ゲゲゲの女房 の商品レビュー
出会って、結婚して、大変だけれど幸せな生活。 貧乏だった、とは聞いた事がありましたが まさかここまでとは…というもの。 それでも必死でやりくりできた手腕が素晴らしい。 しかし出会いから結婚するまでが5日。 スピード婚は、昔もあったのだな、と…。 生活が安定し始めれば、それに伴...
出会って、結婚して、大変だけれど幸せな生活。 貧乏だった、とは聞いた事がありましたが まさかここまでとは…というもの。 それでも必死でやりくりできた手腕が素晴らしい。 しかし出会いから結婚するまでが5日。 スピード婚は、昔もあったのだな、と…。 生活が安定し始めれば、それに伴う弊害が。 子供にでて、自分に出て…。 互いにその視点に立たねば、何がいけないのか さっぱり分からないのは確かです。 貧しいけれど楽しい我が家。 読んでいて、そんな気分にさせてくれました。 実際問題、そんな簡単に終わる生活では けしてなかったでしょうけど。
Posted by
すごい、の一言。 手塚治虫や石ノ森章太郎に比べて長生きしているのは、たくさん寝てるから。 あと、好きなことで生きていることと、逆境が長く続いても、成功するのが当たり前だと思っていたこと。
Posted by
話題になったドラマの原作です。水木さんの奥さんの回顧録でした。面白いというよりはその人の人生を垣間見れる一冊ですね。「人生は終わりよければすべてよし‼︎」という言葉で締めくくられています。この言葉が全てですね。
Posted by
どれだけ貧しかったのか想像を絶する。それでも一生懸命夫を支え、ここまできた水木夫人。凄い、の一言。離縁を考えたことはあったんだろうか。良妻過ぎてネガティブな部分をあえて伏せているのか疑ってしまう程。 私もいつまでも仲良く夫と暮らしていきたい。
Posted by
ずいぶん前に買ってから積読コーナーに置きっぱなしになっていたので、読んでみた。NHKオンデマンドで第1話が無料配信されていたことが大きなきっかけであるが。 漫画ではない水木しげる作品もいくつか読んで、まさに“波乱万丈”という言葉がピッタリな人だと思っていたのだが、奥さんについても...
ずいぶん前に買ってから積読コーナーに置きっぱなしになっていたので、読んでみた。NHKオンデマンドで第1話が無料配信されていたことが大きなきっかけであるが。 漫画ではない水木しげる作品もいくつか読んで、まさに“波乱万丈”という言葉がピッタリな人だと思っていたのだが、奥さんについても同じく波乱万丈な人生であったようだ。 しかし、貧乏や過酷な状況であったとしても、そこには夫婦愛であらゆる困難を乗り越えた軌跡が描かれていた。いわゆる「いまとなっては笑い話」みたいな感じになっているのだろう。著作の最後にも書かれているが「終わりよければすべてよし」ということの表れなのだ。 お二人のご長寿を願わん。
Posted by
一気に読めた。面白かった。 昔は本当に貧乏だったのね。 水木しげるのワンマンぶりに、身内だと嫌かも。と思う。
Posted by
布枝さんの人や物事に対する眼差しがあたたかくて、読んでいてとても心地よかったです。 とんでもないことがいろいろ起きても、布枝さんの茂さんへの揺らがない信頼や、関わる方々へのとても自然な感謝の念がじんわりと伝わってきて、とても穏やかな気持ちになれました。 私にはとてもできない生き方...
布枝さんの人や物事に対する眼差しがあたたかくて、読んでいてとても心地よかったです。 とんでもないことがいろいろ起きても、布枝さんの茂さんへの揺らがない信頼や、関わる方々へのとても自然な感謝の念がじんわりと伝わってきて、とても穏やかな気持ちになれました。 私にはとてもできない生き方ですが、純粋に、素敵な方だなぁと思いました。 この二人だからぴったりあったのかなとほほえましかったです。
Posted by
水木サンの漫画でものすごく印象に残っているコマがあって。 水木サンの漫画の解説でもどなたか書いてらしたと思うけれども、水木サン本人が自宅に悪魔をつれて帰ってきた話があって、水木サン宅でわがもの顔の悪魔を奥さんが見て「よく食べる人ねえ」ってぼやくコマがあるんですが、この奥さ...
水木サンの漫画でものすごく印象に残っているコマがあって。 水木サンの漫画の解説でもどなたか書いてらしたと思うけれども、水木サン本人が自宅に悪魔をつれて帰ってきた話があって、水木サン宅でわがもの顔の悪魔を奥さんが見て「よく食べる人ねえ」ってぼやくコマがあるんですが、この奥さんの動じなさが、まったく水木サンの奥様そのものだったんだなぁ、と読んでいて思うのでした。 鬼太郎とねずみ男が水木サンの家に住んだとき(『ゲゲゲの鬼太郎』(7、講談社)収録「朧車」)も、「あんた顔がすこし似てるからって……あんな気味悪いもの引っぱり込んでどうするのです?」って奥さんのセリフ。当然漫画に出てくる奥さんも実際の奥さんがモデルなんだろうな。 水木サンが「『生まれたから生きている』というような人間です」って奥様を評しているけど、生きていることに動じないというのがどれだけすごいことか。ここまで動じないからこそ、水木サンも怪奇に足を突っ込むことができたんじゃないかなぁとか、そんなことを思いました。 お手伝いのライターの方がどのくらい手伝ったのか(ものすごく読みやすいので)首をひねるところはありますが、ある日本の奥さんの自伝として、すんばらしくよく書けていると思います。 この自然な動じなさが、なんといっても好きなところだ。
Posted by
ドラマも映画も見ていない。 ただ、今の女性には珍しい健気な妻の話というので、 「あら、私かしら(笑)」と思って読みたいと思ったのでした。 貧しい時代や、いろんな場面場面がついつい自分と重ねてしまう。 こだわりを持った人の伴侶になるというのは本当に大変なものだ。 でも、...
ドラマも映画も見ていない。 ただ、今の女性には珍しい健気な妻の話というので、 「あら、私かしら(笑)」と思って読みたいと思ったのでした。 貧しい時代や、いろんな場面場面がついつい自分と重ねてしまう。 こだわりを持った人の伴侶になるというのは本当に大変なものだ。 でも、水木さんは家族を思いやってとても優しい方だ。 有名になって忙しい時代は、水木さんも毎日ピリピリして、 奥様もかなり辛い時もあったようだけど。 「20メートルの家出」の場面は、私も涙してしまった。 気持ちがわかり過ぎて。 「すべてを受け入れるだけの人生」です。私も。 「人生は、終わりよければ、すべてよし」 と私も思える日が来るだろうか。 よく頑張ってここまで来たねと自分を褒めてあげれる人生だといいな。 とても読みやすく、素敵な本でした。奥様に感謝。
Posted by
パカパカメガネが 「これいいぞ!読め!!」 と、強引に貸してくれた本 水木しげるさんがすごいのはわかる わかるんだけど 全体通してヨイショしてる感じで、本として面白くなかった よき妻ですねぇ
Posted by