ボールのまじゅつし ウィリー の商品レビュー

アンソニー・ブラウン(著者),久山太市(著者)

2024/04/28

貧乏でサッカーシューズが買えない几帳面でまじめな少年ウィリー。
とってもサッカーのうまい不思議な子からもらったシューズを履いたら…みるみる上達して試合で活躍。
シューズはきっかけで、“自信をもつ”大切さがメッセージに込められているのかな。
8歳息子もなかなか自信をもてない方なので、縁起をかついだルーティーンも忘れるほどのウィリーの自信に満ちた変化は希望が持てて嬉しくなる。
不思議な子に出会った時の描写やあちこちの絵のヒントからいろいろ想像していって、不思議な子の正体に思い当たった時、何とも温かな優しさに包まれた。

2020/12/20

ウィリーはサッカーのせん手にえらばれなかった。弱いと思われて、パスも出してもらえない。でも、帰り道にだれかがスパイクをくれたら、すごくうまくなった。
さいごにせん手になったウィリーは、まほうのスパイクをはかなくても活やくした。メッシかマラドーナかとつっこみを入れたくなった。
ぼくはまほうのスパイクなしで、できるようになりたい。ウィリーはサッカーが上手だから、リフティングのコツを教えてほしい。（小3）

2018/11/13

サッカークラブに入ったばかりの頃にサッカー買い。
（すぐに向いてない、興味持てない、空手にする！と辞めたけど）
サッカーへの思い入れがないので
絵本への興味もそれほど、もてなかった様子。
そもそも、うちの子達は絵本より図鑑を眺めてるのが好きだからなぁ・・。

2012/11/08

フットサル、トーナメント進出おめでとう！サッカーよりもバスケに近いよってサッカー少年だった息子の熱心な実況を聞きながら、3試合テレビ観戦。その影響でサッカーの絵本を探しているんだけど、あんまりひとつのスポーツに固執した絵本ってみないよね。
これは「ラチとらいおん」のお守り効果みたいな、実力をだせるおまじない物語。ウィリーが験担ぎをしているところからも、心の支えや信仰が人を（サルも）強くしてくれるんだなぁって思う。
気持ちいい股ぬきゴールのシーンはポストカードで購入しちゃった。これもお守り。

2012/07/12

「読み聞かせして！」とやってきた２年生が選んだ一冊。ウィリーには、ジンクスが沢山あって、朝起きてやる事から、道を歩く時、寝る前など全部やる事、やり方が決まっていて、必ず毎日そうしている。ある日、出会った不思議な子に靴を貰い、それを履いたら調子がよくて、ついに次の試合ではスタメン入り。ところが、肝心の次の試合に靴を忘れてしまう。そんなウィリーが本当に強くなるお話。選んだ子も何の気無しに取ったらしく、意外に感動的な終わりで、「いい本だったね！」と満足したのでした。私も思わぬ収穫で嬉しかった。何より、司書になって３年目、「読み聞かせして！」と来てくれた事が嬉しかったので、その喜びとともに忘れられない一冊になりそう。

2012/02/23

う～ん
なんだろう・・

「パーシーと魔法のくつ」（だっけ？）みたいな？

靴がなかったウィリー
ふしぎな男の子にくつをもらう

とっても上手！試合にも出る！ボールの魔術師だ！

って話

他のキャラはみんなゴリラ
ウィリーはチンパンジー（だよね？）

靴が特別なんじゃなくて実力よね！って話？

2009/10/04

【ウィリー】シリーズ。サッカーをしても、ボールがまわってこないウィリーが、あるとき、魔法のようなサッカーシューズを手に入れた。そのシューズをはいてサッカーのゲームに出ると―ウィリーは大活躍！！気持ちの持ちようという部分、自信の描かれ方が『ラチとらいおん』を思い起こさせる作品だと思う。