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歌集 遊星の人 の商品レビュー

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2025/08/08

多田智満子さんの歌集ですね。 多田智満子さん(1930~2003、福岡県うまれ) 詩人、随筆家、翻訳家、フランス文学者。  多田智満子さんは、詩人ですが、俳句や短歌も作成されていました。この歌集は、亡くなられた後に、高橋睦郎さんが、纏められて一冊の本にされたものです。歌人ではあり...

多田智満子さんの歌集ですね。 多田智満子さん(1930~2003、福岡県うまれ) 詩人、随筆家、翻訳家、フランス文学者。  多田智満子さんは、詩人ですが、俳句や短歌も作成されていました。この歌集は、亡くなられた後に、高橋睦郎さんが、纏められて一冊の本にされたものです。歌人ではありませんでので、手すさびの感は否めませんが、詩人の感性を味わう事が出来ます。  あくびしてなみだぬぐへばさしむかふ    人もなみだをぬぐひてありけり  佳きひとの偲び歌聴く夜の極み    銀河あふれて星たぎり落つ    きりきりと竹とんぼなし飛び立ちぬ    精霊飛蝗眼の高さまで    はつなつのゆうべのまなこ水の色    うつらうつらにうつろ舟ゆく  山深きアンモナイトは幾重にも    渦まき過ぎし海の疑問符  みどり濃きこの遊星に生まれきて    なとひたすらに遊ばざらめや  おびただしきまぶたかさねて眠られぬ    秋一輪の薔薇のくれなゐ  見をさめと厚きガウンに身をつつみ    流星の群れに遭ひ出でたり  拾ひきて罪ごと掌に隠しもつ貝の    内裏(うちら)に虹照りわたる  さすがに詩人の豊穣なロマンを感じました。  まだ、多田智満子さんの詩集を読んでいませんので、なんとも言えませんが、幻想的な牧野を感じることができそうに思います。読んでみたいですね♪

Posted byブクログ