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〈狂い〉と信仰 の商品レビュー

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2019/05/18

狂わなければ救われない◆<狂い>に酔う人々◆神々も狂っていた◆<救い>の光が差してくるとき◆人間の尊厳の在りか 著者:町田宗鳳、1950京都市生、宗教学者、ハーバード大学神学部→ペンシルヴァニア大学、国立シンガポール大学日本研究学科助教授

Posted byブクログ

2011/04/23
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※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 禅の修行者は、疑団、禅病、魔境など幾つかの精神的危機を経て、<悟り>という覚醒に到るという。 また、エホバやアッラーなど一神教の神は、しばしば人智を超えた破壊性や冷酷さを露にし、人間を恐怖に陥れ、服従させる。 人と神との出会いの確信にあるのは、無意識の闇から突き上げるマグマたる<狂い>であり、それを受容し律することなくして、<救い>が訪れることはないと、著者はいう。 本書では古今東西の宗教体験にみる人と神との<狂い>の姿を、豊富なエピソードを交えてリアルに描き、人間の尊厳ある生き方を探る。 [ 目次 ] 第1章 狂わなければ救われない  第2章 <狂い>に酔う人々  第3章 神々も狂っていた  第4章 <救い>の光が差してくるとき  第5章 人間の尊厳の在りか。 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ