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読み上手 書き上手 の商品レビュー

3.6

28件のお客様レビュー

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2020/07/15

「読む力」と「書く力」が互いに強く連動しているということには、とても共感する。この本が説明している、読むだけではなく、「読んだ後に書く」やり方というのは、素晴らしく理にかなった方法だと思う。 「本屋のポップを書くつもりで書く」や、「マンガをノベライズするつもりで書く」など、ちょっ...

「読む力」と「書く力」が互いに強く連動しているということには、とても共感する。この本が説明している、読むだけではなく、「読んだ後に書く」やり方というのは、素晴らしく理にかなった方法だと思う。 「本屋のポップを書くつもりで書く」や、「マンガをノベライズするつもりで書く」など、ちょっと変わった視点での書かせ方も面白い。 齋藤孝さんという人は、本気で、読者がどんな人であっても「読み上手、書き上手にする」ということを目指してこの本を書いているんだなあということが伝わってくる。 出来る人がやればいいとか、分かる人だけ分かってもらえればいいという説明の仕方ではなく、どうやったら誰にでも実践出来る説明になるかということを、とことん考えているんだろうと思う。 ただ、やっぱり、ここで説明されている、トレーニングのための「課題」は、面倒くさいので実際にやる人はあんまりいないだろうという気がする。 この本は特に、学生を中心にした話しが多いので、読書感想文の作文や、就職のエントリーシートをどのように書くかという実践的な内容も多く含まれている。本のテーマ的にも、学生にとって一番役に立つ内容だろうと思う。 推薦文がなぜ書きやすいかというと、自分が気に入ったものを他の人に伝えたり、広めたいという気持ちは、みんなが持っているものだからです。 感想文は自分の感想だけで終わってしまいますが、推薦文は、外に向かって広がっていく文章なので、書きたいというモチベーションがあがります。(p.50) 作家でも三島由紀夫、川端康成、谷崎潤一郎、大江健三郎・・と挙げればきりがないですが、読書量が半端ではありません。大江健三郎などは、小さいときに町の図書館の本を全部読んだというぐらいです。三島由紀夫も尋常ではない量の本を読み、どんなことについても語ることができました。 そういう人達が、本当にレベルの高いものを書いていたのです。素晴らしい文章を書くためには、たくさんの本を読んでいることが絶対に必要で、天才的な書き手は読まなくても書けるのだ、というのは思い上がりもいいところです。(p.121)

Posted byブクログ

2009/10/04

とりあえず本を読もう!文を書きまくろう!と思いました。 皆さんは毎日NNやFNなどで沢山文章書いているので あまり参考にならないかもしれませんが… 今回は「読み上手 書き上手」という本を読みました。 著者は「にほんごであそぼ」の企画・監修を勤めている斉藤孝さんです。 私は3、4年...

とりあえず本を読もう!文を書きまくろう!と思いました。 皆さんは毎日NNやFNなどで沢山文章書いているので あまり参考にならないかもしれませんが… 今回は「読み上手 書き上手」という本を読みました。 著者は「にほんごであそぼ」の企画・監修を勤めている斉藤孝さんです。 私は3、4年前はほぼ毎日3チャンネルを見ていました。 あの番組は佐藤●さんも●で絡んでいてとてもカッコイイ番組。 こんなオシャレな番組を見ながら育っている 今どきの子供はどんな大人になるのかな、 うらやましいなと思っていました。 なので斉藤孝さんの本ってだけでウキウキしながら読めました。 更にこの本はただ読むだけでは無くて宿題が出てきます。 ドラえもんを小説風に書き直してみよう。とか 東大の入試問題を解いてみよう。など 入試問題は自分の考えを200字でまとめて下さい。 という問題で、やってみてインテリ気分が味わえて面白かったです。 文章を書くときは、読み手を意識して書く。 だから読む力と書く力は繋がっている。 色々な視点から読む力を書く力を育てる方法を教えてくれました。 まずちゃんと読む。 この本は何を言いたいか 読んで学んだことは何か 面白かった箇所はどこか などを言えるくらいまで読む。 字に慣れ親しむ。 オススメの本10冊を選んでくれていて 山下和美の漫画や 舞城王太郎のなかなかグロい小説もオススメしていました。 テレビを見ながら読書ができるといっていたのにはビックリしました。 テレビなんてろくな情報が流れていないから、 キッチリ見るのはもったいないと断言していました。 面白そうなものにアンテナをたてる。 そうすると興味は芋づる状に伸びていくから 読みたい本がどんどん広がっていくそうです。 これは読み書きだけじゃなくて、 友達との会話も、仕事も、ものづくりなどでも 色んな場面でいいことがあると思います。 広げるためにはとりあえず沢山本を読んでみようということでした。 広くたくさんの本を読んで、特別気に入ったものをじっくり読めばいいそうです。 読書感想文には引用文を入れる。 引用文を入れると読んでいて面白い文書になるし 引用文を何個なピックアップして、前後の順番を決めて、 それに服を着せる要領で文章を書くと、流れが正しい文章にもなるそうです。 ねじれ文章に気をつける。 主語と述語が繋がりに気をつける。 これは文章を沢山書けば、だんだん直ってくるそうです。 発問をたてて書いていく。 「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」 など発問をタイトルにして成功した本がいくつかあります。 これは「なんでだろう?」と思わせて つい手に本をとってしまうからだそうです。 発問を立てるtp 文章は問いを立てて、それに答えていくのが基本なので 発問を立てつつ書いていくと簡単に書いていけるそうです。 発問が思いつかなければ書く題材の売りを意識して書いていけばいいそうです。 抽象的なところから具体的な場面を切り取っていれる。 そうすると新鮮な情報で感覚が刺激されていいそうです。 たとえば「格差社会ついて書け」だったら 「友人が菓子パンしか買えず、栄養失調で手に黄色いハンテンができた」 など盛り込みながら書くといいそうです。 キーワードを意識して読む。 キーワードは繰り返しでてくる言葉、もしくは本の帯、 まえがき.あとがきなどを見ればパっと気づけるそうです。 読むのが嫌いな人は文字の羅列していて、一様見えるからウンザリするそうです。 でもキーワードが見えると、その付近が大事なところとわかるので読みやすくなるそうです。 評論文のうまい書き方 二項対立式 最初にいいたいことをもってくる いい文章には自分の感性を揺り動かされたもの交える 課題の対象 自分の経験 別のテキスト 課題を否定する。明確な否定ではなくちょっとズラす。 たとえば前座が面白い という課題だっだら 前座は切ないくらいに。 そのときなぜ切なく思えたかも書く。 メモしてから文を書く 箇条書きなど 自分の影響受けた文章も書く。

Posted byブクログ

2009/10/04

なるほど…唸ってしまった。 気鋭の齋藤孝氏が記した小論文講座。 ボブが受け持つであろう小論文の講義、日本語表現の講義の参考に購入。 本書の内容を活かすも殺すもボブ次第か…(≧ ≦)Ω これからレジメ作りです((φ(..。)

Posted byブクログ

2009/10/04

つまり、こうやって感想文もどきを書く事も「読み上手書き上手」への一歩って言うわけで、学生の頃から読書日記をつけておけば良かったなあ、としみじみと思う今日この頃なのであります。 これからエントリーシートを書かねばならない息子に「絶対に読め!」と強く薦めた。

Posted byブクログ

2009/10/04

読みが書きの根本。 書くときはその読みで得られた知識を、上手く織り交ぜる。 だから、まず読みがきちんと出来ていないと話にならない。その力をつけるために例題として東大の現代文の過去問や課題が出され、併せて解説もあり、実践的に学べる本になっている。 ただ、斎藤さんの本はタイト...

読みが書きの根本。 書くときはその読みで得られた知識を、上手く織り交ぜる。 だから、まず読みがきちんと出来ていないと話にならない。その力をつけるために例題として東大の現代文の過去問や課題が出され、併せて解説もあり、実践的に学べる本になっている。 ただ、斎藤さんの本はタイトルは違えど、内容が大体同じなのであまり新鮮さは無かった。

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2009/10/04

目次 1日目  「読むこと」と「書くこと」のつながりを見つけよう―基礎編 読書感想文ほど書きやすいものはない 「読めた」の基準とは何か? 足腰を鍛えるのはどんな本か ほか 2日目  「読み書き」をもっと極めるために―応用編 引用を使った「書く」練習 小説風に書いてみよう テキ...

目次 1日目  「読むこと」と「書くこと」のつながりを見つけよう―基礎編 読書感想文ほど書きやすいものはない 「読めた」の基準とは何か? 足腰を鍛えるのはどんな本か ほか 2日目  「読み書き」をもっと極めるために―応用編 引用を使った「書く」練習 小説風に書いてみよう テキストは想像力を喚起するものを ほか 3日目  今日から読み上手、書き上手になろう―実践編 「書く力」に必要な「読み込む力」 東大の国語入試問題にチャレンジしてみよう エントリーシートを書いてみよう おわりに  「読む・書く」は「話す・聞く」の応用バージョン

Posted byブクログ

2009/10/04

読まないと書けない。 この事実がすごく素敵だと思った。私ももっと本を読みたい。もっとことばを知りたい。そう思わせてくれた。

Posted byブクログ

2009/10/04

作文指導に生かせる書籍である。例題、課題がわかりやすくまとまっている。 実用的であり、サクサク読める内容である。 私が生徒たちを観察して感じること。 読書をしている生徒=文章がすんなりと記せる活字慣れしていない生徒=非常に読解力が低い。手直しが多い。 学級においておきた...

作文指導に生かせる書籍である。例題、課題がわかりやすくまとまっている。 実用的であり、サクサク読める内容である。 私が生徒たちを観察して感じること。 読書をしている生徒=文章がすんなりと記せる活字慣れしていない生徒=非常に読解力が低い。手直しが多い。 学級においておきたい1冊である。

Posted byブクログ