はじめての上流工程をやり抜くための本 の商品レビュー
冒頭部分を読むと、テクニックよりも思想、考え方を中心としたなかなか視点が高いものと思ったが、それは最初だけだった。経験の浅い担当者がそれっぽく見える様に知っておくべきことや、言い方、対応の指南書みたいな。それはそれで大切なことではあるけれど・・・
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設計と実装のうち、「設計」の全体像や進め方が細かな部分まで網羅されている。文字が多いが諦めずにじっくり読み込むとかなり理解できる。 また、タイトルに上流という言葉がついているものの、あとがきで、「上流と下流」を「設計と実装」に言い換えたいと述べている。これには激しく同意。
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非常に面白かった。 ユーザ企業の情報部門にいる人間としては、上流工程が本来やるべき仕事を俯瞰でき、ベンダとの接し方を考える上で参考になった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
■第1章 上流工程とは システムとは、「業務の仕組み」であり、情報システムはITを駆使して実現する業務の仕組みだと理解した。 業務を最適化する上で、IT/非ITは関係なく、まず理想のビジネスモデルを描く事が重要であると感じた。 その上で、手段の1つとしてITを駆使するのがSEの仕事だと思う。 そのためには、お客様の社内調整など泥臭い事も立派な仕事である。 ■第2章 新業務を描け 企画を行う上で、 Why(なぜシステム化するのか) → What(何をシステム化するのか) → How(どうシステム化するのか) は、超重要だと思う。特にWhy。ヒアリングする際にも意識が必要。 その上で、お客様にヒアリングする前から、常に仮説思考を行っていると話が進みやすいと感じた。 インタビューを白紙でしない、とか、関係者全員にしないというのは納得。 聞く内容を事前に決めて仮説思考をしておかないとインタビューの効果は小さい。 また、関係者全員にインタビューを行うと内容が多岐にわたり、全てを取り込めずインタビューをした人が不満を持ってしまう。 ■第3章 ITを位置づけろ 自分の業務がサーバ基盤なので、少し関係性が薄いので未読。
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うーん。 やり抜くためには1工程1工程の説明が薄いかも。概要レベルだ。 レールは引いたから各自調べて頑張るように!という本なのかも。 上流工程に的を絞ってくれたら読みやすいのになぁと。 薄い割には前提的な知識がないと理解しずらい事が多く、初めて上流工程をやる人には、あま...
うーん。 やり抜くためには1工程1工程の説明が薄いかも。概要レベルだ。 レールは引いたから各自調べて頑張るように!という本なのかも。 上流工程に的を絞ってくれたら読みやすいのになぁと。 薄い割には前提的な知識がないと理解しずらい事が多く、初めて上流工程をやる人には、あまりオススメしない。 ただ、工程の見落としが無いか網羅的に使う分には便利かもしれない。
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上流工程とはこういうものだ、というのがなんとなく分かる本。 ただ決められたものを作るのではなく、顧客のビジネスを作っていくという考えがないといけないと思う。
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主にシステム企画について記載されている。全編通してシステム企画(システム化の相談~試算見積~ユーザ企業内予算化~RFP作成)に関する心構えと多少の技法に関する記載がほとんどで、要件定義以降の記載はわずか。SIerで提案業務などに携わったことがあればためになる内容だが、ロールによっ...
主にシステム企画について記載されている。全編通してシステム企画(システム化の相談~試算見積~ユーザ企業内予算化~RFP作成)に関する心構えと多少の技法に関する記載がほとんどで、要件定義以降の記載はわずか。SIerで提案業務などに携わったことがあればためになる内容だが、ロールによっては全く関わらない業務かもしれない。 小ネタとして、機能関連図での線のひき方(分岐・合流させない)など、ためになるものもあった。
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上流工程seの仕事=顧客要望の見える化、ということなんでしょうか。 そんなにうまいことできないでしょーとか思いつつ読みました。かなりレベル高い(筆者の言うところのプロなんでしょうか)。 外注元のシステム担当の人とかが読んだ方が相手が何をしようとしているかわかっていいんじゃないかな...
上流工程seの仕事=顧客要望の見える化、ということなんでしょうか。 そんなにうまいことできないでしょーとか思いつつ読みました。かなりレベル高い(筆者の言うところのプロなんでしょうか)。 外注元のシステム担当の人とかが読んだ方が相手が何をしようとしているかわかっていいんじゃないかなあとか思ったり、、 前職での外注先はウォーターフォールな開発だったことを知った。感じていた問題点に対する"あるべき"アプローチみたいなのはわかったんだけと、しっくりこなかった。 というわけで、次はアジャイルサムライを読むことにした。
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システムを開発する上での上流工程(システム化企画・要件定義・基本設計)について書かれた本です。 最近企画や要件定義をすることが増えてきたので読んでみました。 「予算は聞くのではなく、システム導入の費用対効果を算出してこちらから提案しましょう」 「決裁権を持った人だけではなくキー...
システムを開発する上での上流工程(システム化企画・要件定義・基本設計)について書かれた本です。 最近企画や要件定義をすることが増えてきたので読んでみました。 「予算は聞くのではなく、システム導入の費用対効果を算出してこちらから提案しましょう」 「決裁権を持った人だけではなくキーマンも必ず押さえましょう」 「クライアントの業界知識はこうやって仕入れましょう」 というようなソフト面について徹底的に書かれていました。 著者の長年の試行錯誤が惜しみなく込められているので、読んで損はないと思います。 担当者が稟議を上げやすくするにはどうしたら良いかなど、色々と参考になります。
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超上流工程(システム化企画)から外部設計あたりまで。 筆者の経験を通した実践的な意見や、図などをおりまぜて説明してあり、わかりやすく、参考になる部分も多い。
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