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教育とはなんだ の商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2017/01/19
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2008年刊行。重松清氏と教育関連で著名な各人との対談集。文庫化にあたり、寺脇研元文科省官僚、品川裕香氏(特別支援教育関係)との対談が追加されている。底本は保有しており、感想はそれと変わらない。  また、本書の底本は先日再読したところなので、加筆部分だけ読破した。品川裕香氏の名は記憶すべし。

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2013/02/28
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内容的に、もう少し突っ込んでもよかったような気が。でも、教育現場で働く人たちが実際に悩んでることが分かって面白かった。

Posted byブクログ

2010/04/21

最近のニュースでは教育について取り上げることが多く、その内容のほとんどが「今の教育はだめだ」という内容である。 しかし、「教育」とは、なにを指して言っているのだろう。 学校教育?しつけ?それとももっと大きな人間形成? そもそも、教育ってなんなんだ。 そんな疑問を持っていたら、大...

最近のニュースでは教育について取り上げることが多く、その内容のほとんどが「今の教育はだめだ」という内容である。 しかし、「教育」とは、なにを指して言っているのだろう。 学校教育?しつけ?それとももっと大きな人間形成? そもそも、教育ってなんなんだ。 そんな疑問を持っていたら、大好きな作家である重松さんの『教育はなんだ』というドンピシャな本を発見し、迷わず手にとった。 中身は、20ほどの項目を設定し、その項目の専門家や現場の先生に重松さんが話を聞いていくという内容になっている。項目の中の、「英語」「数学」などの教科ごとの意義などは、他の本でも似たような内容を目にしたことがあったと思う。しかしこの本がすごいなと感じたのは、「給食」「保健室」「校舎」などの視点からも教育を見ていること。非常に興味深かった。 給食のおばちゃん、ただおいしくて栄養バランスの良い献立を作ってればいいなんて浅はかな考えでごめんなさい・・・。とあやまりたくなってくる。 あと印象的だったのは、なんといっても増補の「ゆとり教育」の話。 「ゆとり教育」はいまやタブーのように扱われてしまっているが、もともとの目的は「ゆとりを与える教育」ではなかった。学校での学習時間を減らす分、地域での活動に関われる時間をつくる「生涯学習」を目指していたのである。それなのに、メディアの「ゆとり教育」という言葉がひとり歩きしてしまっていたということであった。(「ゆとり」という言葉が指導要領に多く使われていたことは事実であるが) あーー、そういうことだったのか。。。と衝撃的だった。 私個人としては、生涯学習理念は賛成である。子ども達には、学校の中だけでなく、学校の外でどんどん学んでいってほしい。だからこそ、2002年の指導要領改定の一番の理念が、このような形で「失敗」とされてしまったことが、とてもさびしく感じてしまう。 もう一つ思ったのは、「教育」は思った以上に国や社会に縛られていること。子ども達ひとりひとりを尊重していくのが主流だけど、国や社会とのつながりはやっぱり切り離せない。そのことを再認識させてくれた。 以上、私にとって新しい発見が多かったので、評価は高い。 しかし、専門家だけではなく、現場の教師の話ももっと取り入れてほしかったかな。やっぱり「これ現場でなく研究者の意見だな」と思うこともけっこうあったので。というわけで☆4つ。 現場の先生と専門家で意見をたたかわせても面白いかも。 「こういう理念を持って教育にあたってもらわねば困る!」 「でも、実際現場ではこうこうこんなことがあって・・・」 といった、リアルな意見が聞いてみたい。

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2010/12/04

教育について様々な人とのインタビューから、様々な見方ができてよかった 重松さんのインタビューは的を得ているなあーと

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2009/11/03

重松氏が教育関係者に話を聞いてまとめたもの。 教育の根幹にかかわる話がたくさん出てくる。 珍しいものでは、大阪府の高校の家庭科の男性教諭の話も出てくる。

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2009/10/19

■重松清さんの全作品を感想文にしてブログで挑戦中です。 重松清ファン必見! http://wwjdkan01.blog68.fc2.com/

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