に出てきた著者の英雄像に噴いてしまいました。 あながち間違いではないけれど…(笑)
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[ 内容 ] [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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戦後はじめて発行された高杉の伝記的本。作者の奈良本先生は戦後の長州研究の大御所です。この人と海原徹先生・田中彰先生が結構たくさん論文書いてます。
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