坂の上の雲(六) の商品レビュー
陸軍は旅順から進路を…
陸軍は旅順から進路を北に向けます。秋山好古の奮戦の連続が続きます。劣勢でもブランデーを飲んで、ビクともせず覚悟だけ決めておく。そんな姿は戦国時代の武将を思わせます。
文庫OFF
白眉は「大諜報」の章の明石元二郎。 時期を得た、しかしながら一回性の妙で完璧ではないものの、ここまで小説のような人知れぬ成果が出せたことは歴史の面白さですね。
Posted by
フィンランド・スウェーデンの観点入ってくるのか、当然なんでしょうが、現況にも繋がるような話。 そういう意味でロシアは相変わらずなのか、それとも世界全体が列強・帝国主義に回帰してしまったのか、深い。 この観点で本作、古びていないことを証明している。
Posted by
読みにくくて段々辛くなってきた。 日本がギリギリのところで闘っていて、帝政ロシアは内紛のようなゴタゴタで一枚岩になれない。まだ途中だけどこれが日本の勝機になるんだろう。 気乗りしないけどここまで来たから最後まで行こう。
Posted by
新装版入手できず旧版を購入したら、ブクログレビュー5つきり……新装版は170くらいあるな(´ェ`)ン-…。 まあ、仕方ない。 帝政ロシアの嫌われっぷりが丹念に描かれていた( ´ ▽ ` )ノ。侵略した国々、国内で抑圧されている人々、近隣諸国、みんなこの爛熟・腐敗しきった独裁政...
新装版入手できず旧版を購入したら、ブクログレビュー5つきり……新装版は170くらいあるな(´ェ`)ン-…。 まあ、仕方ない。 帝政ロシアの嫌われっぷりが丹念に描かれていた( ´ ▽ ` )ノ。侵略した国々、国内で抑圧されている人々、近隣諸国、みんなこの爛熟・腐敗しきった独裁政権を嫌いきっていたんだね( ´ ▽ ` )ノ。 日本はいわば、猫に鈴をつけにいく代表ネズミみたいなものだったのか? ババを引いた感じだけど、大英帝国はじめ各国が陰に陽に支援の手を差し伸べてくれて、ありがたい( ´ ▽ ` )ノ。 さらに、ロシア国内の革命派らともつながる(小便タレ)明石元二郎のスパイ大作戦( ´ ▽ ` )ノ。 なんか外見的にも後の明石康氏を重ねながら読んでいたけど、血縁関係があるのかな?( ´ ▽ ` )ノ。 (今ぐぐったら、康氏は「キリシタン武将の明石全登の子孫といわれる」とだけあった) 日露戦争に従軍した兵士の生き残りの方が「今も矍鑠としておられ」たことに驚愕(゚д゚)!……まあ、この書じたい昭和46年刊?、45年も前の作品だもんなあ……。 しかし、一体いつになったら秋山兄弟の活躍が描かれるのか……主人公だと思ってたけど、そうでもないのかな? もう、こういう展開になると、序盤の正岡子規の描写は完全に余計だったと言わざるをえないな(´ェ`)ン-… ここまで丸1ヶ月がかり( ´ ▽ ` )ノ。 あと2冊、楽しもう( ´ ▽ ` )ノ。 2016/07/21
Posted by
大諜報の部分が面白かった、まさしくドミノ倒し。 軍艦マーチが日本人の作曲とは知らなかったのでビックリ。
Posted by
作戦の転換が効を奏して、旅順は陥落した。だが兵力の消耗は日々深刻であった。北で警鐘が鳴る。満州の野でかろうじて持ちこたえ冬ごもりしている日本軍に対し、凍てつく大地を轟かせ、ロシアの攻勢が始まった。左翼を守備する秋山好古支隊に巨大な圧力がのしかかった。やせ細った防御陣地は蹂躪され、...
作戦の転換が効を奏して、旅順は陥落した。だが兵力の消耗は日々深刻であった。北で警鐘が鳴る。満州の野でかろうじて持ちこたえ冬ごもりしている日本軍に対し、凍てつく大地を轟かせ、ロシアの攻勢が始まった。左翼を守備する秋山好古支隊に巨大な圧力がのしかかった。やせ細った防御陣地は蹂躪され、壊滅の危機が迫った。
Posted by
- 1