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人格転移の殺人 の商品レビュー

4.1

17件のお客様レビュー

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2022/09/25

key word・人格転移 誰が誰 入れ替わり 前提条件・言語 突飛な状況、ファンタジックな舞台、癖のある登場人物!面白い!SFミステリー それにしても「これって誰?」って一番怖いかもしれない。メモしながら読みましたよ

Posted byブクログ

2017/09/28

人格が次々と入れ替わるパニック状態の中起きる連続殺人。 一体殺人犯は誰なのか。 もう、このあらすじだけでニヤニヤしてしまいます(笑) 絶対面白いじゃん! そして見事に期待通りの傑作でした。 この人格が入れ替わるという展開の面白さが強烈で、最後までテンポがよく、伏線もきっちりすっき...

人格が次々と入れ替わるパニック状態の中起きる連続殺人。 一体殺人犯は誰なのか。 もう、このあらすじだけでニヤニヤしてしまいます(笑) 絶対面白いじゃん! そして見事に期待通りの傑作でした。 この人格が入れ替わるという展開の面白さが強烈で、最後までテンポがよく、伏線もきっちりすっきり回収。 物語の落としどころも個人的には最高です! とはいえ凡庸な頭の持ち主である僕には目まぐるしい人格移動&推理についていくのは難しく、何度も図のあるページに戻りました(笑) ややこしい!けど素晴らしい! ただ、この小説は理詰めの謎解きや人格の定義などにかなりのページを割いていて、殺人自体は一章分位で終わってしまいます。 なので、極限状態で追い詰められた人々の疑心暗鬼の心理戦デス・ゲーム、おれがあいつであいつがおれでホラーサバイバル!的なものをを期待すると少し拍子抜けするかもしれません とはいえ、かくいう僕がその口だったのにこんなに楽しめたのであまり関係ないかも、ですが。

Posted byブクログ

2017/02/12

 作品解説(カバーより):突然の大地震。気づいた時、僕の意識は他人の身体に入っていた……。人格が入れ替わるという怪現象に巻き込まれ、パニック状態の僕達を、何者かが襲う。犯人は密室にいる六人の身体に次々と移り替わる“誰かの人格”なのだが……。奇想天外な着想で新しい地平を切り拓く西澤...

 作品解説(カバーより):突然の大地震。気づいた時、僕の意識は他人の身体に入っていた……。人格が入れ替わるという怪現象に巻き込まれ、パニック状態の僕達を、何者かが襲う。犯人は密室にいる六人の身体に次々と移り替わる“誰かの人格”なのだが……。奇想天外な着想で新しい地平を切り拓く西澤ミステリの大傑作!  誰もが一度は考えたであろう「もしもあなたが私だったら…」をミステリに組み込んだのがこの作品。  特殊な状況作りのルールに結構なページ数を使っているので、もしかすると途中で読むのが嫌になる方もいるかもしれません。しかし、絶対に途中でやめるなと声を大にして言いたい。まずは上に挙げた「七回死んだ男」を読んでみて、この作品すごく面白いじゃないかと思った方は(絶対そう思うはずですが)「人格転移の殺人」を読んでみて下さい。

Posted byブクログ

2016/01/19

たまたまその場に居合わせた見ず知らずの7人の間で、人格が次々に転移してゆき、その間に起こる連続殺人事件。 元々設定に無理があるので、Why, How はイマイチだけれど、フーダニット的には面白かった。

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2015/02/14

推理小説の類なんだろうけど、殺人事件の推理をするというよりは、読者はこの謎の機械が一体どういう目的で作られたのかって事を悩みながら読むものだったのかー、なんて最後まで来て思ったわけで。なるほどねー、と。しかしこのハリウッド映画のような、ちゃんちゃん、みたいな終わりはある意味、新鮮...

推理小説の類なんだろうけど、殺人事件の推理をするというよりは、読者はこの謎の機械が一体どういう目的で作られたのかって事を悩みながら読むものだったのかー、なんて最後まで来て思ったわけで。なるほどねー、と。しかしこのハリウッド映画のような、ちゃんちゃん、みたいな終わりはある意味、新鮮。

Posted byブクログ

2013/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

素直に面白かった。 そしてややこしかった(笑)。 最終的には一番納得できる犯人で、動機もまあ頷けた。 トリック自体はうーん、やや安易かなぁ。 人物一人ひとりが個性的で読み進めるのが楽しかった。 入れ替わり物でミステリーが書けるんだなぁ。このアイデアはすごい。 西澤 保彦作品で初めて読んだ作品だが、ぜひ他の作品も読んでみようと思う。

Posted byブクログ

2012/08/30

西澤先生お得意のSF設定が面白い。特に今回のお話はこのSF設定と、登場人物や事件の過程で発生する様々なイベントなど、細部までネタが上手くかみ合っててすごい(まぁ、それ前提での伏線で用意したモノだから当たり前なんでしょうが)。 途中から、何となくアレがアレして犯人が…と予想はできて...

西澤先生お得意のSF設定が面白い。特に今回のお話はこのSF設定と、登場人物や事件の過程で発生する様々なイベントなど、細部までネタが上手くかみ合っててすごい(まぁ、それ前提での伏線で用意したモノだから当たり前なんでしょうが)。 途中から、何となくアレがアレして犯人が…と予想はできてましたが、解決編読んで、自分が気づいた以上の細かい伏線と、推理の結果、ピースが綺麗に収まっていて、見事だなぁ、の一言でした。 ラストもオサレな映画みたいで好きです。

Posted byブクログ

2012/06/24

人の中身と外見がコロコロ変わって殺人が起こるので、誰が死んで誰が生きているのかごちゃごちゃになりました。 でも犯人は結構早い段階からわかりました(^ ^) もうひとひねり欲しかった。

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2012/05/05

非常に面白かったです。 人格の入れ替わりというSF要素がキーとなって、誰が誰だかわからないうちに連続した殺人事件が発生していき、唐突にそれが終わる。 そして真相が明らかになり解決方法が明らかになるのはそれからしばらくしてのこと。 解説にいろいろ書いてあったのですが、東野圭吾好きと...

非常に面白かったです。 人格の入れ替わりというSF要素がキーとなって、誰が誰だかわからないうちに連続した殺人事件が発生していき、唐突にそれが終わる。 そして真相が明らかになり解決方法が明らかになるのはそれからしばらくしてのこと。 解説にいろいろ書いてあったのですが、東野圭吾好きとしては、この最後のどんでん返しは良かったです。 面白くて一気に読んでしまいました。 普通のミステリーに飽きた人にはお勧めですよ!

Posted byブクログ

2011/11/05

読み始め、難しい気がしましたが、読んでみると、なかなか読みやすい、分かりやすい。 登場人物が多く、人格が変わるので、困難? と思っていた分、意外で良かったです。

Posted byブクログ