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十日間の不思議 の商品レビュー

3.7

21件のお客様レビュー

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ライツヴィルシリーズ…

ライツヴィルシリーズ長編三作目。 行われたトリックにはやや無理があるように思うのですが、読者を引っ張っていく、情報を小出ししていく、でもトリックがバレないようにする、ミステリを書く上での技巧がさすがでした。 どんでん返しもお上手です。 「エラリイにとって」重たいラストも印象的。

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クイーンのライツヴィ…

クイーンのライツヴィルモノ。国名シリーズほどロジックの輝きはないが、名探偵問題も絡んで奥深い作品となっている。

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ライツヴィルものの第…

ライツヴィルものの第三弾。無意識の状態になりその間の記憶がないという友人の依頼を受けてエラリイがライツヴィルへ行く。エラリイのための物語といった感じだった。

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2026/01/15

不思議な小説だった。不穏な出来事がいくつも鼻先を掠めるのだが、それらは大きな事件とはならず、燻ぶりながら気が付けば煙は遠ざかっている。しかし、終盤姿を現す模様はフレスコ壁画のように壮大だが、一歩誤ればトンデモ小説的でもある。作者と探偵の二柱が建屋の崩壊を支え切った本格ミステリだ。

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2023/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2019/12/8読了 本作の動機と手口は、どっかで聞いた事があると思ったら、二階堂黎人『地獄の奇術師』のそれではないか?

Posted byブクログ

2019/03/07

エラリークィーンと言えば、事件解決のための情報は全て読者に提供して、 明確に分離された解決編で答え合わせをする、というスタイルで有名だけど、 この話は一応蹴りがついているように見えるのでちと裏をかかれたよ。

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2018/11/21

「名探偵の苦悩」「後期クイーン問題」の極地。なぜだろうこんなに胸が苦しいのは?そうか。エラリーが大好きで、彼は私のスーパーヒーローだったからだ。 血まみれの友人が記憶喪失で、殺人を犯したかもしれなくて、とりあえずライツヴィルに同行したら、脅迫電話がかかってきて、さぁ巻き込まれて...

「名探偵の苦悩」「後期クイーン問題」の極地。なぜだろうこんなに胸が苦しいのは?そうか。エラリーが大好きで、彼は私のスーパーヒーローだったからだ。 血まみれの友人が記憶喪失で、殺人を犯したかもしれなくて、とりあえずライツヴィルに同行したら、脅迫電話がかかってきて、さぁ巻き込まれて大変!?な話。 人物紹介、家族関係、そしてライツヴィル。地味に物語は進み、突如破綻する。エラリーはいつもの調子で、論理的に解決する。 先に待つのは、探偵の終わり。理性の終わりだ。 エラリーの現実は、これまでの功績など無に帰す。 知らずに「九尾の猫」を数年前に読んでいた私は、その先の苦悩を知っている。そして光も。 愛すべき作品ではないが、エラリーの探偵としての意義を理解するためには重要なファクターであり、避けて通れない傑作である。

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2015/12/13

探偵探偵探偵探偵探偵探偵(ry。地味ながらも9日目の推理のぶっとび具合とラストの趣向が今のミステリへもかなり影響しているのを感じる作品だった。あと鮎川哲也先生のネタバレ解説で笑った

Posted byブクログ

2015/10/01

エラリーがライツヴィルに到着してから八日間に渡って様々な出来事が起こります。ハワードとサリーの恋愛の暴露、謎の脅迫、宝石の盗難事件、墓荒らし、そして殺人事件、これらが一つに繋がる様は心地良いものの、謎を解明する手段に宗教を持ち込んでいるのでピンと来るものがなく、結局微妙に感じてし...

エラリーがライツヴィルに到着してから八日間に渡って様々な出来事が起こります。ハワードとサリーの恋愛の暴露、謎の脅迫、宝石の盗難事件、墓荒らし、そして殺人事件、これらが一つに繋がる様は心地良いものの、謎を解明する手段に宗教を持ち込んでいるのでピンと来るものがなく、結局微妙に感じてしまいます。 また、エラリーは殺人事件が起こる後半まで何もしていないに等しいですし、ラストの行動は非常に自分勝手。本書に於ける探偵の在り方に不満が残ります。

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2014/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ライツヴィルシリーズの3作目。 【あらすじ】 ある夜、エラリーの元に旧大戦中に知り合った知人・ハワードが血まみれの状態で現れた。彼は度々、記憶喪失を体験しており、その最中に何らかの犯罪行為に手を染めたのではないかと不安を持っていた。そこでハワードは、エラリーに監視役としてライツヴィルにある自宅に来て欲しいと持ちかける。 【感想】  記憶喪失中に起こった殺人事件を解明する為にエラリーが活躍するのかな?と思っていたら違った。ハワードには記憶喪失の病気以外にも色々と秘密があるようで、その秘密が元で脅迫事件等が起こり、そこにエラリーが巻き込まれてしまうという展開になっている。普段は事件を解決に導くエラリーが、脅迫事件の対処していくうちに別の犯罪行為の片棒を担がせられてしまう点は滑稽でよい。  最終的には殺人事件にまで発展するが、それが起こるのは物語終盤であるため、謎解きを期待している人は間延びするかもしれない。しかし、エラリーの頭脳を逆手に取った犯罪であった点は面白かった。

Posted byブクログ