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遠き落日(上) の商品レビュー

4.2

12件のお客様レビュー

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子供向けの偉い人の伝…

子供向けの偉い人の伝記なんかを小学生の頃に無理に読ませるより、こっちを先に読ませてくれれば人生変わったのに・・・ってかんじ。 野口英世は偉大な発見をして人を救ったかもしれないが、そうなるためには、地元とかで散々友人にタカって大学に進み、(おかげでこの家は潰れるとこだったようで今も...

子供向けの偉い人の伝記なんかを小学生の頃に無理に読ませるより、こっちを先に読ませてくれれば人生変わったのに・・・ってかんじ。 野口英世は偉大な発見をして人を救ったかもしれないが、そうなるためには、地元とかで散々友人にタカって大学に進み、(おかげでこの家は潰れるとこだったようで今も恨んでいるらしい)うそばっかりついて、人から金を巻き上げて留学中の生活にあてる。それくらいしないと、こういう人にはなれん、ってことかね。

文庫OFF

昔映画になっていたの…

昔映画になっていたので、懐かしさもあって、読み始めました。伝記でよく知られる野口英世のイメージとは大きく違う人物像が描かれています。勉強はできるかもしれないが、経済観念などの生活能力はゼロの男。借金だらけになって、日本を追われるように出てきた男。とてもあくの強い人物のはずなのに、...

昔映画になっていたので、懐かしさもあって、読み始めました。伝記でよく知られる野口英世のイメージとは大きく違う人物像が描かれています。勉強はできるかもしれないが、経済観念などの生活能力はゼロの男。借金だらけになって、日本を追われるように出てきた男。とてもあくの強い人物のはずなのに、なぜか、この本を読んでいても、彼の息づかいが感じられません。従来の間違ったイメージの払拭という点では成功かもしれないけれど、文学作品としてはいまひとつな気がします。まるで野口英世の研究レポートを読んでいるみたいです。真実の

文庫OFF

2025/04/11

https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB01975189

Posted byブクログ

2024/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

壮絶な借金魔で借りた金は返さない。女遊びが大好きで、渡米するためにせっかく借りた金も一晩で使ってしまう。(自分の送別会の費用を自分で出したために、笑) 将棋が好きで弱いが最後は勝つ(勝つまでやめないから、相手が負けてあげる、笑) やりだした研究、勉強は寝ないでもやり通す。母親孝行(父親孝行ではない、理由がある)で、恩義は忘れない。大学の医学部は出ていない(医術開業試験に23歳で合格。大学出の人で合格まで前期試験が3年、後期試験が7年掛かるといわれている。抜群に頭が良い)たたき上げの研究者(東大が嫌い)で数々の賞や勲章をもらい、世界的に有名になった。 単身で、アメリカに渡り、アフリカで黄熱病の研究中に亡くなってしまう。 当時の顕微鏡の性能から、まだ、ウィルスを発見することは不可能であった。英世はウィルスに挑んで命を落とした。 「なにが、なんだか、わからない・・・」 英世が言った最後の言葉だった。 ※アメリカから日本に戻った時に母親のシカを連れて、関西方面に旅行に行く場面があるが、非常に感動した。 この小説を読んで、人間味を感じる野口英世という人物が好きになった。

Posted byブクログ

2023/09/23

野口英世の伝記。 「細菌」の天才であり、「借金」の天才でもある。 決して優れた人格とは言えないが、極貧からの大医学者への成り上がりは、このエゴイストで強引な性格なしではなし得なかったであろう。 借金しても豪遊して全部使い切り、また借金、豪遊の無限ループ。 改名の件は、本書では、...

野口英世の伝記。 「細菌」の天才であり、「借金」の天才でもある。 決して優れた人格とは言えないが、極貧からの大医学者への成り上がりは、このエゴイストで強引な性格なしではなし得なかったであろう。 借金しても豪遊して全部使い切り、また借金、豪遊の無限ループ。 改名の件は、本書では、地元の別の野口姓の赤ちゃんに清作と名付けさせたとあるが、ウィキペディアでは、清作という名の人を野口姓の家に養子に行かせたとある。 どちらでも構わないが、改名するためにそこまでするかと思っていたが、英世の性格ならどんな手を使ってでも改名するんだろうなと、本書を読んで改めて思った。

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2020/05/29

思い描いていた野口英世像が無残に崩れ落ちていく。 しかも、ものすごい勢いで。 友人、恩師など、母を除くすべての知人から金を借りまくって、返す気は一向にない。 それどころか、「自分は偉いから金をもらうのは当然だ」とすら思っている。 育ちの悪さのせいだと周囲の人に思われても...

思い描いていた野口英世像が無残に崩れ落ちていく。 しかも、ものすごい勢いで。 友人、恩師など、母を除くすべての知人から金を借りまくって、返す気は一向にない。 それどころか、「自分は偉いから金をもらうのは当然だ」とすら思っている。 育ちの悪さのせいだと周囲の人に思われても仕方がないくらい、とことん借りまくる。 婚約者の家族から、渡米のための支度金として二百円を頂戴するが、送別会を開いて一晩のうちにそのほとんどを使ってしまう。 このままでは婚約詐欺になる。 英世、絶体絶命のピンチ! しかし、ここまで滅茶苦茶だとむしろ笑えたりもするのである。 幼少時の貧しさ、母シカの根性、会津の風土、そういったものがすべて影響して、偉大な学者・野口英世が生まれたのであろう。

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2016/02/01

野口英世の伝記。 知らないことが多すぎた。 私の知っている野口英世は貧乏な家に生まれ、幼い頃に左手に大火傷を負ったがそのハンデをものともせずに偉人となった人。 だけど、そうなる間の話では遊び人で金遣いが荒く、方々に借金をしていたとか… 野口英世は本人の努力も大きかったが、周りの人...

野口英世の伝記。 知らないことが多すぎた。 私の知っている野口英世は貧乏な家に生まれ、幼い頃に左手に大火傷を負ったがそのハンデをものともせずに偉人となった人。 だけど、そうなる間の話では遊び人で金遣いが荒く、方々に借金をしていたとか… 野口英世は本人の努力も大きかったが、周りの人たちの理解と大きな援助がなければ世に出なかったと言えるだろう。 2016.2.1

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2015/12/19

「生物と無生物のあいだ」にも出てきた野口英世。実際にこの本を読んで感じたのは、この著名人が人格破綻者であり、努力の天才だったんだということ。とにかく金遣いと虚栄心、負けん気が凄まじい。波瀾万丈の人生?成り上がり?とはこの人のことをいうんだろうな。初めて渡辺淳一さんの作品を読んだけ...

「生物と無生物のあいだ」にも出てきた野口英世。実際にこの本を読んで感じたのは、この著名人が人格破綻者であり、努力の天才だったんだということ。とにかく金遣いと虚栄心、負けん気が凄まじい。波瀾万丈の人生?成り上がり?とはこの人のことをいうんだろうな。初めて渡辺淳一さんの作品を読んだけど、性格や人間関係が事細かに調べられ、より身近に感じることで話に引き込まれてしまった。さすが人気作家。下巻が楽しみ。^ ^

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2013/08/02

野口英世の伝記。農村育ちで左手をやけどし、勉学に専念。左手を利用しつつ、いろいろな人から資金を集め、アメリカへ。寝る間も惜しんだ研究で世界医学界の頂点に迫るが、その中のものは後世において誤りだったと証明される。 自ら発表した内容が誤りだと薄々感じつつ、証明もできず、きつい。

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2018/03/10

福島の片田舎でうまれた 野口清作(のち 英世に改名)は、 野口シカという 母親のまずしくあっても懸命な生活によって 支えられた。 祖父、父親は、ほとんど家庭を顧みず・・・・ 酒に明け暮れる生活をしていた。 清作は4歳のときにやけどをして・・ 左手をぼろ布に隠して、ただひたすらに...

福島の片田舎でうまれた 野口清作(のち 英世に改名)は、 野口シカという 母親のまずしくあっても懸命な生活によって 支えられた。 祖父、父親は、ほとんど家庭を顧みず・・・・ 酒に明け暮れる生活をしていた。 清作は4歳のときにやけどをして・・ 左手をぼろ布に隠して、ただひたすらに 勉強に励む少年だった。 そこで、頭角を現していく・・・ 人を頼って生きていく という世渡りの上手な野口清作がいる。 三城潟の八子弥寿平 猪苗代高等小学校の 小林栄 会津若松で、医者を目指して 渡部鼎医師の下で、勉強 ドイツ語 フランス語 英語を学ぶ・・・。 東京で 血脇守之助に 救いを求める。 順天堂 北里研究所 ・・・・ 北里研究所を訪問した フレキスナー教授。 すごろくのような 出世の仕方である。 アメリカに着いたのは 明治33(1900)年12月29日。 清作の持つ特徴は、 集中力は、人並みはずれている。 文章力があり、美辞麗句を並べることがうまい。 語学力に長けている。物怖じせずに話しかける。 借金をする能力・・・人を見抜く能力に長けている。 金銭感覚がなく、 金が入ったり、酒を飲んだりすると見境がない。 計画性というものがないが、 上を目指すことだけははっきりしている。 『遠き落日』 を半分読んで  野口清作のひとなみはずれた 強靭な集中力と 破天荒な生活には 目を瞠らざるを得ない・・。 驚きました。 『一芸は、身をたすける。』 日本にいたら 野口英世にはなれなかった。 夏目漱石の屈折した イギリス生活とは なぜこうも違うのだろうか? 渡辺淳一がこういう種類の本を書くとは・・・ そのことも驚きました。

Posted byブクログ