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恋のかたち、愛のいろ の商品レビュー

3.4

42件のお客様レビュー

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2013/08/16

さまざまな女性作家の恋愛短編集。 畠中さんの恋愛短編が気になって借りてみた。 それも面白かったが 一番はマハさん。 この人の描く不良親父は好きだわー。 角田さんのも良かった。 唯一初めて出逢ったヴァシイさんもなかなか味があったので 今度長編読んでみよう。 【図書館・初読・8/1...

さまざまな女性作家の恋愛短編集。 畠中さんの恋愛短編が気になって借りてみた。 それも面白かったが 一番はマハさん。 この人の描く不良親父は好きだわー。 角田さんのも良かった。 唯一初めて出逢ったヴァシイさんもなかなか味があったので 今度長編読んでみよう。 【図書館・初読・8/16読了】

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2013/07/19

何気なく目についたこの本。 短編集なのも気に入りました。 私的にお気に入りは原田マハの"ブルースマンに花束を"です。 初めて読む作家さんでしたが、終わり方とか、お父さんのカッコ良さとか、また他の作品も読みたくなりました。 ただ、角田さんのはどうしても苦手で...

何気なく目についたこの本。 短編集なのも気に入りました。 私的にお気に入りは原田マハの"ブルースマンに花束を"です。 初めて読む作家さんでしたが、終わり方とか、お父さんのカッコ良さとか、また他の作品も読みたくなりました。 ただ、角田さんのはどうしても苦手です。

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2013/07/31
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※このレビューにはネタバレを含みます

図書館にて。 作者陣の顔ぶれが良かったので手に取ってみた。以下、収録順。 「ごめん。」唯川恵 流行った頃の雰囲気を思い出した。よくある恋人に捨てられる話なのかもしれないけれど、一世を風靡した人の貫録。 「星月夜」小手毬るい いや、確かに運命の出会いなのかもしれないけれど、彼女の今置かれている立場や将来を見ないふりをしてロマンチックに家族と会ってほしいなんて言う、子供が3人もいる男を信用できるのか?将来性のない恋はその時だけだから美しいのであって、生活の中に取り込まれてしまえば変わっていくのに…。と、もうこういう話って素敵な話として読めない現実的な自分。 「苺が赤くなったら」畠中恵 同居してる3人に手を出す男を巡る話なんて実はものすごく残酷な話だけど、コミカル。女性たちがみんな、さっぱりしてて素敵。この作家さんてこういう話も書くんだなあ。 「ブルースマンに花束を」原田マハ 「カフーを待ちわびて」を読んでから大嫌いな作家さんだけれど、やっぱり駄目だった。主人公に亡くなった母親を重ねて、最初から彼女の中身など見ていないと思われるマザコン婚約者と、これまた亡くなった妻を息子の婚約者に重ねてふらつく、自分のことブルースと呼べとかいう父ちゃんと、その父ちゃんに初対面からふらつく軽い主人公…。婚約者のどこを主人公が好きになったのか魅力が伝わらないし、あのまま父ちゃんが突き進んでいたら簡単に主人公は落ちていた気がしてならないし。ラスト綺麗にまとめているように見えて何も解決していない。そして父ちゃんも婚約者も好きなのは彼女じゃなくて亡くなったお母さんという…そしてそれに気付かない主人公。結局何が言いたかったんだろう?気持ち悪い話だった。 「号泣男と腹ペコ女」ヴァシィ章絵 大好きだった。まず食べ物の描写の上手な人に下手な小説家はいないと思う。綺麗事ではない、いたたまれない空気の中にもいいこともある。どうしようもない世界の小さな希望。いいとか悪いとかではないよね。 「掛け星」朝倉かすみ 「田代はまだか」以来好きな作家さん。朴訥な語り口が素敵だった。中里さんが魅力的。むらっとくるラストの1文がさすが。 「地上初、宇宙経由」角田光代 この作品を読めただけでもこの本には価値があると思う。どうしてこれだけ限られたページの中でこんな文章が書けるんだろう?ちょろっとしか出てこないのに何度読んでも涙腺の緩むお母さんからの返信のメールのシーン。椿とのデートの後の晶の帰り道のラストシーン。美しい映画を見ているよう。

Posted byブクログ

2013/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

7人、7作。 唯川恵    ごめん 野生時代 2008.1 小手鞠るい  星月夜 書き下ろし 畠中 恵    苺が赤くなったら 本とも 2007.10 原田 マハ   ブルースマンに花束を 書き下ろし ヴァシィ章絵  号泣男と腹ぺこ女 書き下ろし 朝倉かすみ 掛け星  書き下ろし 角田光代 地上発、宇宙経由 中日新聞の携帯サイト 2004.11-2005.3 「ごめん」。ボストンへの転勤の壮行会。 「栄転、おめでとう」がその代わり。 小手鞠るい が、唯川恵の解説を書いている本があった。 こんなところで繫がっていたんだ。

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2013/02/20

読みたい本がないときに、手にするいろんな作家さんによる短編集。 新しい作家さんを見つけるためにはぴったり。今回は畠中・原田・ヴィシィさんのを又読んでみたいと思った。

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2012/12/23

表紙も、可愛い! 中身も、短編で読みやすいし、 胸キュンのお話ばかりです。 大好きなのは、やっぱり原田マハさんのお話。 こんなお話が、私は大好きです。 主人公の気持ちに同化したり、 親の気持ちに同化したり、 そうやって楽しんでいます。

Posted byブクログ

2012/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

恋愛系の短編7編のアンソロジー。原田マハ一気借りの一環で。原田マハ『ブルースマンに花束を』、ヴァシィ章絵『号泣男と腹ペコ女』、角田光代『地上発、宇宙経由』がダントツに面白かった。つーか、それ以外はイマイチ。原田マハ、角田光代はさすがって感じ。ブルースマン、かっちょいいけど、結婚するならやっぱ息子の方で、ほんとこんないい男と知り合えてうらやましい。誰か私に母の姿を見出してくれないものか。童顔、巨乳どっちも当てはまらないからダメか。料理ももっと男受けするものを作らないとな。ヴァシィ章絵は初めて読んだ。さっぱりした文体で好きな感じ。他のも読んでみよう。…地元の図書館、1冊しかなかった…。

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2012/07/12

「ごめん。」 栄転の歓送会で苦い思いをするキャリアウーマンのお話。 きっと彼女はこの先も、罪を悔いて生きるのかもしれない。 そして彼を忘れることはできないんだと想う。 お互いに大事な人を裏切った代償は大きかった。 感情に流されるのが恋愛なのかもだけど、 決して流されすぎてはいけな...

「ごめん。」 栄転の歓送会で苦い思いをするキャリアウーマンのお話。 きっと彼女はこの先も、罪を悔いて生きるのかもしれない。 そして彼を忘れることはできないんだと想う。 お互いに大事な人を裏切った代償は大きかった。 感情に流されるのが恋愛なのかもだけど、 決して流されすぎてはいけないんだと感じさせられるお話でした。 「星月夜」 外国の片田舎で片割れを見つけた留学生のお話。 すごくロマンチックなお話。 最後どうなったのかわからないまま終わるけど それがいい。 現実ではなかなかおとずれないもどかしい恋愛を体験できます。 「苺が赤くなったら」 同じ男に三股をかけられた3人のルームメイト。 苺が1番に赤くなった人が彼を手に入れる―。 最低な彼だけど、絶対譲れないっていう女の子のキモチが リアルに描かれててステキ。 最後女の子の復讐が可愛くてスキ。 「ブルースマンに花束を」 結婚式の控え室で何かを待つ花嫁。 短いお話なんだけど、主人公の葛藤とかがすごく 伝わってきて、コッチまで苦しくなる。 大人だから、わりきる恋もあるんだろうな。 「号泣男と腹ペコ女」 朝のファーストフード店で過食する主婦。 とりあえず、旦那がムカツク。 浮気がばれていないと思ってるのか。 社宅ゆえの気遣いとか、付き合いとか日常で ありえそうな恋愛。 あー、こうゆうかんじで不倫になるんだ。 とか、思う。 こうやって描かれると不倫も全てが悪いわけじゃない気がしちゃうから不思議。 「掛け星」 久しぶりのお見合いに対峙する34歳の栄養士。 芯のまっすぐ通った女性の ういういしい恋愛が描かれててステキでした。 「地上発、宇宙経由」 間違いメールを受け取った大学生…。 すべての出会いは偶然であり、必然であるんだろうな。 赤い糸か、くされ縁か・・・ どんなつながりでも、何か1つが掛け違うだけで崩れてしまう。 大人の儚い恋物語です。

Posted byブクログ

2012/05/08

ちょっとビターな大人の恋のアンソロジー。 角田さんの地球経由、宇宙行きが一番好き。 本当にたいせつなひとには、古典的方法で伝えたいと思う。

Posted byブクログ

2011/11/16

7人の作家の短編集。 ヴァシィ章絵さん・朝倉かすみさんは 初読みでした。 おもしろかったです。 唯川恵、小手鞠るい、畠中恵、原田マハ、角田光代と 人気作家さんの作品集で 満腹感いっぱいです。

Posted byブクログ