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おばちゃまはアルペン・スパイ の商品レビュー

3.8

9件のお客様レビュー

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2017/04/05

 この手のジャンルの新しい本ってないのかなと思いつつ、昔読んだ本を読み返しています。ライトなスパイもの。  主人公のミセス・ポリファックスも好きなのですが、CIAサイドのカーステアーズとビショップの2人組がめちゃめちゃ好きなのです。凄腕スパイマスターと有能秘書が、おばちゃまスパ...

 この手のジャンルの新しい本ってないのかなと思いつつ、昔読んだ本を読み返しています。ライトなスパイもの。  主人公のミセス・ポリファックスも好きなのですが、CIAサイドのカーステアーズとビショップの2人組がめちゃめちゃ好きなのです。凄腕スパイマスターと有能秘書が、おばちゃまスパイに振り回される展開バンザイ。  盗まれたプルトニウムを追って、スイスの療養所に侵入です。プルトニウムの描写が細かいなあと思っていたんですが、成程伏線だったのね。このオチは笑いました。  まだ4作目ってこともあり、シリーズ独特の疾走感と、全体のとぼけたテイストと、題材の容赦なさには、手垢がついていないフレッシュさがあります。まだマンネリ感のない、いい時期の作品だなぁと感じます。  相方ポジの青年と、頑張り屋の子供もしっかりいますし。ロビンまたどっかで出ないかな。  あと、ミセス・ポリファックスの空手スキルの高さがすごかった。まあ、このくらい戦闘力ないと、事態は打開できないよねえ……。

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2016/09/05

アルペン・スパイというタイトルなので雪山で何かするのかと思ったら、今回のおばちゃまの任務は、スイスの高級療養所に患者を装って行くこと。任務はなんと盗まれたプルトニウムの捜索。 療養所には明らかにバカンス目的の人やら、おかしな子供やらが入っていて、事態はだんだんおかしな方向に。 お...

アルペン・スパイというタイトルなので雪山で何かするのかと思ったら、今回のおばちゃまの任務は、スイスの高級療養所に患者を装って行くこと。任務はなんと盗まれたプルトニウムの捜索。 療養所には明らかにバカンス目的の人やら、おかしな子供やらが入っていて、事態はだんだんおかしな方向に。 おばちゃまが大人の常識と責任感で事件の核心に近づいていくのは、小気味よい。 周囲のキャラクターも魅力的で大活躍してくれた。周囲の人に信頼されて手伝ってもらえるのもおばちゃまの魅力とか仁徳なのだろう。気持ちよく読める一冊。

Posted byブクログ

2014/09/07

今回はスイスで優雅に保養のはずが、 いつも通り、さらわれたり、閉じ込められたり。 でも、とうとう銃で撃たれてしまったのにはびっくり。 どうぞお大事に。 それにしても、 火かき棒で悪者の頭を殴りつける別のおばあさんもいて、 かなりワイルド。

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2012/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おばちゃまスパイが、なかなか酷い目にあっています。仲間は死ぬし、監禁されるし。ひとつひとつの出来事がさらりと書いてあるから、あんまり悲壮感とか恐怖は感じないけど、おばちゃまの身に起きた出来事を羅列すると、相当恐ろしいでしょ、と改めて驚愕します。 本作は、異国の街角をあちこち動きながらというよりは、数個以内の場所を移動するだけという設定なので、「おばちゃまと一緒に世界を旅する感覚」はやや薄め。 それでも、人物描写のおもしろさでぐいぐいと、本作の世界に引き込まれます。読み終えずに、眠るとことはできないでしょう。

Posted byブクログ

2012/05/03

このシリーズが素敵なのは毎回旅先(スパイ先)で出会う人がおばちゃまによって善い方向へと歩きはじめる事だと思う。今回はプルトニウム盗難であわや世界の危機、というなんだか本格スパイもののような事件だったけどもその根底が変わらないのでいつもの素敵なおばちゃまのお話になってた。

Posted byブクログ

2012/03/12

盗まれたプルトニウムを追って、スイスのセレブ保養施設に潜入したおばちゃま。 シリーズ4作目ではあるが、原作とは異なった順番で刊行しており、3作目で出てきたサイルスはこちらではまだ知らない存在。 正しい順番に直さなくっちゃ。 【蔵書・再読・3/12読了】

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2011/09/03

おばちゃま、今回はスイスの高級クリニックに潜入。中東の小さな国の政変にからんで各国からプルトニウムが盗まれ…。でもほとんど暴力的なシーンがないのがGOOD!!私のおばちゃまは…「小森のおばちゃま」が一番近いかな。大屋政子や平野レミはどうか?無邪気さの部分が私のおばちゃまに近い感じ...

おばちゃま、今回はスイスの高級クリニックに潜入。中東の小さな国の政変にからんで各国からプルトニウムが盗まれ…。でもほとんど暴力的なシーンがないのがGOOD!!私のおばちゃまは…「小森のおばちゃま」が一番近いかな。大屋政子や平野レミはどうか?無邪気さの部分が私のおばちゃまに近い感じだけど、少々田舎くさいけど品のある感じ…がない。やっぱり小森のおばちゃまに軍配かな。ちなみに私の本の表紙は麦わら帽子みたいなのをかぶり、小さな柄の入った七分袖の厳しい顔つきのおばちゃまです。

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2010/10/25

ネタバレあります ○感想 プルトニウムは、手術用手袋をはめてたって触っちゃいけない気がするというか、正しい取り扱いを知らないのが悔しくなる一冊。 ロビンとの出会いが素敵

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2009/10/07

今回は、盗まれたプルトニウムの行方を探って、スイスの高級クリニックに送り込まれたミセス・ポリファックス。危険と隣り合わせの任務のなか、そこでの様々な出会いと絡み合いながら、展開していく面白さに「機転を働かせた」男の子の活躍が光ります…。ついに、ミセスの空手チョップも登場。

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