金閣寺に密室 の商品レビュー
読んでて楽しかった。…
読んでて楽しかった。連作短編集になっていて、ご当地到着、住職、事件、推理、とんち、謎解き、次の行き先の手がかりという要素が、一連のパターンになっているのが面白い。一休さんの関西弁も、とんち部分をさくっとすましちゃうのも笑える。とか思うとアニメの一休さんからは窺い知れなかった、この...
読んでて楽しかった。連作短編集になっていて、ご当地到着、住職、事件、推理、とんち、謎解き、次の行き先の手がかりという要素が、一連のパターンになっているのが面白い。一休さんの関西弁も、とんち部分をさくっとすましちゃうのも笑える。とか思うとアニメの一休さんからは窺い知れなかった、この時代の暗部も知ることが出来る。さすが鯨統一郎、歴史に強い。禅問答のシーンが迫力ある。
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あの一休さんのとこへ…
あの一休さんのとこへ、将軍の弟義嗣から世間的には病死と報ぜられた足利義満公の死の真相を暴いてくれと依頼が入った。鯨版の一休さんは可愛げないですね。でもおもしろいです。
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アホミスとして読みま…
アホミスとして読みましょう。そしてアホミスにしては世阿弥について調べてあるなあと感心しましょう。まず話はそれからだ。
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好き好き好き好きっ好き♪愛してる♪でおなじみのアニメの一休さんが好きでした☆彡いやーこれもおもしろい!とはいえ、謎の答えはちょっと強引f^_^;それは置いといたとしても、あの有名な「このはし渡るべからず」や「虎を屏風から追い出してください」というシーンも盛り込み、なおかつちゃんと...
好き好き好き好きっ好き♪愛してる♪でおなじみのアニメの一休さんが好きでした☆彡いやーこれもおもしろい!とはいえ、謎の答えはちょっと強引f^_^;それは置いといたとしても、あの有名な「このはし渡るべからず」や「虎を屏風から追い出してください」というシーンも盛り込み、なおかつちゃんと史実にも沿った物語でした。おなじみの蜷川新右衛門さんも登場していて、おー☆彡と思いました。それにしても足利義満!憎たらしかったです。そして歴史をちゃんと勉強したくなりました。ドラマ化してもおもしろいかも。おススメです☆彡
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足利義満が実は他殺だった。しかも金閣寺の中の密室での殺人。犯人は誰だ⁉︎この謎に、実は天皇の落とし胤である一休さんが挑む、というストーリー。 こういう設定は好物だ! が、なんだろう…どこか物語に入り込みにくいというか…私が歴史に疎いからか? ミステリとしては「なるほど!」という感...
足利義満が実は他殺だった。しかも金閣寺の中の密室での殺人。犯人は誰だ⁉︎この謎に、実は天皇の落とし胤である一休さんが挑む、というストーリー。 こういう設定は好物だ! が、なんだろう…どこか物語に入り込みにくいというか…私が歴史に疎いからか? ミステリとしては「なるほど!」という感じ。犯人の工作にも納得。 しかし義満が抜群に嫌なキャラとして描かれてるな…。 一休さんはアニメのイメージ通りかな…。冒頭の話は別として。
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面白い。ストーリーは創作とはいえ、史実を元にしてあるので勉強にもなる。こんな教科書だったらもっと楽しく学べたのに。
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アニメと設定が違うのでアニメを懐かしんで読むと失敗する。一番違うと感じるのは一休さんの言葉。京都弁(?)を喋ります。当時の京都人はどんな言葉を話してたか知りませんが、京都育ちやったらアニメみたいな標準語より方言の方が正解なんでしょうね。違和感あるけど(笑) 足利家が脇役の作品を今...
アニメと設定が違うのでアニメを懐かしんで読むと失敗する。一番違うと感じるのは一休さんの言葉。京都弁(?)を喋ります。当時の京都人はどんな言葉を話してたか知りませんが、京都育ちやったらアニメみたいな標準語より方言の方が正解なんでしょうね。違和感あるけど(笑) 足利家が脇役の作品を今まで何冊か読んだけど、ここに出てくる義満もイヤな感じでした。シュッとした足利の話って無いんかなぁ。 先に『邪馬台国はどこですか?』のシリーズを読んでると「おーっ」て感じで少し嬉しくなると思います。
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20120201 面白かったー ひそかむろって響きがなんとなく好き。 一休のとんち部分が解決されるのでそれも面白いです。 もっとユーモアっぽい話かと思ったら、本気だったので、 すごく読み応えがありました。 あまり歴史物を読まないのですが、 史実に沿って物語になっているのはロマンが...
20120201 面白かったー ひそかむろって響きがなんとなく好き。 一休のとんち部分が解決されるのでそれも面白いです。 もっとユーモアっぽい話かと思ったら、本気だったので、 すごく読み応えがありました。 あまり歴史物を読まないのですが、 史実に沿って物語になっているのはロマンがありますね。
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いかにも際物的なタイトルで、ちょっと眉につばをつけるつもりで読んでみたのだが、なかなかのものであった。一応本格ミステリの形は取っているのだけど、まあ密室といっても愛嬌程度のものだし、本格ミステリとしてみればこれといったものではない。がもちろん、そういう見方をする方が間違いなので...
いかにも際物的なタイトルで、ちょっと眉につばをつけるつもりで読んでみたのだが、なかなかのものであった。一応本格ミステリの形は取っているのだけど、まあ密室といっても愛嬌程度のものだし、本格ミステリとしてみればこれといったものではない。がもちろん、そういう見方をする方が間違いなのである。 被害者は足利義満、探偵は一休さん。昔のアニメを懐かしく思い出させる登場人物ばかりで、全体のムードもそっくり。明らかにこれは作者のねらいであろう。これがズバリ成功。「虎」とか「はし」とか「水飴」とか、一休さん話には欠かせないエピソードもちりばめられているのだが、これがなんとただのエピソードに終わっていないあたりがすごい。これは、ちょっとした密室の謎をもとに小説を書くよりもずっとすごいことだって思う。 デビューの短編集を読んで感じた興奮がよみがえった感じ。全体に漂うひょうひょうとしたユーモアも気持ちがよく、非常に楽しく読めた本であった。
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