恋のかたち、愛のいろ の商品レビュー
有名作家の集まる恋愛小説アンソロジー発見! あまり、恋愛物は読まない私ですが、どれも素敵な作品でした。 どのストーリーも恋と気づいてもそれ以上の関係になれない状況でありながら、切なさもあり色々な恋模様を観させてもらった。 中でも、最後のストーリーの角田光代先生の本、どの読者さんが...
有名作家の集まる恋愛小説アンソロジー発見! あまり、恋愛物は読まない私ですが、どれも素敵な作品でした。 どのストーリーも恋と気づいてもそれ以上の関係になれない状況でありながら、切なさもあり色々な恋模様を観させてもらった。 中でも、最後のストーリーの角田光代先生の本、どの読者さんが言うようにかなり印象に残った。短いストーリーだけど、構成がしっかりされている。登場人物がたくさんいるにも関わらず、最後は繋がりが見えてきて完結も良かった。 知り得なかった作家さん、今度は、単独で出している本を読んでみたくなった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2008年の夏に一度、読んた本。 その時は、この錚錚たるメンバーを認識してなかったよなぁ~。と思いながら手に取る。 最初は唯川さん。 「ごめん」唯川恵 P12 たとえば、生き方とか方向性とか、前途とか未来とか、意識でも価値観でもいい、転機というのはだいたいにおいて不運がきっかけとなる。 そうなのか?な? 小手毬るいさん、畠中恵さん、原田マハさん、ヴァシィ章絵さん、朝倉かすみさん、角田光代さんの作品が、一冊にギュッと詰まってて短編だけどおもしろい。 恋って愛ってそれぞれの色や形があって、おもしろいなぁ~と思う。昔読んだ時の感想と今絶対違っている自信がある!私も大人になったもんだ。
Posted by
7人の女性作家の「恋」とか「愛」とかが主題の短編集。短編集のいいところは「初読み」の作家の書いた作品にも気軽に触れることが出来るところにある。お目当ての原田マハの「ブルースマンに花束を」は安定感のある仕上がり。まさに、ある意味、恋だし、色づいた変則的な愛だ。他に期待していた作家さ...
7人の女性作家の「恋」とか「愛」とかが主題の短編集。短編集のいいところは「初読み」の作家の書いた作品にも気軽に触れることが出来るところにある。お目当ての原田マハの「ブルースマンに花束を」は安定感のある仕上がり。まさに、ある意味、恋だし、色づいた変則的な愛だ。他に期待していた作家さんが、いまひとつピンとこなかったり、初読みの作家の作品に興味をもったりで、短編集を味わい尽くした。気になった初読みの作家さんの作品も読んでみたくなる。
Posted by
原田さんの本を探していてたどりついて。原田さんのはもちろんおもしろかったが、角田さんの話もすごくひきこまれた。登場人物が少しずつ重なっていて、おもしろかった。
Posted by
一冊でいろんな作家さんの作品を読むことができて面白かったです。 角田光代さんは初めてでしたが、長編も読んでみたいなと思いました。 号泣男と腹ペコ女が結構好きでした。
Posted by
元銀行員の男たちの話。 六つの短編が収められているが、連作短編だという事に気がついたのは四編目を読み進めていた時だった。
Posted by
短編集。7編を収録 唯川恵「ごめん」/ 小手鞠るい「星月夜」/ 畠中恵「苺が赤くなったら」/ 原田マハ「ブルースマンに花束を」/ ヴァシィ章絵「号泣男と腹ぺこ女 / 朝倉かすみ「掛け星」/ 角田光代「地上発、宇宙経由」 好きなのは以下の3つ。 唯川恵、OLもので安定、ダントツの...
短編集。7編を収録 唯川恵「ごめん」/ 小手鞠るい「星月夜」/ 畠中恵「苺が赤くなったら」/ 原田マハ「ブルースマンに花束を」/ ヴァシィ章絵「号泣男と腹ぺこ女 / 朝倉かすみ「掛け星」/ 角田光代「地上発、宇宙経由」 好きなのは以下の3つ。 唯川恵、OLもので安定、ダントツの面白さ。 畠中恵、ミステリぽくて面白かった。 ヴァシィ章絵、初めて知った作家さん、皮肉ぽい内容で面白かった。他の作品も読んでみたい。 (図書館)
Posted by
あんま印象に残る話がなかった。 しいて言えばブルースマンのキャラは好きだった。あと、号泣男と腹ペコ女の社宅妻生活はなんか外から見る分にはいいけど、中に入りたくないなって思いながら見てた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
7つの短編。 社内恋愛がうまくいかなかった代わりに仕事に打ち込み、独身のまま海外転勤になったとき、送別会ですっきりした気持ち。 海外で子どものいる人と、その時限りの恋に落ちたいと願ったリエコの後悔。 冴えない男に恋に落ちてからかわれた屈辱と女三人のルームメイトに芽生えた友情。 新郎の唯一の親である放浪癖のある義父に想いを寄せてしまった新婦の密かな恋心。 社宅で孤独を募らせていた毎日に、恋愛とも呼べないような映画鑑賞仲間は夫の上司だったほんわか結末。 パッとしない容姿で結婚にも巡りあえずに仕事ばかりの毎日だったが、お見合いで通じ合える人と出会えた瞬間。 携帯メールの間違いからはじまった人々の好きな人に寄せる思い。 最後の角田光代さんのは貫禄がなんか違う感じ。 小手鞠さんと原田さんのはなんかベタベタしてる感じ。 号泣男と腹ペコ女が結構おもしろかった。 なによりも表紙が美味しそう)^o^(
Posted by
始まりはグレーな感じ。読み込んだ唯川さんだもの・・好きです。共感しちゃいますよ毎度、毎度。次二作は・・・×。 続くラストまでの四作は良かった。 元気になれたり、ほんわかしたり。すっかりご無沙汰の恋愛小説で楽しめました。
Posted by