チベット旅行記(3) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
3巻はほぼラサ滞在中の出来事及び見聞から得たチベット事情や習俗を記す。 後日落ち着いて書いているため、よく整理されて読みやすい。また、著者の感想を率直に書いているのが面白い。それによるとチベットの習俗や人々は全く宜しからず褒められるところは少ないようだ。こんなところで得るところはあったのか? と心配になるほどだ。 日本で見るチベットの情報はいい加減なものが多く、きちんと書いておかねばという使命感もあって書いているらしい。 次の巻へまだまだ続く。
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明治30年代 鎖国中のチベットに潜入した男がいた 河口慧海 のチベット旅行記 全5巻 3巻は正体を偽り医者として活躍する
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第3巻では、ラサで大学の試験を受け、学生として仏教を学び始めることになります。 ところが、腕が外れた小僧の骨接ぎをおこなったことから、著者が名医だという評判が広まって多くの病人たちが彼のもとに押し掛けてくるようになり、ついに法王のもとへ招かれるにまで至ります。 そのほか、著者...
第3巻では、ラサで大学の試験を受け、学生として仏教を学び始めることになります。 ところが、腕が外れた小僧の骨接ぎをおこなったことから、著者が名医だという評判が広まって多くの病人たちが彼のもとに押し掛けてくるようになり、ついに法王のもとへ招かれるにまで至ります。 そのほか、著者自身が驚きとともに受け止めた、チベットの婚姻制度やチベット仏教の内容についても語られています。
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