ぼくたちは銀行を作った。 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初あまりうまくいかなかった ・自分達ができること,できないことの区別がしっかりできていない ・どこか客観的で本当に自分たちがやるんだという主体性が欠けていた ・調べものをお伝えする感覚(エンジンの無い車) ・ソニーがやる必然性が見えない →私たちはこれがやりたい,という立場で説明させて頂きます
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2023年にソニーグループの社長昇格が発表された十時さんが2000年ごろにソニー銀行開業準備をされていた際に発行していたメルマガを書籍化したもの。今ならブログやSNSだろうけど当時はメルマガが最先端の情報発信ツールだったんだよな。 俺は現在の勤務先が投信を提供することになった(...
2023年にソニーグループの社長昇格が発表された十時さんが2000年ごろにソニー銀行開業準備をされていた際に発行していたメルマガを書籍化したもの。今ならブログやSNSだろうけど当時はメルマガが最先端の情報発信ツールだったんだよな。 俺は現在の勤務先が投信を提供することになった(ソニバンが販社になる)ことでこのメルマガ存在を知って愛読していた。Moneykitサービス開始と同時に口座開設して、ソニバンを給与受け取り口座にしたし、外貨預金も投信もソニバンで始めた。将来のキャッシュフロー予測や、どれくらいののリスクを取るとどれくらいののレンジで資産形成がされるかというのもこの銀行のサービスを使ったおかげでビジュアライズできた。20年以上が経ったけど、今でも給与の一部はソニバンで受け取っている。 十時さんが社長になるっていうことでこの本を読み直したけれど、90年台後半から2000年前半のあの頃の感覚を色々と思い出す。山一破綻、ITバブル、Y2K、投信銀行窓販、服装のカジュアル化etc。 そして、こういう感覚や経歴の方が社長になるソニーグループという会社の凄さを実感した。
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あの、SONYでさえも銀行を持ちたくなるくらい金融業は儲かるという事をしりつつ、 発想が自由な会社が戦後初の偉業を成し遂げた割には軽いタッチで書いています。
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きっともっといろいろ面白い話があるんだろうけど、ただのエッセイ的な仕上がりで残念。 ちゃんとした編集者がいれば違ったのかも
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2014年6月9日読了。2001年にソニー銀行を立ち上げた著者が当時発行していたメルマガを編集した単行本。銀行といえばたいがいは戦前から続く名門企業、今でこそ合併・統廃合・異業種からの参入が当たり前になっているが、バブルがはじけ金融緩和が端緒についたばかりの2000年そこそこに「...
2014年6月9日読了。2001年にソニー銀行を立ち上げた著者が当時発行していたメルマガを編集した単行本。銀行といえばたいがいは戦前から続く名門企業、今でこそ合併・統廃合・異業種からの参入が当たり前になっているが、バブルがはじけ金融緩和が端緒についたばかりの2000年そこそこに「銀行をつくろう」と思い立ち、それを実行に移した著者たちの努力・苦労はいかばかりであったことか。非常に関心のあるテーマ(僕がこの本を読もうと思ったのもそれだが)ではあるが、メルマガの書籍化のため一貫した主張があるわけではなく、それが魅力でもあるのだろうがダラダラとした印象を受ける。薄い本だからしょうがないが、もっともっと当事者にしか分からない小ネタを大量に仕込んで欲しかったところ。著者はいまやソニーのSVPであり、そこまでぶっちゃけた本を書くことはできなかったろうか。盛田氏、大賀氏にはそれぞれ印象的なエピソードが語られているが、当時の社長出井氏に関しては何も語られないのがかえって印象的。
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疲れたサラリーマンにやさしい、ほのぼの新規事業物語。実際の現場はほんと大変だっただろうになあ・・・。
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面白かったが、もう一歩踏み込んだところが読みたい。 心情とか、描写も、メルマガレベル。 もっと壮大なドラマチックな大作に化けられる題材なのだろうが、もったいない。
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事業開発を行うというとてつもなく労力がいり、大変な内容にもかかわらず、その大変さを表に出す事無く、ぱらぱらと読み進める事が出来る内容。 文体や内容はほのぼのしているが、モチベーションをすごく上げてくれる良書と思う。
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Amazon.co.jp 2001年6月11日、インターネット専業銀行であるソニー銀行が開業した。本書は、会社設立の中心メンバーで現在取締役を務める十時が、その準備期間に配信していたメール・マガジン「はじめての銀行のつくりかた」を単行本化したものである。 銀...
Amazon.co.jp 2001年6月11日、インターネット専業銀行であるソニー銀行が開業した。本書は、会社設立の中心メンバーで現在取締役を務める十時が、その準備期間に配信していたメール・マガジン「はじめての銀行のつくりかた」を単行本化したものである。 銀行をつくりたいと免許取得の相談をするために金融監督庁に行ったときの話から、たった3人のプロジェクトメンバーが集まるまでの話、プロジェクトの説明をするためにソニーの当時の大賀会長、出井社長ら経営トップに会いに行ったときの失敗談などをはじめ、開業までの経緯やその間起こったさまざまなできごとが、十時個人の目線から感想を交えてユーモアたっぷりに語られている。読んでいると、「ソニー」という看板を掲げた話題性のある会社の設立も、始まりはほんのわずかな人々のアイデアと地道な作業に支えられていることが感じられる。 しかし少し意地悪な見方をすれば、ソニーという親会社をバックに従え、資金繰りにはなんの心配もない会社設立ストーリーで、ビジネス開業までの苦労話や感動秘話、まして開業のノウハウなどは期待できない。 これは、あくまでソニー銀行の設立メンバーが、設立までのいきさつを一般の人に向けてつづった、笑って読めるエッセイであり、ソニー銀行の設立者たちの人柄や会社の雰囲気を伝えるための本である。それを踏まえて本書を手にとれば、ソニー銀行に興味のある人は楽しく読めるに違いない。(大角智美)
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http://ameblo.jp/antane-sonnanjyadameyo/entry-10471903222.html
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