帰ってきたメアリー・ポピンズ の商品レビュー
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あの日メアリーは「オー・ルヴォアール また会うまで」と手紙を置いて去っていきました。 そのとおり、またやってきたのです。 凧にのって!(ぜったいにそんな事メアリーに言ってはいけません。) なんと言っても「わるい水曜日」です! 今度は、いつもお姉さんだからと我慢させられるジェインの反抗期。 ここで村上主義者の皆さんに伝えたいのは『水曜の子どもはなげきがいっぱい』 はい、街壁と同じマザーグースが引用されてますー 飾り皿の中の少年との、とっても素敵なお話しです。 「ロバートソン・アイの話」も最高です!そう、あの役立たずの眠ってばかりのロバートソン・アイがねえ… かしこさを持ち合わせていない王さまに知恵を授けてくれる教授を探すおはなし。まさに含みがありどこか哲学的。出てくる算数のはなし、_6たす7は13でございます。それでは5たす8はいくつでございましょう。_ これ、ピッピも学校行った時、先生に同じこといってたな( *´艸`) 王さまは、教授たちからは教えられず、のらくらものから大事なことを教わるのです。「石は輝きなき星で、人は、翼なき鳥ではないか。」このセリフ、しびれました。 メアリーの去り際もすごかった、メリーゴウランドごと吹っ飛んで行った…
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「メアリー・ポピンズが西風にのってバンクス家を去ってしまってから,子どもたちは彼女の帰ってくる日を心待ちにしていた.ある日,公園でタコあげをしていると,糸の先になつかしい彼女の姿が現れた.ふだんはきびしいナース(保母)のミス・ポピンズだが,彼女が語る物語は,子どもたちを不思議な冒...
「メアリー・ポピンズが西風にのってバンクス家を去ってしまってから,子どもたちは彼女の帰ってくる日を心待ちにしていた.ある日,公園でタコあげをしていると,糸の先になつかしい彼女の姿が現れた.ふだんはきびしいナース(保母)のミス・ポピンズだが,彼女が語る物語は,子どもたちを不思議な冒険へとみちびいてゆく.」
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メアリー・ポピンズが帰って来た! 王さまとのらくらもののお話、今読み返すと、なんかタオイズムが漂っている気がします。
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メアリー・ポピンズの第2巻。 いつも不機嫌でしつけに厳しいメアリー・ポピンズ、でも鏡やショウウィンドウにうつる自分の姿にうっとりするうぬぼれやさん。だから憎めない、読んでいても嫌みがない感じが良い。
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もーーー メアリー・ポピンズ 素敵すぎ。 この1冊で思わす付箋つけたのが 『7 夜の外出日』太陽の語り。 大人になって読む児童書って 滋味が増している事に気付くし 遠回りして答えを見つける事、沢山。
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新しい子がやってくる日のことを、こんな風に描いている物語を他に知らない。 「ブリルばあやが、なにか見せてもらえるものがあるっていってたわ!」
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ジュリー・アンドリュースの映画のラストだけVHSで観たことがある、「人間の理性は感情に勝るわ」って。そのセリフもしゃべるオウムも原作にはなく、もっとそっけなくてでも愛情があって、というメアリー・ポピンズ。この読者に媚びない設定が好きだ。どうしてこんなお話、思いつくんだろう。ああ、英国!
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2010.5月中旬読了。 今回もメアリー・ポピンズは不思議な世界に連れて行ってくれたけど、やっぱり1巻目の方がおもしろかった気がする…
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持っているのは「風にのってきた〜」と「帰ってきた〜」が1冊になっている版で、繰り返し読んだ。うろ覚えの好きなエピソードは、太陽や鳥たちと会話できる新生児が、成長するにしたがって徐々に会話することを忘れていくという話(どっちのエピソードだったか。。。)最後に鳥たちが「そうか。成長し...
持っているのは「風にのってきた〜」と「帰ってきた〜」が1冊になっている版で、繰り返し読んだ。うろ覚えの好きなエピソードは、太陽や鳥たちと会話できる新生児が、成長するにしたがって徐々に会話することを忘れていくという話(どっちのエピソードだったか。。。)最後に鳥たちが「そうか。成長してしまったんだね」と悲しむところが好きだった。
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