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ゲゲゲの女房 の商品レビュー

3.9

143件のお客様レビュー

  1. 5つ

    33

  2. 4つ

    57

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2013/02/17

朝ドラをちゃんと見ていなかったので、今更ながら読んでみた。水木先生がサインで書く「なまけものになりなさい」とは、「なまけものになれるように努力できるときに努力しておけ」という意図だったと初めて知った。血のにじむような漫画家生活の末の言葉は重みが違う。

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2013/01/25

漫画家水木しげる婦人武良布枝氏の自叙伝。 極貧の時代から夫を献身的に支えてきた苦労が実によく分かる。 今だから振り返って笑い話にも出来るのであろうが、 現在置かれた環境に悲観せずに、真摯に向き合い、今できることをする。 言葉にすれば簡単ながら、実践はなかなか難しいことを、 なん...

漫画家水木しげる婦人武良布枝氏の自叙伝。 極貧の時代から夫を献身的に支えてきた苦労が実によく分かる。 今だから振り返って笑い話にも出来るのであろうが、 現在置かれた環境に悲観せずに、真摯に向き合い、今できることをする。 言葉にすれば簡単ながら、実践はなかなか難しいことを、 なんなくやってのけた著者の生き方から学ぶべき点は多いと思う。 写真・漫画も多用されていて、楽しく読める。

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2013/01/17

ドラマで一世を風靡した、水木しげるの奥さんエッセイ。エッセイというか自叙伝というか。 いろいろ語られている水木しげるのデビューまでの道のりとかを奥さんの視点で読めるのはなかなかに興味深い。そもそもこういう漫画家さんとかは家庭のことをあんまり顧みるタイプは少ないので家庭と仕事のはざ...

ドラマで一世を風靡した、水木しげるの奥さんエッセイ。エッセイというか自叙伝というか。 いろいろ語られている水木しげるのデビューまでの道のりとかを奥さんの視点で読めるのはなかなかに興味深い。そもそもこういう漫画家さんとかは家庭のことをあんまり顧みるタイプは少ないので家庭と仕事のはざまでって話にはなりにくいし。 読んだ人は多くが思うことかもしれませんが、やっぱり昔の封建的な家庭の図ってのは今読むと新鮮ですね。家長の絶対権力的な。いまどきはおんなじこと言ったらなんとな団体の人が黙ってなさそうだなあといらんことを思ってしまいました。 ただ自身の感情を吐露するようなところは非常に少なく感じました。特に後半になるにしたがってそれが顕著に感じました。うまく言えないんですが、「きれいにまとめて」というような文章というか。もっと荒削りな、よいところばかりではないけども・・という生々しい力の入った話もあっても面白かったかなあ、と。

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2012/12/21

ドラマの総集編を見た後だったので、 ドラマのエピソードを確認していく様に読みました。 もっと色々な出来事もあったのでしょうけど、 それでも一緒で良かったと言える著者の言葉に重みがありました。

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2012/10/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オイラの水木先生ブームのキッカケのドラマの原作というか原案をやっと読了 エピソードのタイミングが随分違うのね ふみちゃんの出産寸前の心境は映画版のほうが心境を表してるのは間違いない というか、HNK版は顔だけの二人だからね 南 伸坊さんの件のドラマ化が欲しかった〜! 昭和45年頃にガロでの担当編集だったのか、、、呉 智英さんはどこらあたりで関係するんだろう、、、 荒俣先生との出会いが思ったより遅いのに驚いた つーと、赤瀬川 原平さんと縁はないのかなぁ 「ほんまにオレはアホやろか」の解説読むとかなり古いタイミング無いんだよなぁ と、関係者からの水木先生物語を読みたくなってきた!

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2012/09/15

O鷲さんお勧め図書 いまさらですが『ゲゲゲの女房』を読みました。水木しげるさんと見合い後5日で 結婚した妻の武良布枝さんの自伝です。 質屋に物を入れてなんとかやり繰りした赤貧時代や、水木さんのひたむきな仕事ぶり と深い家族の愛情・つながりに心打たれました。夫唱婦随、日本の古い女の...

O鷲さんお勧め図書 いまさらですが『ゲゲゲの女房』を読みました。水木しげるさんと見合い後5日で 結婚した妻の武良布枝さんの自伝です。 質屋に物を入れてなんとかやり繰りした赤貧時代や、水木さんのひたむきな仕事ぶり と深い家族の愛情・つながりに心打たれました。夫唱婦随、日本の古い女の生き方が よく描けていると思います。 それにしても、水木さんのウイキペディアの充実ぶりの凄いこと。

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2012/05/02

やりたいことをとことんやり通す。 流行や依頼で仕事を選ばない。 やりたいからやる。得意だからやれる。と言うスタンスで。

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2012/04/10

ご存知、NHK連続朝のテレビ小説の原作本。 漫画家=水木しげる氏の夫人・武良布枝さんの自伝。 ご夫婦の原点、山陰は、水木しげる氏の出身地:鳥取県境港市、夫人の出身地:島根県安来市に行ってみたくなるかも。

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2012/03/13

 NHK連続朝のテレビ小説、同名タイトルでも2010年に放送されたその原作本。武良布枝さんの自伝です。  島根県安木市で生まれ育った布枝は、お見合いで武良茂(筆名水木しげる)と結婚、上京して生活を始めました。しかし、その暮らしは苦しく、家財道具を質屋に預けては貸本の報酬が来る...

 NHK連続朝のテレビ小説、同名タイトルでも2010年に放送されたその原作本。武良布枝さんの自伝です。  島根県安木市で生まれ育った布枝は、お見合いで武良茂(筆名水木しげる)と結婚、上京して生活を始めました。しかし、その暮らしは苦しく、家財道具を質屋に預けては貸本の報酬が来ると買い戻したり、娘さんのミルク代にも困ったり……。  貧しい中、自分の才能を信じ、漫画を書くことに突き進む夫と、夫の才能を信じてついていく妻。まさに夫唱婦随です。  その後、努力が報われて漫画が売れ、テレビアニメ化され、自分の時間がとれなくなるほど忙しくなった水木しげると、子育てをしながらアシスタントのチームを支える布枝。貧乏だった時代とはまた違った、忙殺される毎日でも前向きに生きている姿。すごいなあと思います。  晩年には、夫婦で島根を訪れ、懐かしまれていました。  またしげるが布枝さんの人柄について聞かれたとき「あの人は生まれてきたから、生きている」って答えられていて、なんだか、あるがままの人生を生きている布枝にほっこりしました。  読んだ後、布枝の怒濤の人生なのに、穏やかに満ち足りて生きられているようで、温かい気持ちになりました。

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2012/03/03

人生は・・・・・・終わりよければすべてよし!!~29歳で見合いから結婚まで5日間で決めた伴侶は貧乏な貸本マンガ家だった。茂はラバウルでマラリア療養中に空襲に遭って片腕を失い,陸軍病院に入院後,引揚者の寮から武蔵野美術大学に入ったものの2年で中退,帰省の東海道募金旅行の途中で寄った...

人生は・・・・・・終わりよければすべてよし!!~29歳で見合いから結婚まで5日間で決めた伴侶は貧乏な貸本マンガ家だった。茂はラバウルでマラリア療養中に空襲に遭って片腕を失い,陸軍病院に入院後,引揚者の寮から武蔵野美術大学に入ったものの2年で中退,帰省の東海道募金旅行の途中で寄った宿の主人から100万円の借金付きのアパートを頭金20万円,残金は月賦の積もりで買って家賃収入を当てにしたが,それが水木通り沿いにあったから「水木荘」・・・後のペンネームの由来になった。平成3年に紫綬褒章授賞式の際にシルクハットを被ったのは敬愛する南方熊楠が昭和天皇に進講した格好を真似たものだった~松下奈緒がブレークし,それ以上に向井理が大ブレークしたNHKのドラマは珍しく観ていたものだ

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