1,800円以上の注文で送料無料

視点をずらす思考術 の商品レビュー

3.3

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2011/12/20

 テレビ・新聞等、特に大手メディアは物事の一面に光を当てているに過ぎない。ということは多少賢い人間なら誰でも了解する事実だろう。しかし、世の中にはそれが絶対正しいと思っている頭の固い人が想像上に多いようだ。正しい正しくないという2元論がよくないとはいわないが、(そもそも、いい悪い...

 テレビ・新聞等、特に大手メディアは物事の一面に光を当てているに過ぎない。ということは多少賢い人間なら誰でも了解する事実だろう。しかし、世の中にはそれが絶対正しいと思っている頭の固い人が想像上に多いようだ。正しい正しくないという2元論がよくないとはいわないが、(そもそも、いい悪いというのも2元論だ)その方法だと、とんでもなく間違った方向にみんなで突っ走ってしまう可能性がある。それは過去の歴史を鑑みれば、火を見るより明らかだ。(明らかに誰が考えても了解できるような場合を除いて)それより、70%正しそうだとか、これは保留しておこうといった態度を取っておいたほうが懸命だろうと個人的には思う。視点をずらすというのは、テレビばかり見てると不可能だろう。読書を通してこそ、参照項が増えているために、複眼的な思考ができるようになるのだ。

Posted byブクログ

2011/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

体験談、実例には面白いものがあるが、何か読者を説得しようとした時に結論ありきになるので上滑りしている。 力を抜いてますよ、と主張している姿に力が入っている、とでも言おうか。

Posted byブクログ

2011/08/07

相変わらずだ。 久々に読んでも、相変わらずだ。 また、自分が思考停止して生きていることを自覚させてくれる。 『レインツリーの国』『図書館戦争』の合間に読んで、この二つは軽い、読みやすい「お話」だけど、この森達也の考えと微妙にリンクするので、なんだか、自分の本の選択絶妙で笑える...

相変わらずだ。 久々に読んでも、相変わらずだ。 また、自分が思考停止して生きていることを自覚させてくれる。 『レインツリーの国』『図書館戦争』の合間に読んで、この二つは軽い、読みやすい「お話」だけど、この森達也の考えと微妙にリンクするので、なんだか、自分の本の選択絶妙で笑える。 昔読んだ『放送禁止歌』などをまた読みなおしたくなった。 攻撃的だった昔の自分を思い出して、今の自分を不甲斐なく思う。

Posted byブクログ

2011/05/22

面白そうなタイトルだなと思って手にとってみました。 内容は、ん~。筆者がこれまでいろいろな雑誌で書いてきたコラムをまとめた本。 僕がいいなと思う点は ○結論を先延ばししたっていいじゃないか ○本を読もう ○みなさん、さようなら。

Posted byブクログ

2011/01/13

出版されたときに購入して、読んだと思ったら読んでなかったこの本。雑誌とかに掲載されたものを加筆修正して本にまとめた形なのでさらっと読める。だから通勤・通学電車とか、そういう時間に読むのに丁度良いかもしれない。森さんの主張に頷く頷かないに関係なく、ふと考えるきっかけや材料にきっとな...

出版されたときに購入して、読んだと思ったら読んでなかったこの本。雑誌とかに掲載されたものを加筆修正して本にまとめた形なのでさらっと読める。だから通勤・通学電車とか、そういう時間に読むのに丁度良いかもしれない。森さんの主張に頷く頷かないに関係なく、ふと考えるきっかけや材料にきっとなると思う。

Posted byブクログ

2010/11/20

[ 内容 ] 空気を読むのをやめてみないか! メディアの常識に従わずに世界を見つめる試み。 [ 目次 ] 第1章 社会の多数派からずれる 第2章 国家を懐疑するまなざし 第3章 多面的矛盾に満ちた「現代の不安」 第4章 あえてメディアをずらして見る 第5章 脱線をおそれないアウ...

[ 内容 ] 空気を読むのをやめてみないか! メディアの常識に従わずに世界を見つめる試み。 [ 目次 ] 第1章 社会の多数派からずれる 第2章 国家を懐疑するまなざし 第3章 多面的矛盾に満ちた「現代の不安」 第4章 あえてメディアをずらして見る 第5章 脱線をおそれないアウトサイダーたち 第6章 日々の暮らしのなかのモノの見方 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2010/07/23

僕のリスペクトする森さんの作品です。 取り立てて目新しいことは書いてないけど、だからこそ森達也、鈍い僕には勇気が湧きます。

Posted byブクログ

2019/05/05

タイトルは思考術だが社会評論。著者はオウム真理教をとりあげた自主制作映画「A」「A2」を監督。 マスメディアには権力性がありしかも自覚がない。メディアの報道は1次元的な見方である。視点をずらそう。

Posted byブクログ

2009/11/01

一番最初の「日本の死刑はどの方法で執行されますか?」とかの部分 はすごいよかったけど…あとは、どうなんだろう。 個人的には、新書で出されると昨今の「新書ブーム」にのっているみたいに思えてしょうがないから、文庫とか他の形態で出してほしかったなぁ。

Posted byブクログ

2009/10/04

とりあえず筆者の熱い思いは伝わってくる 視点をずらすにはさまざまな視点を知る必要があると思うが、その一助とはなるかもしれない本

Posted byブクログ