JRはなぜ変われたか の商品レビュー
ある方のご紹介で読みました。当時のストーリーとしても興味深く読みましたし,個人的な今の状況や,至近に聞いた話,取り組んでいることとの関係なども意識しながら読みました。それをご覧になられていることからもご紹介いただいたのかなと。 何を大切に思うのか,何をコアとして持つのか,そして障...
ある方のご紹介で読みました。当時のストーリーとしても興味深く読みましたし,個人的な今の状況や,至近に聞いた話,取り組んでいることとの関係なども意識しながら読みました。それをご覧になられていることからもご紹介いただいたのかなと。 何を大切に思うのか,何をコアとして持つのか,そして障害は何なのかなど,それを見通すとともに,軸としてしっかりと持っていることの大切さなども考えることになりました。
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2013.2.10 JR(国鉄)は国の縮図。 NTTの歴史は日本の歴史と通ずる部分が大いにある。 民営化反対の理屈はTPP反対の理屈と全く同じ。 競争原理が働くと利益重視になって安全性などが二の次になって危険、などてんで的はずれな理屈で既得権を守ろうとする人間はいつでもいる。 ...
2013.2.10 JR(国鉄)は国の縮図。 NTTの歴史は日本の歴史と通ずる部分が大いにある。 民営化反対の理屈はTPP反対の理屈と全く同じ。 競争原理が働くと利益重視になって安全性などが二の次になって危険、などてんで的はずれな理屈で既得権を守ろうとする人間はいつでもいる。 「官から民」の流れは必然…水道局も
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国鉄改革の本質とは表面的な財務問題ではなく、企業の価値観、行動原理、社員の考え方の変貌にある。 国鉄民営化後、実質6兆4000億円の債務を抱えたJR東日本の副社長である 著者が20年間で3兆円弱の債務を削減していく過程を描く。
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国鉄からJR変革期に、国鉄の何を換えて大赤字体質を黒字体質に変えたのか。 結論として ・国営企業と言う無責任体制から脱却して真剣に企業改革を進めたこと ・サービスが良くなり、その結果収入が増えたこと ・技術開発により合理化が進んで生産性が大きく向上し、コストが減少したこと ・効果...
国鉄からJR変革期に、国鉄の何を換えて大赤字体質を黒字体質に変えたのか。 結論として ・国営企業と言う無責任体制から脱却して真剣に企業改革を進めたこと ・サービスが良くなり、その結果収入が増えたこと ・技術開発により合理化が進んで生産性が大きく向上し、コストが減少したこと ・効果の少ない投資は控え、巨額な債務を減らしたこと という、非策ではなく、当然の施策をしたことがあげられる 今回この本を読んだのは、自分の会社の社史を把握するため。改革期のトップの考えは今でも役に立つはず。 技術部門にとって、いい言葉があった 「技術のためだけの技術開発であってはならないし、技術開発はあくまでも経営に貢献できることを常に念頭においておかなければならない」
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かつての国鉄の持つ問題点は多々あるが、繰り返し強調されるのは労務政策と官僚主義。 民営化によってそれぞれの打破が実現したが、今またそれらの芽がはびこり始めていると述べられている。
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