4-2-3-1 の商品レビュー
2010.7.23~8.2 読了 目からウロコ的内容。セリエA、スペインリーグ、欧州サッカーの攻防戦の裏にこんな戦術進化があったんだ!
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面白い!!!! 自分もサッカー育成ゲームが好きなので、そこそこ戦術には理解があると思っていたものの、以下に自分の理解が浅い(というか、静的な理解に留まっているか)ということを、身につまされました。 3バックには1トップ、など動きの中で戦略の相性を語る部分は圧巻。 ワールドカップ...
面白い!!!! 自分もサッカー育成ゲームが好きなので、そこそこ戦術には理解があると思っていたものの、以下に自分の理解が浅い(というか、静的な理解に留まっているか)ということを、身につまされました。 3バックには1トップ、など動きの中で戦略の相性を語る部分は圧巻。 ワールドカップ前に読んでおいてよかったな、と思う反面、テレビじゃそういう動きわかんないんだよなーとも。 また以下にこれまでの日本代表の監督が、戦術ベタだったのかもよく理解できました。やはり欧州は奥が深い。。。 近所の味の素スタジアムにでも通って、戦術通になろうかな、などとも思わせる、一冊。
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4-2-3-1とは、サッカーでディフェンス側から4人、次に2人、3人、最後はフォワードが1人といういわゆるフォーメーションの話。しかし、サッカーは攻守が目まぐるしく変わるため、この布陣が重要な意味を持つ。しかし、いわゆるサッカー本とかを読んでいても、3バックと4バックの違いとか、...
4-2-3-1とは、サッカーでディフェンス側から4人、次に2人、3人、最後はフォワードが1人といういわゆるフォーメーションの話。しかし、サッカーは攻守が目まぐるしく変わるため、この布陣が重要な意味を持つ。しかし、いわゆるサッカー本とかを読んでいても、3バックと4バックの違いとか、なんとなく感覚で読めた記事もあったけれど、今ひとつよく理解できなかった。この本はそんなもやもやをすっきりさせてくれた。 この手の話で、すぐに思い出すのは、90年代の後半に、僕がまだ浦和に住んでいて、毎週のように浦和レッズの試合を生で観たり、TV観戦していたときに、3バックから4バックに変えたことがあって、そこで喧々諤々の議論があったこと。確か、オジェックが初回に監督をしていたときに、1年目だったか、3バックのカウンターサッカーがうまくいったので、次の年でステップアップを試みた時期だった気がする。今思うと、レッズの専門誌はレベルがあったなあ~と思う。 この本は、何故イタリア・リーグが盛り上がりそして衰退したか、オランダ人監督による采配は何故攻撃的か、ジーコはなぜうまくいかなかったのか、などについて相応の説得力で答えてくれているようにも見える。 これを実感するためには、自分の目でスタジアムに行くことだろうと思う。なぜなら、フォーメーションはTVでは分からないから。まずは、Jリーグを応援しよう! ボクのブログより:http://d.hatena.ne.jp/ninja_hattorikun/20080414/1256429088
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まず、これを読まずして戦術は語れないでしょ⁈サッカーは戦術有りきで、どうにでも転がるスポーツ。すごい(・・;)
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日本のこれまで歩んできたサッカー戦術(この場合主にフォーメーション )に関する評論。 筆者は世界のサッカーを昔から良く見てきた。 名将と呼ばれる裏には何があるか。 サッカーは戦術ではない、とは真か。 日本はすでに韓国との間に確実な差が生まれている。 これらは、すべて、世界の...
日本のこれまで歩んできたサッカー戦術(この場合主にフォーメーション )に関する評論。 筆者は世界のサッカーを昔から良く見てきた。 名将と呼ばれる裏には何があるか。 サッカーは戦術ではない、とは真か。 日本はすでに韓国との間に確実な差が生まれている。 これらは、すべて、世界のサッカーの歴史に逆行した監督のせいである。 現代サッカーはサイドがポイントになって切り崩す。 これは当たり前だと思っていたが、一度互いのフォーメーションをトレースしてみると、試合が始まる前から試合内容が目にみえてくる。 サイドの数が相手より少なければ間違いなく劣勢に立たされる。 3-5-2ではいるものの、5のうちのサイドハーフは守備に徹するを得なくなり、たちまち5バックになる。 ロナウジーニョを攻略するには、自由にするのが最善策。 など、フォーメーションの大事さが、実際にあった試合を通して見事に書かれている。 アリゴ・サッキ、ヒディングなど名将の名将ぶりが存分に書かれている。 サッカーを知っている人でも、ここまでの内容を知っているかと聞かれたら、おそらく知らないであろう。 日本は、メディアを始め、大きな間違いをしている。 3-3-3-1か 4ー2-3-1を追求するべきである。
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4-4-2、3-5-2などというFootball Mania以外には分からない記号の意味が分かる本。Football Maniaも分かっていなかったりするのは、初期配置だけが戦術では無い。アタリマエダガ。 Goal Keeper(GK)を除く選手の初期配置を示す記号ですが、現在...
4-4-2、3-5-2などというFootball Mania以外には分からない記号の意味が分かる本。Football Maniaも分かっていなかったりするのは、初期配置だけが戦術では無い。アタリマエダガ。 Goal Keeper(GK)を除く選手の初期配置を示す記号ですが、現在の流行は、4-2-3-1とか4-1-2-3、4-2-2-2など4列で記述します。一番右端がFoward(FW)、左端がDeffender(DF)、間がMid Fielder(MF)です。 何故、初期配置が問題になるかというと、FWとDFの関係(FW+1名で守るのが通常)、サイド(フィールドの長辺側)に何人いるか、ということにより、陣形による相性めいたものがあり、試合の展開が読めることがあるからです。 というようなことを、わかりやすく解説してくれます。 初期配置が分かれば、最終ラインの位置取り(DFラインの高さと言う)とボールを奪取しようとする場所(プレスの高さ)、奪取した後のボールの展開の仕方(大きく言うとカウンターとポゼッション、サイドか中央か)で、極端に言うと、もうFootballの戦術論は終わりです。初期配置とその他の戦術的な選択肢の具体例も出てくるので、この本を読んだだけで、結構、知ったふりもできれば、スタジアムでボールを扱う技術以外も楽しめます。 幸か不幸か、戦術の長短所の相性は、構成要素の選手の能力が掛け合わせられることによって、簡単に短所を無効化できる場合があります。そういったことも、勿論、Footballの魅力です。 でも、言いたいでしょ。今日はサイドは制することができそうだけど、中央をやられて負けそうだとか、勝ちそうだとか、とかとか。
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サッカーの戦術についてここまで語られている本を読んだのは初めてで(他でも余りない?)、とても新鮮で面白かった。結局実現してないが、読んだ直後はとっても生観戦してボール周辺以外の動きをじっくり見てみたい気にさせられた。分かっている人には偏りを感じる面もあるかもしれないが、基本的に野...
サッカーの戦術についてここまで語られている本を読んだのは初めてで(他でも余りない?)、とても新鮮で面白かった。結局実現してないが、読んだ直後はとっても生観戦してボール周辺以外の動きをじっくり見てみたい気にさせられた。分かっている人には偏りを感じる面もあるかもしれないが、基本的に野球寄りの自分としてはサッカーの世界には吸収できるものが多くあるので、素直に楽しめた。
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サブタイトル通り、サッカーを戦術(読了後は『布陣』からだと思っている)から理解することを試みている本。 だがサッカーは動的な競技である。囲碁などならまだしも、サッカーの知識が乏しい・またはゲームなどでしか知らない人をターゲットにしているのなら、著者の言いたいことは伝わらないだろ...
サブタイトル通り、サッカーを戦術(読了後は『布陣』からだと思っている)から理解することを試みている本。 だがサッカーは動的な競技である。囲碁などならまだしも、サッカーの知識が乏しい・またはゲームなどでしか知らない人をターゲットにしているのなら、著者の言いたいことは伝わらないだろう。 紙という媒体に限界があるのだ。 あと、他人が言ったことをあたかも自分の意見のように述べているところがしばしば鼻についた。
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今年はワールドカップの年!!サッカーの戦術をもっと知るために読んだ。 でも本当に日本は勝てんのか?と思っていたが戦術しだいではいけるかも スポーツに絶対はない。と信じています。
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『サッカー戦術クロニクル』と同じく時代毎の戦術を検証して最強の戦術(フォーメーション)を考える本 これまたサッカーファンならたまらん内容。 これを読んでW杯を観るともっと面白くなること間違いなし!!
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